Seiichi Hayashi Art world

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英訳版『赤色エレジー』
英訳版『赤色エレジー』発売中です。

『夢枕』
パルコ出版の『夢枕』発売中です。

ぬり絵シリーズ 林静一の世界―1「儚夢」
メタモル出版から発売。

大人のぬり絵シリーズ 林 静一の世界―2『雅』

画ニメ『赤色エレジー』
表代作「赤色エレジー」をはじめ、シュールな7作品を収録した中・短編集。

『淋しかったからくちづけしたの』
パルコ出版より、『淋しかったからくちづけしたの』発売中です。

リトグラフ発売中
青林工藝舎よりリトグラフの発売中です。
   
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キューバ・メキシコ交流400年記念個展開催 81

支倉常長さん一行、遣欧使節団がキューバ、メキシコの地に降り立って400年にあたる7年前にキューバ・メキシコで個展を開き、帰国後、ご報告を兼ねてブログを更新して参りましたが、他の要件が多くなり途中で更新が出来なくなりました。

現在、お知らせの多くがコロナ流行に合わせて自粛となり、ブログにてお知らせする事が出来なくなりましたので、その間に支倉使節団400年記念、キューバ日本大使館主催の『トラディショナル・モダンな日本美術 林静一の美人画展』の続きを掲載することにしました。

タイトル-1

コロナ君、仲間を増やし繁栄したいのは人間も同じで判るが、宿主を弱らせ死なせてしまっては、君たちの未来は暗いと言わなければならない。

我々が手本になるから見ていなさい。米国と中国、共に助け合い繁栄する未来を築くから。

ベラクルス大学の『メキシコ交流400年記念野外展と講演』が終わりまして、奥村夫妻と言うと奥様に失礼かな、このご夫婦も夫婦別姓でしたね。

村で行われる祭りを見にゆきます。

記念写真-2

交流ですから色々計画し、より絆を深めなければなりません。
上海電影片から中国の作家を招いた時も、手塚治虫さんのプロダクションからロケバスを借り、東京名所めぐりなどの企画を致しました。
協会費が潤沢では無いから大変です。

デパートでの講演会を終え、二次会会場へと移動する時、新宿の歌舞伎町を通りましたが、扇情的な看板が目立ちますので中国の作家の方々、自らの目を手で覆い見ない様に歩かれたのが印象深く記憶に残っております。

ヨーグルト-4

村に向かう前に『バニラ・アイス』の美味しい店に立ち寄り、アイスを買い求め車中で食べました。美味しいです。
メキシコの方も通勤前に立ち寄り、買い求める店です。ハラパに行かれたら見つけて下さい。ベラクルス大学の近くです。

村に着きますと、キリスト像が棺に入り並べられております。
牧師様が祈りを捧げ、敬虔な村人信者がキリストの棺の周りを囲んでおりました。

サント・マルコ-5

葉や草花で覆われた珍しい棺に目が行きますと、もっとよく観察したいと信者の間に割って入り、写真のシャッターを押します。
近代人の悪い癖です。興味のある物へ直線で行動します。
厳かな儀式ですから目立ち、祈りを捧げている牧師からじろっと睨まれました。

また、山車の様な大きさは無いのですが、自転車ほどの飾りをほどこした山車があり、その美しさに写真に収めたのですが、旅行から帰り確認しましたが何処にもありませんでした。

キリスト-6

以前、このブログでも紹介しましたが、地方の個展でお伺いした時も、雛祭りの人形が何度、撮影してもボケて写りました。
意地になって近づきシャッターを押しましたが、ボケた写真しか撮れず首を傾げたことがあります。不思議です。

では・・・。
「メキシカン・ロック GOGO GOGO」

大・タイガー立石展

会期 4月10日~7月4日

会場 千葉市美術館

1941年、九州・筑豊の伊田町(現・福岡県田川市)に生まれた立石は、大学進学のために上京。63年の「読売アンデパンダン」展でデビューし、翌年には中村宏(1932年生)と「観光芸術研究所」を結成。和製ポップ・アートのさきがけとして注目を集めました。

65年からは漫画も描きはじめ、「タイガー立石」のペンネームで雑誌や新聞にナンセンス漫画の連載をもつまでになります。

60年代末から多くの子どもたちが口にした「ニャロメ」ということばは、赤塚不二夫(1935-2008)と交流があった彼の造語でした。(ホーム紹介文より抜粋)

2021tiger_flyer-907x1280 (1)

私より四歳、年上の方です。56歳で亡くなれたのですか、残念です。

まぁー、色々な事をなされていたのですね。楽しかったでしょう。

その楽しさが溢れております。

画面を埋め尽くす画風は田名網さんと似ておりますね。

御存命なら、『少年ジャンプ』の表紙など担当されていたら、面白かったのに・・・。

 

長編人形アニメーション『JUNK HEAD』劇場公開のお知らせです。

この作品は堀貴秀監督が2009年より、前半30分を内装業をしながら一人で制作し、一度短編作品として2013年に発表した後、投資を受けて数人のスタッフと長編として2017年に完成させたものです。

あれから4年、紆余曲折がありましたが、劇場で公開されることになりました。ぜひ多くの方に、大きなスクリーンで見ていただきたい作品となっています。

アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、池袋シネマ・ロサで実際に撮影に使われた人形や絵コンテの展示、関西ではアップリンク吉祥寺にてロビーでのメイキング上映もされています。

ちなみに川崎チネチッタは堀監督が外装、内装を手掛けた映画館となっております。

また、劇場パンフレットは堀監督が自費出版したもので、キャラクター設定だけでなく撮影機材の解説含むメイキング資料満載の56ページ、オールカラーとなっています。

公開日時と劇場名が記されておりませんね。

 

アニメは制作時間がかかります。

アレクセイエフの『禿山の一夜』は、七年掛かったとありましたから、アニメは映像の宝石と言われる所以です。

『禿山の一夜』はピン・ホール撮影と言われ、フランスのアヌシーで拝見しましたが、ボーリングの玉ほどの球体が何本も杭に止められ、その球の影を集めて撮影されたと説明しておりましたが、どう撮影したのかさっぱり判りませんでした。

カナダの砂絵で動かす、カフカの『変身』も映像を見ていて大変だろうと思いました。銀髪の綺麗なお嬢さんが制作しておられて、今はおいくつに成られたのでしょうか。

砂絵のカフカ原作の『変身』、完成したのでしょうか・・・。

中里介山「大菩薩峠」明滅するユートピア

会期 4月3日~6月12日

会場 日本近代文学館

チラシ- 1

中里介山の「大菩薩峠」は、日本の近代文学のなかでもたいへん特異な、不思議な位置を占める大長編です。1913(大正2)年から始まって、1941(昭和16)年まで28年間も書きつがれ、しかも未完に終わりました。

理由のない不条理な殺人から始まって、江戸末期、盲目の侍・机龍之助を中心に夥しい数の人物たちを登場させ、終わりのない物語がくりひろげられます。

泉鏡花や谷崎潤一郎らが高く評価し、1920年代半ばにはベストセラーになって演劇や映画にも取り上げられています。

災厄と混乱のつづく21世紀にあらためて「大菩薩峠」を読み返したらどうなるのか、みなさんとともにその文学の可能性について考えてみたいと思います。(ホームページ、編集委員 紅野謙介氏の紹介文より抜粋)

 

面白い企画ですね。六十年代当時の漫画雑誌『ガロ』の周辺に居た、評論家の口から出ていた小説でした。
冒頭の母娘を切り捨てるところから始まる未完の大作は、読みたいと思わせる悪魔的な魅力がある作品です。

戦争へ向かう日本の時代と重なるところも興味深いです。私も処女作『吾が母は』の、続編を書かなければならない状況になるのでしょうか。

私の詩画集『紅犯花』は「目ン無い千鳥の目は何処に・・・」の詩から始まります。

 

同時開催 川端康成と「文藝時代」の人びと。

合田ノブヨ「花ぬすびと」展

期間 4月3日(土)~ 4月25日(日)

会場 Galerie LIBRAIRIE6

 

合田ノブヨさんの個展です。

押し花と絵のコラージュです。綺麗ですね。

合田さんは合田佐和子さんの次女として生まれ、お母様の才能を受け継がれております。

チラシ- 1

お母様とは20代の頃、対談致しました。女手でお子さんを育てあげた力はどこにあるのだろうと、スタイルの良い姿を見て思いました。

お母様とお酒を飲みましたが、楽しい話題が多く、絵を描く同じ立場の仲間として、気が合う楽しい酒宴だったと記憶しております。女性として仕事での苦労話は、同業者ですが男と女では違うなーと驚きもしました。

亡くなる前に電話を頂き、話し方がおぼつかない状態でありましたが、私を忘れずにいてくれたことに感謝しております。

ノブヨさんからお母様の話しを聞きたいです。

「東京TDC賞2021」

期間 4月01日(木)~5月29日(土)

会場 ギンザ・グラフィック・ギャラリー。

 

4月恒例の東京TDC展。昨年はやむなく夏に会期を変更しましたが、今年は4月に戻り2ヶ月間にわたり開催できる運びとなりました。コロナ禍でコンペティション開催が危ぶまれるなか、例年を上回る3750の応募作品(国内1947・海外1803)が35カ国から寄せられました。その成果を披露する本展では、受賞作品&ノミネート作品、122作品が展示されます。(ホーム紹介文より抜粋)

名称未設定 1

最近、見ました詩ですか、平面アートですか、漢字二文字の間を少しづつ変化させて繋げている作品を見ました。
描画ソフトに『イラストレーター』と言うのがありますが、そのツールに違う図形を形を変形しながら繋げるのがあります。
それを使って繋げたような作品で、面白かったですね。

コンピュータの出始めの頃、外国の映画祭で見た作品に、裸で四つん這いになった女性の絵とテーブルや椅子などの絵を繋げて、裸の女性が徐々にテーブルや椅子になる作品があり、コンピュータが動かしますから感情が無いと言いますか、乱暴な動かし方になり、見ている人間からはサディスティックな感情が沸き上がるのを覚えます。江戸川乱歩の『人間椅子』のような物語りが浮かび、感心したのを覚えております。

二つの漢字、『怒』から徐々に変化して『笑』になると、見ている方も顔がほころびます。
タイポも生き物のように時代と共に変化して行きます。

映画ポスターの革命。ポスター人気投票企画結果発表。

期間 3月19日~6月20日

会場 鎌倉川喜多映画記念館、特設コーナー

 

三月にブログでお知らせした『アート・シアター・ギルド』で上映された映画のポスター展です。

私が東映時代に開館し、映画好きなファンを魅了し、大衆娯楽映画とは一味違う、今では映画監督に成りたいと思う若者の多くが思い描く監督像の作品を、上映しておりました。

フランスで花開いた『ヌーヴェル・ヴァーグ』の作家を中心に、『松竹ヌーヴェル・ヴァーグ』の大島渚や篠田正浩、吉田喜重の我が国の若き監督達も発表する場を得て、次々と作品を生み出した時代でもありました。漫画雑誌『ガロ』も似たところがありますね。

チラシ-1

また当時は、映画からテレビへと大衆の楽しみが移りつつあった時代で、そこへ登場した新しい作品群は、映画ファンのみならず多くの人々の耳目を集め、映画産業の行く末を占う映画運動となっていたのも事実です。

それに作品上映前に、これも当時、目にすることが少なかったセル・アニメ以外の素材で作られた短編アニメーション作品が上映されておりましたから、東映動画に勤めていた私には、プロとして大変、刺激を受け、参考になりました。

背景課に入り勝手に自分で背景を描く様なこともして、課長から「スタンド・プレーはするな」と釘を刺された事もありました。

受賞-2

それから十年は経ったのでしょうか、刺激を受けたアート・シアターから実相寺監督作品『曼陀羅』のポスター制作の依頼をうけ、描く事になりました。葛井プロデューサーから外国映画祭への出品も決まっていると伝えられ、差別化の意味を含めて、日本の意匠が出るよう努めて描いた記憶があります。

それが今回の回顧展で、『お気に入りの映画ポスター投票』が有ることも知りませんでしたが、なな、何と、来館者の人気ナンバー・ワン・ポスターになるとは、思ってもおりませんでした。

一票を投じた来館者の皆様に深く頭を下げさせて頂きます。有難う御座いました。

『アート・シアター・ギルド』で上映された作品の精神は、今も世界の映画製作者の心に燃え続けております。

 

桑原茂夫個人誌『月あかり』第七巻発売。

桑原さん、快調ですね。

表紙絵を描かれている井上さんの映像作品をベラクルス大学で上映したところ、オノ・ヨーコさんの強烈な叫び声の唄が、大うけでした。

ベラクルス大学には映像科は無いのですが、画家ダリと組んだアート映画『アンダルシアの犬』のブニュエル監督の学校がハラバに在ります。

ブニュエル監督に学んだ生徒さん達が教えているそうです。

名称未設定 1

ブニュエル監督の『ブルジョワジーの秘かな楽しみ』は、70年代の我が国では『総中流』社会の出現と言いますか、主婦の90%が他の家庭と同じものを持っていると言う事で、上、中、下で言うなら中流ではないかと判断した結果の中流社会ですが、先進国の皆が中流階級の出現を果たした時代に制作された作品で、この映画で英国作家の作品を揶揄しております。

しかし時代は複雑で、揶揄された英国作家の写実は、写真を写した『ハイパー・リアリズム』絵画の出現で、具象画は皆、精緻な写実時代へと進んでゆくから時代の流れは中々読み切れません。

これにハリウッドの3D映画の台頭で、増々精緻な具象の世界へと突き進んで行きますが、裸眼と言いますか、肉眼に見える社会への眼差しは曇って行くばかりです。

摂書『Ph.4.5』でも描きましたが、具象絵画の精度、密度は自然科学に引っ張られることは、ダビンチの自然観察デッサンを見れば判ることです。

時代はナノ・レベルへと進んでおります。昨日のNHK番組のコロナウイルスが細胞を破壊して行く4K映像は、コロナ関連のニュースに度々登場する静止画のコロナでは無く、細胞に攻撃を仕掛け、細胞同士の繋がりを絶ち、細胞内の核を攻撃して行く、息をのむ画像でした。

また、画像を見つめる専門医師の食い入るような眼差しが印象に残りました。増えて行く白い球体は何なのですかね・・・・。

桑原さん、元気にご活躍下さい。

木村裕治展「落穂を拾う」

会期 3月23日 – 4月24 日

会場 クリエイションギャラリーG8

チラシ- 1

木村裕治は、武蔵野美術大学造形学部を卒業後、森啓デザイン研究室、10年間在籍した江島デザイン事務所を経て、1982年木村デザイン事務所を設立。アートディレクターとして創刊号から参加した『Esquire日本版』をはじめ、『翼の王国』、『ミセス』、『ハイファッション』、『和樂』、『暮しの手帖』、『朝日新聞GLOBE』といった、数々の雑誌を中心に、書籍、新聞など、日本のエディトリアルデザインを牽引してきました。(ホーム紹介文より抜粋)

今日のニュースに、フロリダにある店に客が詰め掛けた為、店を閉めなくてはならなくなったと伝えておりました。

コロナで部屋に閉じ籠っていたいたのが春休みになり、街へと繰り出したのでしょうか。

さて日本はどうでしょうか。

 

名古屋で「小田部羊一が描く「アルプスの少女ハイジ」の世界」開催

期間 3月24日(水)~29日(月) 10時~21時(最終日は17時閉場)

会場 丸善・名古屋本店6Fギャラリー(名古屋市中区栄3-8-14)052-238-0320

入場無料

小田部さん描き下ろしのハイジの絵の販売に加え奥山玲子さんの版画も展示、販売いたします。

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