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お知らせ Archive

「フォックス・タルボット賞40周年記念展」

会期 7月8日~8月11日

会場 写大ギャラリー

本展は、フォックス・タルボット賞40周年を記念して、1979年から2019年までのフォックス・タルボット賞をふり返り、収蔵作品から構成展示したものです。

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本賞は写真表現に情熱を傾ける若い人々の奨励と新しい写真家への登竜門としての機能を果たすことを目的として、東京工芸大学(当時・東京工芸大学短期大学部)が開設した学内公募賞で(中略)40年の間に281名の受賞者を輩出してきました。(ホーム紹介文より抜粋)

NHK朝のテレビ小説「なつぞら」放送記念 奥山玲子の世界

期間 7月19日~29日

会場 日本アニメーション財団ギャラリー

現在、放映中のNHK朝ドラ「なつぞら」の主人公のモデルは奥山さんです。

東映へ入社してからのお付き合いは長いのですが、奥山さんの人生についてお聞きしたことは無く、へぇーと言うエピソードが一杯です。

奥山さんは元気な方でホント、ドラマの題名『なつぞら』のような人でした。東映を辞めて行った人々などの目配りを忘れない、姉御肌の方でした。

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私が東映に入社した半年後あたりから、大きくアニメ業界が変わります。手塚治虫原作の『鉄腕アトム』が放映されテレビアニメがアニメ業界の主軸産業になりました。

その頃のアニメ業界を描いた作品に『赤色エレジー』があります。
私の居た頃には組合があり、作品の冒頭に幸子が団結の鉢巻きをしたまま家に帰って気付くシーンがあります。まだ社会へ出ていない方や労働組合の無い小さな会社に入られた方は、判らないエピソードです。

『ガロ』に作品を描き始めたのが1970年ですから、所得倍増政策から総中流社会へと移行する時期で、三井、三池炭鉱の合理化闘争などが遠い昔の事のように思われ、変わり行く総中流社会の日本へと知識人の関心は向けられて行きます。

東映動画で60年代に起こった事は、その前にアメリカ・アニメ業界で起こり、私達、日本アニメ産業へは、いつ起こるのだろうと動画組合員の皆が身構えていた処にテレビアニメブームが始まり、動画課のアニメーターと同じ数の契約者が入社してきました。

アングレームフェスティバルへご招待、頂いた時、摂書『赤色エレジー』の時代背景について語りましたところ、フランス・アニメ産業に従事している若い方から、自分達の国と同じ状況が日本でも起こっていた事に驚き、感動して頂きました。

これは日本の産業では一番、早い契約社員の登場ではないでしょうか。その前は、臨時雇い、臨時工と呼ばれていたような気がします。

当時、映画評論家の佐藤忠男氏が、映画産業労働者の実態を調べられていて、東映動画へも見えられておりますから、ひょっとすると当時の映画雑誌『映画評論』に連載されておりましたから、東映動画の契約社員の事も書かれておるのではないかと思います。

正規社員と契約社員の職場での問題を討論するテレビ番組が登場したのは、私が『赤色エレジー』を書いてから20年後ではなかったかと思います。

『赤色エレジー』では正確に描きませんでしたが、学生運動と共に語られたヒッピーやフーテンなどと一緒に、アニメ業界での仕事を求めて彷徨うフリーター、一郎の話となっておりますし、73年の『恍惚の人』ブームやそれ以前の、ポックリ寺巡りのツアーブームによる、老人介護の問題も浮上し、幸子の家庭も父を介護する設定となっております。

今年、某大学教授の方が「今や、たやすく労働者を解雇出来る時代になってしまった」と語られていたのが、耳に残っております。
アニメ史を専攻される若き映像評論家は、我が国のアニメ産業の確認の程、お願いしますよ。

60年代の東映動画でブームになったのは、中国の紅衛兵運動と同じく壁新聞ブームで、アニメーターは絵が描けますから、絵入りの壁新聞が貼りだされ、奥山さんなどは毎日、違った服で動画スタジオへ出勤しますから、それを毎日、描き、壁新聞へ載せる男が居りました。
壁新聞には『米帝国資本主義的華美服装、消費社会的犬、造反有理』等と書いてありました。

奥山さんの笑いは豪快で、あっははははーと大声で笑う。
自分がモデルのドラマを見て、天国で豪快に笑っているのかしらん。

振り返れば東映動画の女性達は、宮さんの奥さんのバブさんも含め、豪傑が多かったですね。
ジブリの宮さん、奥山さんの画集、早く出して下さい。

シルクロードの至宝 『唐三彩』

会期 6月22日~8月25日

会場 出光美術館

 

美術館ホームの解説文には、20世紀初頭の中国で鉄道敷設工事中に偶然発見され、その存在が知られるようになった唐三彩。

その名の通り、唐時代(618 – 907)に緑釉・褐釉・白釉(透明釉)という三色、あるいは、コバルトを用いた藍釉を加えた多彩な鉛釉をかけ分けた装飾が特徴です。

華麗な色釉に彩られた多色釉陶器である三彩は、またたく間に世界のコレクターを魅了し、今では中国陶磁を代表する存在となっています。とあります。

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とても可愛らしい陶器です。

大英博物館のニコルさんなどは、中国陶器の専門家ですし、博物館にも沢山展示してありますね。

天安門事件の時、CNNは農村部に入り、「今、天安門広場で何が起こっているか知っているか?」と農民にインタビューをしております。

農民の若者は頭を横に振り、「何も知らない。私は老いた両親と妻と子供を育てるのに必死なだけだ。」と答えたように記憶しております。農村部に火が付けば、党幹部が最も恐れる事態になっていたのではないでしょうか。

現在の中国農村部は、党の貧困からの脱却を旗印に、少しづつ生活が改善されているようです。

今世紀最大の実験国家中国、皆、豊かになって欲しいです。

『田名網敬一の観光展』

会期 7月5日~8月21日

会場 ギンザ・グラフィク・ギャラリー

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田名網さんの作品は、画面全体に色々、描き込んであります。珍しい画家ですね。日本だと後、合戦絵巻や伊藤若冲や若手の日本画家で街を鳥瞰した絵を描く方などが居られるぐらいです。

日本の平面の処理は『風神雷神図』に見られるように、何も描かない空間が多いです。それを『間の文化』と呼んでおります。

西欧でも、教会の天井画などは沢山、天使や神様が描かれておりますが、壁にかける一枚の作品では、描き込んである画家は少ないです。

ヒエロニモス・ボスや農民を描いたブリューゲル一族ですか、合戦絵巻は日本と同じでゴチャゴチャ描いております。

世界的に見ても画面を覆い尽くすほど描き込む画家は少ないです。田名網さんの作品は、脳内記憶曼陀羅図と呼べるものかもしれません。

総特集 寺山修司

寺山さんの表現活動は多岐に渡ります。それをまとめるのは、大変でしょう。

寺山さんとの出会いは、漫画雑誌『ガロ』が異色の漫画誌と若者達に注目を集め始めた頃、私はまだ、東映動画のアニメーターでしたが、200頁の白土さんの『カムイ伝』や水木さんの苦みの入った笑いの人生訓漫画が、私達、アニメーターの心を掴み、100名近く居た動画課の全員が『ガロ』発売日には、課長が皮肉交じりに「今日は全員、熱心に仕事に励んでいると思ったら、ガロを読んでいたのか」と言うほど熱心な読者になっておりました。

本- 1

その漫画雑誌に私が、数年後に漫画を描く様になるとは思ってもおりませんでしたが、後日、週刊朝日のグラビアに若手作家、佐々木マキ氏にふじ沢光利氏(ふじ沢氏の名前の表記が判りません。)に私の三人が取り上げられ、その冒頭記事に「マンガブームである。(中略)若い読者、とくに大学生の熱狂的な支持を受けているマンガの一派があるのをご存知か。」と書かれ、取材の帰りに記者が「ブームになります。」と自信のある言葉を投げかけて来た。

やれやれ、数年前に東映でテレビアニメブームに巻き込まれ、ボロボロの体になっている上に、私も取締役になっている会社が来年から一時間のテレビアニメの調印をテレビ局と済ませ、一話目の制作に入っているのにまたブームとは、これは退社した東映のアニメブームの比では無い。

神様も気まぐれなサイコロを振るのがお好きだと溜息をつく間もなく、NHKや早稲田の学園祭やら対談と依頼が舞い込んだ。その中に寺山氏からの仕事依頼もあった。 映画『書を捨てよ町へ出よう』の美術、それから装画など、お付き合いは長くなった。

47歳で寺山さんは亡くなっている。

人生100年と言われる現在、ゆっくりと成熟してゆく表現を楽しむ私にとって、あまりにも早い死に思えるのであり、80歳の寺山さんの戯曲や映像作品を見てみたかったのである。

寺山さんがヨーロッパ旅行から持ち帰った実験フィルムが在る。詩人、ジャン・コクトーが制作した愛人関係にあった俳優・ジャン・マレーのヌード映像だが、この作品に歳を経た寺山さんの作品を重ね、想像してみたい。

「狭い日本、そんなに急いで何処へ行く」70年代、総中流社会に流れたコマーシャルのコピーである。 本を手に取りたい方はここ

メキシコと日本の”森”の間に~ベアトリス・サンチェスと高澤日美子:美術による対話展。

期間 6月25日~7月7日

会場 B―gallery

後援 メキシコ大使館

葉書-1

ベアトリスことベティさんの「花々の対話」好きです。紙にカーボンとなっておりますが、写真ではないですね。
写実の崩し方、ファンキーな度合いが良いです。美しい方が顔真似芸を披露しても、あまり顔を崩し過ぎると、皆、引いてしまいますよね。あれと同じで崩し過ぎるとつまらなくなる。

肉食女子が大きく口を開けて肉をほうばるのと似ています。外国の女性達、あんな大口開けて肉を食べませんよ。

日本人は三角食いと言って、ご飯に味噌汁におかずを口の中で混ぜて食べますから、普段でも口の中を食べ物で一杯にする癖がついてますが・・・・。

サンチェスとベティさん-2

ベティさんとは、『支倉常長遣欧使節団400周年記念』個展をキューバ、メキシコで何年前ですか、5年以上経ちますか、開きました。メキシコでの個展でベティさんの豪邸での昼食会に御呼ばれした時の写真です。ベティさんのお父様とお母様です。

サンチェス家-3

ベティさんは庭で馬を飼っておられます。

体調を崩し来日が無理なようですね。「病はある日突然に」ですから、気御付け下さい。

桑原茂夫個人誌『月あかり』

小説家で同人誌に書いておられる方は多いでしょうが、個人誌を出しておられる方はおりますかね。

詩人は谷川さんを除けば、多くの詩人は自費で作品集を出された経験があるのではないでしょうか。売れる売れないと言えば詩人の本は後者ですから・・・・。

でも詩人は、お金持ちが多いです。

外国では、個人誌を出している作家は多いのではないでしょうか。本という形に纏める作業は面白い仕事ではないかと思います。

ゲーテさんも最初の本は自費出版ですよね。

表紙-1

今回の『オトーサン・シリーズ』は戦争体験作家、大岡昇平さんです。

大岡さんで記憶に残っているのは、人肉を食べたのではないかと疑念がわくところと、戦場で敵の弾に当たって死ぬ兵士は少なく、ほとんどが味方の弾に当たって死ぬと発言されたことです。

誤爆が多かったことは、軍隊の訓練がまだ稚拙な段階にあったのか、我が国には徴兵制があったが、広く国民からの徴兵ですから、全国的にバラつきがあったのではないのでしょうか。

YouTubeに、実弾の訓練中にポトッと後ろに手榴弾を落してしまう訓練兵の画像があります。教官が慌てて訓練兵を落ちた手榴弾から遠くへと軍服を引っ張って一緒に走ります。笑ってはいけません。教官も命がけです。

運動神経の発達した若者も居れば鈍い若者も居ます。兵士にばらつきがあるのは、どの国も同じです。

教訓、戦場では、弾は前から飛んでくるものだけでは無く、背後からも飛んでくるもの。

確か大岡さんは、文化勲章を辞退されております。辞退の理由が「敵に捕まった人間が、勲章をもらう資格は無い」と言う事だったと思います。

そのような日本人が居られたのです。戦争は現場でおきていると、何時の時代も変わらない若者の叫びです。

詳しくは桑原さんのホームへ。

JAGDA新人賞展2019

期間 5月28日 火 – 6月29日 土

会場 クリエイションギャラリーG8

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毎年、『Graphic Design in Japan』出品者の中から、今後の活躍が期待される有望なグラフィックデザイナー(39歳以下)に「JAGDA新人賞」を贈っています。

37回目となる今回は、新人賞対象者152名の中から厳正な選考の結果、赤沼夏希・岡崎智弘・小林一毅の3名が選ばれました。3名によるデザインと取り組みをご紹介します。(ホーム紹介文抜粋)

先日、WOWOWで中国の戦闘機乗りの映画を観ました。

80年代のアメリカ映画『愛と青春の旅立ち』と似たような内容ですが、中国の現代ラブロマンスなので興味も手伝い最後まで見てしまいました。

隣国に居座るテロリスト集団をせん滅する話しで、中国軍側にテロリストが潜んでいる設定は複雑です。中国空軍の全面協力で撮影された戦闘機のシーンは、地味ながら手堅く撮れておりました。

パイロットがサングラスをかけておるのですがレンズが大きく、女性パイロットがちょっと残念なパイロットになっておりました。

サングラスは私共が文化使節として中国へ参りました時も、北京空港で皆さんが人民服にサングラスとテクノ・ポップそのままのいで立ちでしたが、中国の方はサングラスが好きなのですかね。

女性パイロットがヘルメットを手に持つ立ち姿は、ハリウッド映画を彷彿させて中々のカットでしたが、『クレイジー・リッチ』のアジア人差別をする白人を、スマートに遣り込める爽快感ほどではありませんでした。

男性パイロットも皆、筋トレの分厚い胸で、資本主義国も社会主義国もモードは同じになっておりました。

中国の現代映画、力を付けてきたようです。

 

 

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