- 2026-01-24 (土) 13:36
- お知らせ
クライナのアニメ作家や映画祭関係者たちから、助けを求める声が届いております。
ASIFA 本部では、ウクライナの人々、特にウクライナのアニメーション関係者と心を一つにするべく、公式サイト
asifa.netに 2つの請願書を掲載しました。 アニメ、映像関係者で無くとも、請願書にサイン出来ます。
オタワ映画祭のディレクター、クリス・ロビンソン氏による請願書です。
https://asifa.net/international-animation-community-stands-with-ukraine/
このページ冒頭の、「SIGN THE PETITION」をクリックすると、以下の請願書サイトが開き、署名することができます。
ウクライナのアニメ協会の請願書ページです。
ウクライナを応援したい高校生もサイン出来ます。
ウクライナの平和の為、映画祭が2022年、ロスアンゼルスで開かれました。
ウクライナのための平和 – この戦争は悲劇です。この戦争は犯罪だ。この悲劇とこの犯罪は止まるでしょう。 (peaceforukraine.org)
International Animated Film Festival KROK – ホーム | Facebook
ロサンゼルスの MiMoDa Studioにて、2022年、8月26日、27日、28日の3日間上映されました。
各国で開かれる予定です。
ロシアのアニメーターがウクライナの平和を呼びかける(2月24日開始) – ASIFAロシアのアニメーターも、ウクライナ侵攻に反対しております。
英国の動きが興味深いですね。
亜蘭トーチカ、川勝徳重共著『林靜一漫画術』
林静一『林静一漫画術』第2版(川勝徳重・亜蘭トーチカ) – セミ書房第2編集部 – BOOTH
この評論集の巻頭二作目に私のカラー漫画『花に棲む』が採録されています。
うつ病の母と私のやり取りが描かれていて、この他にもうつ病の母を自殺に追い込む私の狼狽える姿を描いた作品もあります。
当時、精神病はあまり知られていない病気で、書店へ行ってもその病を判りやすく書いた本が見当たらず、マルグリート・セシュエ―さんが書いた和訳本『分裂病の少女の日記』が目に留まり、むさぼる様に読んだと記憶しています。
また、80年代にセシュエ―さんが亡くなったとの記事が新聞に小さく載っていたのを見付け、ルネさんは大丈夫だろうかと気を揉んだ経験があります。
吉本さんの論を拡大すれば、この二人の関係を親と子の関係とし、広く言えばどの親子もこの関係を子が育つ間に築く関係とし、この関係が築けなかった子は精神病を発症するとも読めます。
母がうつ病になったのは私が中学3年の頃で、私が学校から帰ると勤めていた母が一人、涙を流して座っていました。
それ迄の母は満州で夫と長女を亡くしたものの、引揚船に乗り祖国へ帰り、父方の親に無事な私を見せに行きました。
私も父方の親に抱かれ、髭面で頬を撫でられ痛かった事を記憶していますから、この記憶は確かなものだと思います。これが私の最も古い記憶となっています。
その後の母と私は東京へと出ましたが、住んでいた中野も戦後の都市開発が進み、私も中学の卒業まじかで、その後の進路を教師と決めなくてはならず、母が泣いていたので普通高校へ進む道を断念し、デザインの専門学校へと通いましたが、専門学校を卒業するする三年後まで、母は辛いだろうが職を辞する事が無いよう祈っていた事を記憶しております。
その後は東映動画に就職する事が出来ましたが、母は仕事を辞めアパートの一室で折り鶴を折る毎日を過ごしていました。
母は就寝時に発作がおきる様になり、アパートの更新後、新しく住む様になったアパートの台所でためていた感情を爆発させ、亡くなるまで月に一度、怒りを爆発する発作を繰り返す様になりました。
私も母に何度も病院へ行く事を進めましたが、私は病気では無いと強い口調で言われると連れて行く事も出来ず、また病院の窓に鉄格子が入った病院に母を入れる事は不憫に思え、この母の一生の面倒を見る事を決心しました。
それでも母の病気で起こる事を作品にしたのは、この様な母子が他にも多くいるのではないかと筆をとった次第です。
70年代に入るとR・D レインさんの精神の病についての和訳本が次々と出版され、それらの本やフロイトさんや吉本さん等の本が当時の精神病のタブーを切り開いて行った様に思います。
テレビでも80年代初頭ですか、家の中で喚き散らす娘を車に押し込み精神病院へ入れた父親を、娘は一生、父を恨むとの言葉を残したドキュメントがながれました。
また、この作品がカラーになっているのは、それまでの『ガロ』を見ておりますと、墨一色で印刷された様に見えますが、よくよく見ると薄っすらと網目のグレーが入っており、これは何ですかと当時の編集長、長井さんに聞きますと、あの水木さんが破れた障子から吹く風の様な声と評した声で長井さんは、墨一色だと目が疲れやしないかと薄墨を入れていると答えたので、もしかすると赤、青、黄の三原色で刷る事が可能ではないかと考えました。
初めての作品集なので、銀座の洋書店『イエナ』で見るカラーの外国漫画の様にカラフルな作品集にしようと思いました。
また、女優の魔子さんのヌードは、ボディ・ペインティングで作品が出来ないかと編集諸氏にモデルさんに声をかけてもらいましたけど、良い返事を頂いたのは魔子さんだけで、体に描かれた蝶の絵を魔子さんは、劇団に戻って皆に見せると帰って行かれました。
外国のボディ・ペインティング作品では、ジャングルのセットにヌードの女性の体にヒョウ柄を描きこんだのがあり、あの位、凝っていないと面白味は無いですね。
今回、頂いた本、『林靜一漫画術』は、私の作品を網羅するような評論になっていて驚きますした。
映画やテレビなどの画像作品の評論集は、私ですと『Ph45 グッピーは死なない』ですが、発言だけは拾う事が出来ますが画像となると、スチール写真を使用すれば書籍でも可能かと思いますが、スチール写真の入った映画評の本は在りますが、本として面白いかと問うと首を傾げざるをえません。
これからの評論のスタイルを変えるかも知れない、実験的な書籍への試みと思いました。手に取って御覧ください。
また、これから外国で発売になる私の本の表紙は、中々面白い絵の表紙です。出来ましたらブログに載せますから楽しみにしていて下さい。
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