以前、PHPに書いたエッセイの再録ですか「こんなふうにしか生きられない」とのタイトルで書いております。
子供の頃の私は騒がしく、先生から「林は一番、静かと名前が付いているのに、クラスで一番、騒がしい生徒だ」と言われておりました。
勉強は嫌いでしたが、クラス会の劇や昼食後の討論など、学級委員ですから積極的でしたが、油絵を習いに行っておりましたから、学校の先生と塾の先生とで絵画についての意見が違うので悩みましたね。
その年の通信簿は、美術は最低の評価になっておりました。
先生の授業をボイコットした事もあります。
抗議の意味で教壇を見ずに横を向いて座り授業を受けていましたら、怒った先生がチョークを投げて来ましたが、コントロールが悪いのか、前に座っている学友に当たってしまい、彼は「痛―っ」と小さな声で言ったのを覚えております。
こんな子はどんな大人になるのやらと、先生は思ったでしょう。
学校へ行く前に新聞を広げますと、都内版に「戦後民主主義教育始まる」の見出しが飛び込んできて、学校名を見ると私が通っている学校でした。
民主主義教育とは何だろうと思いながら皆を引き連れて学校へ行ってた時代ですから、教育現場でも日々、民主主義教育とは何かと模索が始まった時代だろうと思います。
就職先、会社を選ぶのも迷いますね。
何処へ就職すれば良いのか判りませんし、その時、新聞に東映動画員募集の広告が載っておりまして、アニメならディズニー作品を子供の時から見ておりましたから、何とか出来るかなと応募しましたが、募集人員が7人のところ、受験番号を見たら三百うん十番でしたから、こりゃ駄目だと思いました。
合格通知が届いた時は、嬉しくて飛び上がりました。
就職して社会に出るのが大変なのですが、得意な事を自身が知っていれば何とかなりますよ。
こちらは古いですがPHPに書いております。心を揺さぶる88の名言
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