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2020-10

近藤聡乃著『A子さんの恋人』発売中。

最終巻です。

本に挟み込まれている完結記念特別企画としての小冊子『おいしいもの図鑑』があります。その中に4巻で登場した『のり弁』がありました。私も『僕の食物語』で『のり弁』を取り上げた事があります。

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中学の頃の弁当は、今も凝った『キャラ弁』などがブームになっておりますが、母の芸術的意欲をかき立てるのか、毎日、カラフルなお花畑の弁当で、第二次性徴期に入り男になりつつある私には気恥ずかしい弁当でした。

横に座っている友人の弁当を見ると、弁当箱一杯に敷き詰めた白米と昨夜の夕食に出たであろうカレーが乗っておりました。翌日は、敷き詰められた白米に二層になって海苔が乗っている「のり弁」、この2種類の弁当を持って来ておりました。

この無骨な弁当が、毛が生え始めた私の琴線に触れ、半分、弁当を交換し、食べた思い出があります。

美味しいですよねー『のり弁』、カレーを乗せただけの弁当も、冷たい白米に冷たい翌日のカレーが胃に染み渡ります。

聡乃さんの手紙に「ニューョークにも秋が来て、空が高くきれいです。」とあります。ニューョークの冬は寒いと聞きます。コロナもありますから、体に十分、気をつけてお過ごし下さい。

お子様が産まれたら、お受験戦争の様子を作品にして見せて下さい。日本の真面目民族と違う競争があるのではないでしょうか。また、ホーム・スクールの子供達は、どの様なお受験をするのですか?。

楽しみです・・・。

よみうりランド恒例『黄金と誕生石のレソナンス』

期間 10月22日~21年4月4日

会場 よみうりランド

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650万球を使ったイルミネーションの夜景です。
夜景をバックに愛の告白等も宜しいかと思います。インスタ映えもありますので、ご家族でアイデアを考え、撮影に行かれると良いでせう。(画像はよみうりさんのホーム画像をお借りしました。)

アンケート特集『何度も読み返してしまうお気に入りの一冊』

恒例『新刊ニュース』アンケート特集です。

180名の著者が選んでおります。

私はグリム兄弟が発掘、収集されたとする『グリム童話集』で、子供の時に絵本などで出会った話が載っていて、物語の原形に思え、度々、読み返している。

『灰かぶり』などは『シンデレラ』として映画にもなり、幸せに見える結婚をした女性などこの『シンデレラ』の物語を重ねて、マスコミなどが『シンデレラ・ストーリー』と呼んで現在も生きている物語である。

話しが短く、行間から中世のドイツ民衆の生活が、グリム兄弟が民衆では無く裕福層から聞き取った民話であれ、垣間見られて、読み返すのに丁度良い長さになっている。

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もう一冊、自書を上げよのコーナーには『Ph4.5 グッピーは死なない』を上げた。

この漫画作品は、私が時代の中で重要だと思われる発言を、テレビ番組での発言も取り上げ時代別に列挙した作品で、白土さんの近現代まで描きたいとの発言に押されての制作である。

続きを描くことはそれほど難しくは無いが、インターネットが普及し、多くの無署名の発言を収集するのは個人作家の領域を超えるので、続きを描く事は断念した。

それでも日が登り、日が沈む日常は、地球に生きる全人類に等しく訪れており、その積み重ねが続く事は間違い無く、その日常を多くの民が必死に生きている事も事実である。

また、『グッピーは死なない』の続きを描きたい若者が居れば、応援はやぶさかではないと思っている。

 

いきることば つむぐいのち 永井一正の絵と言葉の世界

会期 10月09日(金)~11月21日(土)

会場 ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)

 

日本においてもコロナ禍がいよいよ深刻化してきた頃、1冊の本、『いきることば つむぐいのち』が芸術新聞社より刊行されました。

長年の創作活動のなかから生まれた、永井一正氏の“言霊”と“いきものたち”から紡がれた本書は、まさにこの状況と共鳴し、心にしみるものでした。(ホーム紹介文抜粋)

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コロナによって引き籠りになり、「コロナ圧」が考えを哲学的へと深化させます。

思想家、吉本氏のエッセイに、戦前のアメリカとの関係を巡る開戦前夜の重苦しい時代を、太宰氏のエッセイに読み解きます。

時代は何処へ進むのか、太宰は友人達と重苦しい状況を打ち消すかのように物の名前を「男性名詞、女性名詞」に分けて遊びます。そんなある日、ラジオから日米開戦とのニュースが流れ、今までの重苦しい状況が開戦への道を開いた事で、太宰は晴れ晴れとした気分を味わったと書いております。

選び取った道が良かったか悪かったか、その答えは五年後に判り、また月日を経て答えは多様な解釈に分かれてゆきます。

この「コロナ圧」を開く道は何処に在り、その道は100年後にどの様な答えを用意しているのでしょうか。

 

笹井祐子ドローイング展「風の色・水のかたち」

期間 10月6日~18日

会場 B-gallery

 

第2回TKO国際ミニプリント展2020(東京→京都→大阪)審査員の一人・笹井祐子の当画廊での初個展です。初日夕方、作家を囲んで軽くワインの用意あります。ぜひ、ご参加ください。

コロナ・ビールは置いてありますか。

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笹井さんの壊れたAI写実ドローイング・ソフトのようなデッサン、好きです。

女性の方はタマラ・ド・レンピッカや片岡球子を始め、力強い作品が多いですね。

 

笹井さん、メキシコのコロナはどうでしょうか?

メキシコのコロナは、マスクも付けずにスーパーで買い物していますか?

村上康成の世界展 絵本表現へのチャレンジING&ワイルド・ライフ・アート。

会期 10月3日~11月15日

会場 刈谷市美術館 特別展示室、第1展示室、第3展示室

村上は、幼い頃から川遊びを楽しみ、魚釣りが大好きで、愛知県立芸術大学時代にはヨットに明け暮れ、三河・三谷の海風に染まりました。

以来、自身に染み込む自然界のリアリティーにもとづき、絵本表現を追求し続けています。シンプルな色と形、躍動感のあるページ展開、余白を生かした独特な画面構成。それが村上絵本の醍醐味です。(美術館ホーム紹介文抜粋)

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地球は水の豊かな星です。特に日本は高野辰之作詞・岡野貞一作曲の唱歌『故郷』にあるように、「水は清き故郷」です。

川を描かすと、川を茶色に塗る子供が居る国も在ります。毎朝、数キロを歩き生活用水を汲に行く子供達も居ります。

「水は清き故郷」と、地球人が唄える時代が来る事を願います。

「ちばてつや×森田拳次 漫画家からのメッセージ」

会期 令和2年8月12日(水)~11月15 日(日)    前期:8月12日(水)~9月27 日(日)    後期:9月29日(火)~ 11月15日(日)

会場 平和祈念展示資料館 企画展示コーナー

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日本の漫画界をリードしてきた、ちばてつやと森田拳次。 本企画展では、自身の戦争体験をマンガという表現で伝えてきた二人の歩みと、次世代の漫画家たちが、戦争体験者からのバトンを受け取って描く作品を紹介します。(ホーム紹介文抜粋)

残念ながら「オンライン座談会」の告知日を過ぎてのお知らせです。

 

久しぶりに旅行しておりました。美味しいものが食べられ、楽しかったです。

美味しいものをブログに上げますね。楽しみにしていて下さい。

宮島達男 クロニクル 1995−2020

会期 9月19日[土] – 12月13日[日]

会場 千葉市美術館

 

宮島達男は、LED(発光ダイオード)のデジタル・カウンターを使用した作品で高く評価され、世界で活躍する現代美術作家です。本展は千葉市美術館の開館25周年記念として、首都圏の美術館では12年ぶりに開催される大規模な個展です。(美術館ホームより紹介文抜粋)

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アーティストは、その時代に生まれた物を使い、表現を試みます。古くはカメラ、撮影機にゾートロープやコピー機、インスタント・カメラにビデオ等々と戯れて作品を生み出してきました。

合田さんのポラロイドは、被写体の顔や体にスパンコールを付けてカメラのストロボをたいて撮影します。この光をストッキングをレンズにかぶせ、フィルター代わりに使用し、美しい十字の光をカメラに収めます。マッチョな黒人男性の裸体にスパンコールを付けて踊ってもらうのも、動く彫刻の様で綺麗かもしれない。

デジタルで刻む数字は、私達地球人が刻むニュートン的な時の物差しですね。来る月世界旅行でも、この物差しを使って月面観光を楽しむのでしょう。〇〇製麺の「月見うどん」を食べながら・・・・・。

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