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ザ・ベスト『NHK みんなのうた』発売。

私のアニメの師匠である月岡さんの『北風小僧の寒太郎』は、作曲が福田さんで、作曲が思う様にいかない時は、サーキット場へ行ってレーシングカーをぶっ飛ばす、とても御淑やかなお姉さまです。

『赤鬼と青鬼のタンゴ』は彦根さんで、明治の『カールおじさん』の生みの親です。

まだ年間50億の売り上げがある『明治のカール』を地域限定発売にする明治は凄いですね。生産ラインの問題ですかね。

タイトル- 1

河合奈保子さんが唄った『雨のてん・てん』ですが、雨上がりのアジサイの葉に雫が残っているカットで、スポイトで水を一滴、落せば、雫は出来ると考えておりましたが、考えが甘かったです。セルの防水効果は思ったよりも低く、水が球になりません。

そこで撮影を止め、NHKを抜け出し渋谷東急ハンズに、雫の素材を探しに行った思い出があります。

あの頃までは『みんなのうた』の撮影は七階の特撮室で撮影をしておりました。撮影室には2、3人の作家が撮影しており、各作家の作品を完成前に見ることが出来ました。

七十年代の頃は、イタリアの切り紙アニメ作家も、『みんなのうた』の作品を特撮室で制作しており、奥さんはニューヨークで仕事をしていて、東南アジアで合流して夏休みを楽しむと語っておりました。特撮室は国際色豊かな場でもありました。

手に取りたい方はこちらです。12月14日に入荷だそうです。

NHK「小さな旅 松本隆が歩く新宿」

放映日 本放送:4月16日(日)午前8:00~〈北海道、静岡を除く中部、九州沖縄〉以外の全国

再放送①:4月17日(月)午前11:05~〈関東〉以外の全国

再放送②:4月22日(土)午前5:15~〈全国〉

松本隆さんがアルバムのジャケットに私が描いた「ゆでめん」工場や、当時の新宿三越裏にあり、学生達に人気があった喫茶店『青蛾』を訪ねます。

ゆでめん工場跡には、聖地巡礼で訪れる音楽ファンが多く、「はっぴいえんど」とアルバムの解説文が掲げてあります。

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茶房『青蛾』は、編集者高野氏に連れられ入った喫茶店で、店内はランプが灯り、壁には季節ごとに夢二の版画が飾られておりました。

ここで松本隆さんと、「はっぴいえんど」のレコードジャケットの打ち合わせをいたしました。

右端の青蛾の建物。黄色円で囲ってあります二階で、私は昼寝を楽しんでおりました。

チラシ-2

しかし茶房『青蛾』は、80年代のバブル地上げで立ち退きを迫られ、五味さんは住まいのある東中野へと茶房『青蛾』を移され、現在はお嬢様が引き継がれて今月7日に再開いたしました。

番組詳細はここです。

J・A・シーザー新譜「寺山修司劇中歌少女詩集」

作詞・寺山修司、作曲・J・A・シーザー『少女詩集』です。

ジャケットは、角川文庫で私が描きました表紙絵を使用しております。

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5月11日に発売になります。

詳しくはこちらです。

はっぴいえんどマスターピースOriginal発売

レコード盤はプレヤーが無いと再生出来ないので、CDがついているのですね。

レコードは音がまろやかで、ブランデーの様な音です。

このジャケットは、「はっぴいえんど」のファースト・アルバムですが、私の絵の「ゆでめん」の看板が大きく、発売以後、「はっぴいえんど」のファースト・アルバムは、「ゆでめん」と呼ばれる様になりました。

タイトル-1

この絵の工場は当時、新宿にありましたが、窓に黒いカーテンがおりていて中がみえません。機械の音も聞こえてきません。休みなのかと屋根を見上げますと、煙突からモクモクと煙が出ております。工場は稼働しているのです。
これが高度成長時代の日本を象徴しているようで、絵にしました。

ジャケット-2

ボックスの写真は、忙しさに、ノロノロ走る都電が邪魔になった時代の都電でせう。

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豪華版です。手に取りたい方はここです。

Lampアナログ盤『ゆめ』発売。

レコードと言えば現在、クラブでキコキコと擦り、ラップの音源として使われておりますが、昔は音楽と言えばレコードでした。

針を落す時のノイズが堪りませんでした。

また、モノラルからステレオに変かわった時など、左右のスピーカーの音量を調節する、ドーナッツ盤の音量調節レコードが付いておりました。ピンポン球の音やジェット機の爆音等が入っておりました。

表-11

『喜劇 駅前団地』で、囲炉裏の前に座った近郊農家の地主、伴淳三郎が、土間にひれ伏す住宅公団の役人や大手土地開発業者を前に、伴さんが後に在るステレオ蓄音機を指して「かーちゃん、シテレオかけろや」と言うシーンは、観客の大爆笑を誘いました。

家にステレオ・プレーヤーが置いてあるのが珍しい時代のギャグでした。

裏-2れ

Lampアナログ盤『ゆめ』、5月24日に、代官山 UNITで開催されるコンサート会場で発売されますが、チケットは売り切れております。
コンサートへ行けないがアナログ盤が欲しい方は、6月下旬に発売になりますから、それまでお待ち下さい。

Lampニューアルバム『ゆめ』、2月5日発売。

Lamp6枚目のアルバムです。

音楽ジャケットの仕事は、70年代のハッピーエンドのファーストアルバムから北島三郎、島倉千代子、森進一、ちあきなおみ、クールファイブ、園まり、朝丘雪路さんと数えて何枚になるのでしょうか。

チラシ-1

本人が忘れているのもありますね。ネットで画像検索していたら、こんなのも見つけました。60年代に『フランシーヌの場合は』で大ヒットしました、新谷のり子さんの歌です。忘れていました。

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『ゆめ』発売を記念して「完成披露試聴会&セルフライナー・トーク」が御座います。
『ゆめ』発売予約をされた方々、先着順ですってよ、奥様。
あら嫌だわ、早く予約しないと時代に遅れますわよ、奥様。

CD-2

購入の方こちら

 

江口浩司 抒情歌セレクト~忘れな草をあなたに~

作曲家、江口浩司さんは亡くなられております。

ご遺族が故人を偲び作品集を出され、そのジャケット・カバーに私の絵を使用致しました。

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収録曲は「忘れな草をあなたに」「下町の太陽」、一世風靡した名曲です。他19曲、収録。
「忘れな草をあなたに」を倍賞千恵子さん、菅原洋一さんが歌っております。
私は今も時々、口ずさみますし、カラオケで歌います。
倍賞さんとは70年代、NHK文化の日特別番組で対談を致しました。私、何歳の頃ですかね。まだ、20代ではないでしょうか。

紹介しましたが、残念ながら非売品です。
江口さんのご冥福をお祈り致します。

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