- 2024-03-14 (木) 11:20
- お知らせ
ウクライナのアニメ作家や映画祭関係者たちから、助けを求める声が届いております。
ASIFA本部では、ウクライナの人々、特にウクライナのアニメーション関係者と心を一つにするべく、公式サイト asifa.netに 2つの請願書を掲載しました。
アニメ、映像関係者で無くとも、請願書にサイン出来ます。
オタワ映画祭のディレクター、クリス・ロビンソン氏による請願書です。
https://asifa.net/international-animation-community-stands-with-ukraine/
このページ冒頭の、「SIGN THE PETITION」をクリックすると、以下の請願書サイトが開き、署名することができます。
ウクライナのアニメ協会の請願書ページです。
ウクライナを応援したい高校生もサイン出来ます。
ウクライナの平和の為、映画祭が2022年、ロスアンゼルスで開かれました。
ウクライナのための平和 – この戦争は悲劇です。この戦争は犯罪だ。この悲劇とこの犯罪は止まるでしょう。 (peaceforukraine.org)
International Animated Film Festival KROK – ホーム | Facebook
ロサンゼルスの MiMoDa Studioにて、2022年、8月26日、27日、28日の3日間上映されました。
各国で開かれる予定です。
ロシアのアニメーターがウクライナの平和を呼びかける(2月24日開始) – ASIFA
ロシアのアニメーターも、ウクライナ侵攻に反対しております。
昨日放映の『ソビエトハイウェイ』を拝見しました。
前回と同じく隣国のロシア感です。
『ラトビア』は国民の4人に1人がロシア人だそうです。ロシア人と一緒に飲食をすると「私が好きか?」と聞かれるそうです。
これはどうも社会主義を捨てて資本主義の同盟国になったラトビアへの、ロシア側の問いなのでしょう。
また国境を越えてロシア人が住み付くと次々と住み付き、ロシア人が住んでいるのだからここはロシアだと言い出すと国境近隣の農家の方が発言でしておりました。
こちらは旧ソビエトの社会主義国拡大の方法ではないのでしょうか。
トロツキーがその様な事を言っています。旧ソビエト革命が成功しても中々、社会主義国になる国は増えて行きません。そこで一人、二人と入国し、その国を社会主義国へ変える革命を起こすと、トロツキーが言っていた様に思います。
ラトビアの国民は「ここはラトビアなのだから、ラトビア人として生きてほしい」と締め括っておりました。
プーチンさんの考えもそうなのでしょう。以前愛し合っていたウクライナ女子がNATO君を好きになり、プーチン君の自尊心が傷ついた様です。それで嫉妬に狂いウクライナ女子にミサイルを撃ち込んでいるというありふれた痴話喧嘩なのでしょう。
アンドレ・タルコフスキー監督が恋愛映画にしたら見てみたいウクライナ侵攻ですが残念、彼はこの世に居ません。
ウクライナにしてみれば迷惑な話しです。
欧米が参加してきたらプーチンさん怖いのでしょうね。欧米へ核兵器使用の脅しをかけますものね。
さーロシア国、バラバラになるでしょうか。
ロシア人武装組織「自由ロシア軍団」がロシア国内に居ります。
軍事施設の破壊工作もゲリラの仕事ですが、モスクワなどの都市部の住民を脅かす作戦も重要です。
平和な生活が出来ないと国民は騒ぎます。プーチンさんがその声を抑え込もうとすると、国民は「自由ロシア軍団」に助けを求めるようになります。
自由主義か社会主義かと言った思想は知識層の人だけの問題です。国民は平和な日常を願っているだけです。
ドイツを観なさい。あんなに熱狂的に「ナチス」を支援していましたが、連合国軍に負け始めると手のひらを反す様に連合国軍を支持するようになったでせう。
アメリカの下院議長ジョンソン氏がウクライナ支援金を通すと言ってるそうですから、ウクライナもほっと一息でしょう。
共和党のトランプ氏は中小企業の社長さんという風貌ですが、「アメリカ・ファースト」の発言だけでは本当に中小企業の社長さんですね。
中小企業と言えば我が国の中小企業の労働者の賃金が上がるか?我が国の労働者の大半が中小ですから、ここが日本の正念場でせう。
政府も上がるよう援助しなければいけませんよ。
榎本パソン了一自薦句随想集『桃源記』
私の検索力ではネットで榎本さんの本書を探し出すことは出来ませんでした。
手に取りたい方はご自分でお探し下さい。
榎本さんとは寺山さんの『書を捨てよ街に出よう』の映像化でご一緒しました。
ロケ地は新宿2丁目で、当時はまだ青線の柳並木が歩道と車道の境に植わっておりました。
その中の和風旅館を借りて、男女が抱き合うシーンを撮影するので、室内に絵を描く仕事をしておりました。
71年の制作となると、時代は戦後復興から『総中流社会』へと乗り上げる時代ですから、さぞや華やかな時代ではないかと思われますが、この旧青線跡は何処か懐かしい街並みが並んでいた印象がありました。
寺山さんも忘れ去られたこの街並みが気に入っていたのかもしれません。
玉ノ井なども赤線地帯で、『ガロ』に作品を発表していた滝田さんが住んでいたところで、私娼に可愛がられる滝田さんの少年時代の思い出を当時の『ガロ』に描いていたと思います。
若手でメキメキと腕を上げた作家が大学時代、この遊郭から大学へ通っていた話は、当時の私達の間では有名な噂話であったと記憶しております。
榎本さーん、お元気ですか・・・。日本語の息継ぎと言葉の合わせ方がユニークです。俳句のパロディと謙遜なさらず、映像化やアニメ化など、俳句を別次元へ変換し新俳句のモダニズムを追求して下さい。
一昨日、『アックス』新人賞の選考会で、青林工藝舎まで出かけておりました。
編集部は以前、スズメを飼っておりましたが、ワンちゃん一匹になってしまいました。
このワンちゃんも歳を経て白内障で目が見えないそうで、ぼんやり見える編集諸氏にワンワンと吠えます。
不機嫌なご老人が居りますが、このワンちゃんも不機嫌になっております。
身体のあちこちが壊れて来ると、不機嫌にもなりますね。
『ガロ』編集長の長井さんです。
長井さん、色々ありましたね。白土さんと水木さんが大手の出版社に引き抜かれた時は驚きました。
もう『ガロ』終わりかと思いましたし、長井さんも役員待遇で迎い入れると大手の出版社に言われると『ガロ』は本当に終刊になると思ったものです。
そうなるとつげさんの事が気になり、編集員であった高野氏につげさんの書く場所が無くなるのではと相談すると、高野氏が新しい漫画雑誌『夜行』を刊行しようと立ち上がり、やれやれこれでつげさんのファンの方々に面目がたつと胸を撫で下ろしましたが、何と長井さんが『ガロ』続行を決められたから、今度は高野氏の方の話が宙に浮いてしまい、また一つ難問を突き付けられ、私は困り果ててしまいました。
兎に角、高野氏の立ち上げた新雑誌に新作を発表しようと心に決めて、70年代を走り切ったように思いますが、大手出版社の役員待遇を蹴って『ガロ』続刊を決めた長井さんも老後の事もあるのに弱小出版社の経営を続ける男気に、ハラハラしながら見守る私は新作を頼まれても断り続けなければならないこの身の不甲斐なさを詫びる気持ちでいたのも事実です。
吉本さんの「25時間目の問題」を早書きの出来ない私には、書きたくても25時間を作り出すことが出来ない不甲斐なさに、ただただ両雑誌編集氏に頭を下げるしかありませんでした。
それでも『Ph.4.5グッピーは死なない』を完成させ、長井編集長の元へ届ける事が出来たのは嬉しい事ではありました。
現在も長井さん亡き後、残された若き編集員に押されて新人賞の審査委員を引き受けたのも、長井さんへの恩返しと思い務めさせて頂いております。
「高畑勲と『セロ弾きのゴーシュ』を巡って」
【登壇ゲスト】なみきたかし(アニメーションプロデューサー)×才田俊次(アニメーター)
3月17日(日) 開映 10:00 ~12:40
会場=シネ・ウィンド
大人 \1,900 学生 \1,500 高校生以下 \1,000
https://niaff.cineticket.jp/theater/niigata/schedule#20240317
「こんにちは、賢治さん」
『セロ弾きのゴーシュ』は宮沢賢治が亡くなった翌年の1934年に発表され、今年で90周年。映画『セロ弾きのゴーシュ』(製作:オープロダクション)の上映を軸に、彼が遺した様々な作品、歌を引用しながら「賢治自身がなりたがっていた“自分”」の答えを導き出します
4月29日(月・祝)開演11:00/開演15:00
川崎市アートセンターアルテリオ小劇場
https://www.artericca-shinyuri.com/program2024/detail/0429-02.php
チケット料金(税込)全席指定
大人:2,700円 U25割:2,000円 小・中学生:1,500円
東映時代、高畑さんが長編を担当することになり、私達原画担当のアニメーターを集めて企画会議を開きました。
その会議で高畑さんは、宮沢賢治さんの作品を演出してみたいとの要望を出しました。
私達、動画部も賛成しましたが、高畑さんの宮沢作品のアニメ化は出来ませんでした。
何故でしょうか。宮沢作品を良く読み映像化を考えれば判ります。文字表現と映像表現は違う表現なのです。
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