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末井昭著『自殺会議』

「まえがき」に、僕が自殺の事を書くようになったのは、母親が愛人とダイナマイトで心中していて、そのことをまるで仇でも取るかのように書きまくっていたからです。と末井さんは書いている。

この激しさは親譲りなのか、火の点いたダイナマイトを背負いながら走る末井さんを見ているとそんな気がしてならない。

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近年で私の親しい人が自殺をしたのは西部さんです。娘さんと別れ玉川へ向かわれ、入水自殺をされました。

前年、西部さんとお会いした時に私の耳元で話をなされたことが、江藤淳さんの自死と何処か重なる西部さんの死に、毒杯をあおったソクラテスの意思に通ずるものを私は見ております。

手に取りたい方はここです。

森鴎外「舞姫」とその時代

会期 6月29日~9月14日

会場 日本近代文学館

発表当時の小説界や愛好者達の反応。資料を読みながら「この人、トンチンカンな事言ってるねー」とか、読むと面白いですよ。

留学したベルリンの当時の様子など、ムービーだと判りやすいですね。

また舞姫のモデルとなったエリーゼさんの生活なども判ると、面白さが深まります。鴎外と知り合い、日本までエリーゼさんは来ておりますから、恋仲の関係になっていたのでしょう。

でも、日本までの旅費は誰が出したのでしょう。森家は追い返してしまいますが、シベリア鉄道で来たのですか?、大変ですよ。

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樋口一葉が亡くなった時、鴎外さんは軍馬に乗って一葉が住んでいた家の前まで来て、馬上から最敬礼をして立ち去ったと、若い頃に読んだ記憶があります。鴎外さん馬に乗れるのです。かっこ良いです。

エリーゼさんを追い返す森家ですから、鴎外の妻と母の所謂、嫁姑の戦いは凄かったのか、本棚に山崎國紀編『森鴎外・母の日記』(三一書房刊)がありますが、まだ、本を開いたことがありません。

鴎外のお嬢様、茉莉さんから「林静一が描く家具が怖い」と言うお言葉を頂いたことがあります。

現在くすぶっている問題に『高瀬舟』で描かれた「安楽死」の問題があります。老いた母や父の介護と自殺ほう助など、現在のニュースでよく見かける事件ですね。この問題はまた、時をあらため考えてみたいと思います。

版画に見る昭和時代 1

期間 8月15日~25日

会場 上野の森美術館

美術館が所蔵している作品展で、私の作品も展示されております。

1970年の制作ですから、私が25歳の時の作品です。版画はコロタイプです。

長い間、この作品は大阪万博記念に企業が企画したものとばかり思っておりましたが、「ディスカバージャパン」キャンペーン企画『人間と文明』であったと、20年ほど前に知りました。新聞一面の上段に世界の識者の論文、下段に絵画が入った広告です。

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後日、それらの絵画を版画にしてまとめ、非売品として企業の関係者に贈呈されました。他の作家は宮本三郎さん他十名ほどの画家で、全ての画家の版画が違う版画手法となっている、凝った造りの版画集です。企業主は『富士ゼロックス』です。

作品-

非売品ですからお持ちの方と出会う事はめったにありませんが、一度だけ、「私、版画集を持っております。」と言葉をかけられた方が居られました。

お近くを通られましたら、足をお運び下さい。

 

『新東宝 創造と冒険の15年間』

『来なかったのは軍艦だけ』と言われた『東宝争議』は、東映動画の時代、先輩の組合員に聞いて知っておりました。

長引く労使間の争いに俳優の大河内伝次郎が長谷川一夫や山田五十鈴、原節子、高峰秀子等と『十人の旗の会』を結成、映画製作再開へと動き出しますが、第一組合の争議は続き、会社側は組合員の大量解雇をし、争議はもつれにもつれて当時、駐留の米軍GHQを巻き込んだ、上記の『来なかったのは軍艦だけ』という大争議に発展し、会社側はやむなく別会社『新東宝』を立ち上げる事になったとは『前書き』の『新東宝の歴史』にある。

フランスでは8時間労働は後になるが、週に一日の休みが入る労働時間は、二十世紀の初めに労働組合が勝ち取っています。

東映動画に入社した私は、一ヶ月の『試雇期間』を経て、当時制作中の長編アニメ『わんぱく王子の大蛇退治』に参加しました。この作品の総監督、芹川さんは『新東宝』に居た方でしたが、東宝の労働争議の話しはしませんでしたね。

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わんぱくはスピーディな演出で好きですし、作画監督、藝大建築科を出た森やすじさんのカチンとしたキャラクターも、モダンで私は好きでした。

森さんは『漫画少年』の表紙を描いてらして、意外とアニメと漫画の人材交流があり、試雇期間を終えて動画課へ課長と挨拶に行くと、何と子供の頃に読んでいた漫画の作者、古沢日出夫さんが原画として働いていたのには驚きました。

漫画だけではありません。赤瀬川さん達の『ハイ・レッド・センター』のメンバーの一人、高松次郎さんも東映動画のアニメーターでしたし、今、NHK朝ドラの主人公のモデル奥山さんの旦那さんは、東映を辞して任天堂に入り、『スーパー・マリオ』の動きを監修した方です。

それに子供の頃に住んでいた隣の家の少女が、何と漫画界の巨匠の奥さんですから、まったく世の中は狭いです。

あの頃の漫画家、手塚治虫を始めとして多くはベレー帽を被っていますね。古沢日出夫さんもベレー帽を被っておりましたし、その後、契約社員の班を持つことになり、「あなたの班で働きたい」と自分の貸本時代に描いた少女漫画やサスペンス漫画などを私の動画机の上に積み上げた貸本漫画家も、ベレー帽を被っていました。手塚さんがベレー帽を被っていたので、漫画家の間で流行ったのですかね。

画家もベレー帽を被っていた人が居た様に思います。

『新東宝』の年代別作品リストを見ると、実写の中にアニメが使われている作品があります。タランティーノ監督の『キル・ビル』の先を行く作品か、見てみたいです。

また、ロシアのアニメ短編を輸入し、上映していたのですね。令和生まれの私には、あまりにも幼い頃の話で見る機会が無く残念です。

手に取りたい方はこちらです。

『私の恋人』

日時 8月7日

会場 東大和田市民会館 ハミングホール

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30の役柄をたった3人で演じる音楽劇です。各地を巡回致します。

舞台には演出家が意図した舞台の再現日と言うのがあります。役者も美術も照明、音響がピタッと神があやつったように揃う公演日があります。不思議ですよ。公演後の反省会でスタッフ全員が鳥肌が立ったと震えております。

これだから舞台が辞められなくなるのでしょう。

久野真展

会期 7月23日~9月1日

会場 刈谷市美術館

名古屋を拠点にしながら国際的に活躍した久野真(1921~98年)。1950年代、石膏による作品で注目され、60年代からは、鉄、鉛、ステンレスへと素材を変えながら、従来の絵画のイメージを覆す作品を制作し続けました。(ホーム個展紹介文より)

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アートは素材を選びません。新しい製品が出ると、それを画材に作品を作り出します。

私もカラーゼロックスが出始めの頃、色の再現が不安定でしたから、その特徴を利用してコマーシャル・フィルムを作りました。

複写台に裸で乗り、自身のヌードをコピーした作家も居ります。コピー中、熱かったのではないかと思います。

早くAIロボットが売られないですかね。AIロボットを使ってアクション・ペインティングなど描かせると面白いかも?写実画が凄くなるのは、ハリウッドの3D アニメを見ていれば想像出来ますが、抽象も凄かったりして・・・。

AIが書いた俳句が披露されましたが、不思議な面白さがありました。これで判った事がありますが、それは後ほどAIブームになった頃に答えたいです。

また小説は、まだ出版されておりませんが、最初のニ、三冊はベストセラーになるかもしれません。早いもの勝ちですか。

AIが書いたシナリオを人間が映画化する。これも見たいですね。AIの役者などは、役者の演技は模写ですから、サラリーマンのデーターを入れると、面白い演技が見られるかもしれません。そう考えると、コント芸人などもAIロボットの方が面白いかもしれませんし、学習して育ちますから人間の芸人と良い勝負になるかもしれませんね。

まぁ人間もかなりロボット化してきておりますから、国会議員などは、議会制民主主義のノスタルジーで集まっておりますが、AIロボットで良いのかもしれませんし、ネットでの投票が可能になれば、議案はネット投票で決められます、が、トラブルが多いでしょう。コンピータ産業界のネット投票インフラ、それを考える頭脳や金がないのかもしれません。

でも「ターミネーター」などは未来からロボットがやって来ますから、ネット投票プログラミングも未来から来ているのかもしれませんが、村おこし清掃ボランティアに拾われ、燃えないゴミとして消えているのかもしれません。

鉄腕アトムの『ロボット憲章』は守られるのでしょうか。又は今の日本の様に護憲派と改憲派にAIロボットも含めて分かれ、争うのでしょうか。

1927年製作のフリッツ・ラング監督の『メトロポリス』の様に、ロボット女神の前に人間労働者はひれ伏すように見えるのは、監督の意図を超えた目の錯覚でしょうか・・・。

 

ロッテ『小梅ちゃん』発売中

氷が入ったカクテル・グラスにオリーブでは無く、カリカリ噛める小梅を乗せる。

或いは小梅味のかき氷。

小梅味のアイス・クリーム。

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氷の白に小梅の赤が引き立つ、パーティに良し、海辺のレストランにも似合います。

食べたいなー。

ロッテさん頑張って下さい。

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小梅ちゃんホーム、リニューアルオープンです。

(画像はロッテ・ホームからお借りしました。)

「フォックス・タルボット賞40周年記念展」

会期 7月8日~8月11日

会場 写大ギャラリー

本展は、フォックス・タルボット賞40周年を記念して、1979年から2019年までのフォックス・タルボット賞をふり返り、収蔵作品から構成展示したものです。

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本賞は写真表現に情熱を傾ける若い人々の奨励と新しい写真家への登竜門としての機能を果たすことを目的として、東京工芸大学(当時・東京工芸大学短期大学部)が開設した学内公募賞で(中略)40年の間に281名の受賞者を輩出してきました。(ホーム紹介文より抜粋)

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