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清川妙著『万葉恋歌』

帯に「新元号 令和の出典 万葉集」とあり、新天皇の即位につき急きょ復刻発売です。

女性誌の挿絵を担当していた頃、万葉集に源氏物語、伊勢物語と、古典を描く様になりました。

フランスではアングル等が古典派画家として有名ですが、古典派の画家は、歴史の教養を必要とされる、ちょっと特殊な画家で、他の画家から一目置かれる存在です。

それは、この画家、どの時代を描いているのか、あの時代だと、着物の模様が変だな等々、描かれた作品が何時代か、絵を見て判らないと古典派画家として失格ですから、時代考証と言う知識を持ち合わせていないと古典派画家と呼ばれないことになります。古典派で無くとも具象画には付きまとう鑑賞目の一つです。

表紙-1

これは絵に限らず時代小説も舞台の時代劇も映画も同じです。これが中々大変で、映画、演劇監督などは美術部の仕事と割り切って任せてしまう人も居りますが、加藤泰監督が話された新作の構想などは、役者を選ぶ段階からその時代への加藤さんの時代解釈が入っておりますから、制作部任せとはいきません。

残念ながらこの作品は映画として完成を見る事は無く、加藤監督はあの世へと旅立たれました。この作品、観たかったです。邦画時代劇の異色作となった事でせう。

私も万葉を絵画化するにあたり、その時代への思いを込めております。身長を伸ばすことやピーコック革命を体験した世代として、男性衣装に時代への思いを込めました。

カット-2

そのような事を考えて観て頂ければ、もうすぐ産まれる令和生まれとして幸せです。

まだ買えませんね。5月13日、入荷となっております。

手に取りたい方はここへ行かれて下さい。

川勝徳重著『電話・睡眠・音楽』(リイド社刊)

川勝さんは、夏目房之介さんの教室にもぐりで受講していたようです。

「著者解題」のインタビューの中に、私の1973年刊『夜行』に書いた『鱗粉』のコマ割りを参考にしたと出ております。

『鱗粉』は、双極性障害の母と暮らす青年の苦悩を描いた作品で、現在の介護の問題に通じる内容となっております。狭い一部屋の中での母と息子、その葛藤のコマ運びに注目したようです。

表紙-1

推薦者、小西康陽氏は、「この作品にふさわしい言葉をようやく思い出しました。ヌーベルバーグ。それです。」と帯に書いております。

第12回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品です。

手に取りたい方は、こちらです。

『新刊ニュース』恒例アンケート特集「人気著者のオススメ! 〇〇がもらえる一冊」

今回は、伊丹十三さんの『ヨーロッパ退屈日記』(新潮文庫刊)です。
伊丹さんとは、テレビ『11PM』でご一緒しました。伊丹さんのショート・フィルム『二日酔い』は面白いですよ。私はビートルズの『レット・イット・ビー』から着想をえたアニメ作品を制作しました。

私の作品を見た伊丹さんが、アニメを作りたい顔をしておりましたが、声をかけ合う事も無くテレビ局を後にしました。
伊丹さんがアニメを制作していたら、きっと面白いものが出来たのではと、あの時の出会いに声を掛けなかったのが惜しまれますし、早すぎる死が残念です。

表紙-1

現在、大衆大航海時代ですが、伊丹さんの『ヨーロッパ退屈日記』は、そのちょっと前の海外旅行のエッセイで、チップはどれくらい渡せば良いのかとか、スパゲッティは蕎麦の様にすすって食べてはいけないのかは、伊丹さんの劇映画『タンポポ』にも出て来ますが、色々薀蓄も混じり、ちょっと懐かしい海外旅行のエピソードが面白く、品と教養のある旅行日記です。

本文

『新刊ニュース』手に取りたい方はここです。

中国語版『寺山修司少女詩集』装画を担当

寺山さんの詩集が中国で出版されました。

検査終了のラベルが貼られた小包が届き、まるで薬物密輸の郵便のようです。

中国からの郵便物は皆、調べられるのですかね。

荷物-1

本文をお見せ出来ないのが残念ですが、中国の詩の表記は横書きです。

ちょっと新鮮な驚きです。

韓国も横書きですかね。確か中国の党大会の垂れ幕を縦書きにしたのは日本人と聞きましたが、この本の表紙のタイトルも縦書きですね。

本-2

残念ながら日本では買えません。唐詩さん、メールで送って頂いた中国でのネット販売アドレスを紛失してしまいました。このブログを見ていたら、お手数ですが再度、送って下さい。

漫画誌『アックス』第20回新人賞選考結果発表。

漫画誌『アックス』発売から20年経ちました。

多くの漫画家が巣立っております。巣立った作家が、日本や世界の漫画界に新しい波を起こせば、審査員冥利に尽きます。

表紙-1

選考会の前日、都心で打ち合わせを兼ねてお酒を飲んでおりましたから、選考会当日の今日は二日酔いです。

扉-2

以前、二日酔いで店に入ると、坪内さんから「二日酔いとは若い!私などはいくら酒を飲んでも、二日酔いにならない。」と言われたが、坪内さんは体から酒が抜ける事が無いから、二日酔いにならないだけでしょう。

この日も酒を口に運ぶと、審査員の一人クリハラタカシさんに、「迎酒ですね」と言われてしまいました。二日酔いを治すには、これが一番です。飲んでー飲まれてーー、です。

選考会詳細はここで。

モントリオールのD&Q社より、『赤色エレジー』のペーパーバック版発売。

この漫画にも描かれておりますが、アニメーターという言葉を知っていた人は当時、何人居たのでしょうか。

表紙- 1

アメリカのオーディション番組で、エントリーして来た若い女性が、将来何になりたいかとの審査員の質問に、日本で少女漫画家になると答えておりました。

現在、日本のアニメ、漫画は、世界で有名ですが、日本のアニメーターは、生活が豊かになったのでしょうか。

絵-2

はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る  石川啄木『一握の砂』

詳しくはD&Q社ホームで。

インスタグラム、フォロワーになれます。

アマゾンでも買えます。

 

 

山形季央 編集・著『日本のグラフィク100年』

明治から100年です。分厚い本です。

山形さん御一人で編まれたのですか、大変でしたね。

本-1

私のは、天井桟敷の『邪宗門』ポスターが収録されております。

女性の下腹部には「大入」のご祝儀袋が貼ってあったのですが、「このポスターいやらしいぜ」と、下校時の小学生が皆、剥がしてしまったと劇団員の方が話してくれました。

まったく都会の子は可愛げがありません。

ページ-2

詳細はこちらです。

『四季の七色 林静一と12人の俳句』出版。

俳句雑誌『俳句四季』に連載しました画文が、絵はがきになりました。

俳人は金子兜太氏他11名の、俳句界で活躍されている著名作家の方々です。

表紙-1

葉書になっておりますから、親しい方や日頃の非礼を詫び、旧交を温めあう便りとしてお使い頂ければ嬉しく思います。

一月などは年賀としてもお使い頂けますね。

ヤシの木が描かれた絵は、キューバの女性達に人気がありました。

葉書-2

連載時の絵に添えられた文章も付いております。

文-3

お求めは『東京四季出版』ホームまで。

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