Seiichi Hayashi Art world

キューバ・メキシコ交流400年記念個展開催71

支倉常長さん一行、遣欧使節団がキューバ、メキシコの地に降り立って400年にあたる6年前にキューバ・メキシコで個展を開き、帰国後、ご報告を兼ねてブログを更新して参りましたが、他の要件が多くなり途中で更新が出来なくなりました。

現在、お知らせの多くがコロナ流行に合わせて自粛となり、ブログにてお知らせする事が出来なくなりましたので、その間に支倉使節団400年記念、キューバ日本大使館主催の『トラディショナル・モダンな日本美術 林静一の美人画展』の続きを掲載することにしました。

タイトル-1

ヴェラクルス州のハラパに着きました。

狭い道に車が多く止まっております。メキシコの方の車保有率は高いのだそうです。ブラジルを抜いて世界59位で日本より少ないです。

日本は島国ですが、同じ島国のイギリスよりも多いです。

車-2

ヴェラクルスと聞くと私の年代ですと、1955年、我が国で公開されたアメリカ映画『ヴェラクルス』を思い出します。

55年と言いますと我が国の食料事情が戦前並になった頃で、拙著『僕の食物語』に書きましたが、焚火にくべた骨付き肉をバート・ランカスターが食べるシーンは、生唾もののシーンでした。

また、食べながら喋りますから、口に入っている肉がポロポロ落ちて、映画の食べるシーンでは、私の中で一番強く印象に残っております。

韓国映画『哀しき獣』でのハ・ジョンウの食べる演技も秀逸で、コンビニで隣りの男が食べていた串付きウインナーソーセージを食べるのを見てジョンウも同じ様に買い、飢える様に食べるシーンを見て、私もコンビニで買って食べたいと思わせたほどです。

この頃の邦画CMも、美味しそうな商品カットより、食べる方に重点をおいた作品が目に付きます。食べたくなる気持ちが口の中に広がり、中々、良いですね。

写真-3

ハラパの伝統料理を出すレストランで、ベティさんと矢作さんの奥様とお子さんの千菜ちゃんにお会いし、記念撮影です。

記念写真-4

千菜ちゃんに『アナと雪の女王』を英語で唄ってもらいました。私のティンカーベルです。

垂れ幕-5

個展会場のヴェラクルス州大ギャラリーを拝見いたしました。

入り口に展示してあります『支倉常長遣欧使節団400周年記念』ポスターで、私の他に作家、音楽家の方々が見えられ、記念講演会を開いております。

3Dで当時のキューバやヴェラクルスの街並み、遣欧使節団の方々が見られると、嬉しいのですが・・・。

作業-6

会場設営の真っただ中ですね。

設営に引っ張り出されたヴェラクルス州大の学生さん達です。

学生-7

丸で囲んである方は、休暇でハラパに遊びに来たメキシコの美術館の学芸員で、休暇で遊びに来たのに仕事をさせられております可哀そうな方です。

美人の女性が一人、居ります。「イングリット」さんですが、その後、来日して個展を開いております。

イングリット-8

上の写真が来日した時のものです。違うでしょ、学生ぽさが無くなっております。

後ろに居るのが恋人で、イングリットさんの学生ぽいところを女性の色香に変えた写真家の方です。

青年-9

画廊の事務を担当している青年です。

髪が整っているので、整髪料はと訊ねますと、日本の若者と変わらない整髪料の名前を答えました。毎朝、シャワーを浴びて、髪を整えると話してくれました。日本の男の子も身だしなみに気を遣う様になってきました。

今では男性の髪型が、ハリウッドの男優から街中の男子まで、世界中、同じスタイルになっております。

日本が世界二位の経済大国になった事への驚きと、日本が出来て私達メキシコが出来ない訳はない、そんな夢と希望を与えてくれた日本に感謝しますと、模範解答が返って参りました。日本の若者は言えますかね・・・・。

カメラ-10

カメラのバッテリーが切れて使えなくなり、カメラ屋に飛び込み買い換えました。

修理の為に、日本からハラパへ来ると話したら、店員の青年が笑ってくれました。

旅は思いがけないトラブルに巻き込まれます。「もう二度と、外国なんか行くか」といったタイトルの本を書店で見ましたが、困った時に出会った人を記憶しているのも、旅のお土産の一つでしょう。

 

毎年日本アニメーション協会が日本アニメーション学会とともに共催する学生アニメーション映画祭ICAF(インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル)が、今年はオンラインをメインに開催されることとなりました。

今回は文化庁メディア芸術祭と連携して開催されるため、例年行われているゲストトーク「ICAFとらのみち」のみならずメディア芸術祭の『新人作家インタビュー』もオンライン配信されます。

インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル 2020(略称: ICAF 2020)

会期:2020年9月19日~10月4日

[プレ・オープニング期間]9月19日~9月23日

[メインイベント期間]9月24日~9月27日

[アーカイブ期間]9月28日~10月4日

 

オンライン会場 https://2020.icaf.info

参加校:アート・アニメーションのちいさな学校、大阪芸術大学、大阪電気通信大学、金沢美術工芸大学、吉備国際大学、九州産業大学、京都芸術大学、京都精華大学、神戸芸術工科大学、女子美術大学、多摩美術大学、東京藝術大学、東京工芸大学、東京造形大学、東北芸術工科大学、長岡造形大学、名古屋学芸大学、日本大学芸術学部、比治山大学短期大学部、広島市立大学芸術学部、北海道教育大学 岩見沢校、武蔵野美術大学、以上です。

 

では、御陽気に・・・。

「メキシカン・ロック GOGO GOGO」。

 

古いリンクですからまだ、繋がっておりますか・・・・。

NHK番組『視点・論点』 『『伝統の美人画』中南米を行く』です。

ノーリッジで行いましたトークイベントの英訳が、米国のThe Comics Journalに載っております。

ハバナ個展の記事です。

Habana Times の記事です。

Radio Rebeldeの記事です。

キューバの日系の方々のサイト、CUBANO NIKKEI の記事です。

Cuba Cooperation France の記事です。講演の様子ですが私、暑さでボロボロになっております。

Habana Culturalの記事です。洋装のこの絵が人気です。後ろの椰子の木がキューバの方々の心を捉えたのでしょうか。

メキシコでの個展です。

主催のベラクルス州立大学の新聞の記事です。

AGN VERACRUZ Periodismo puntal y con sentidoの記事です。

Organización Editorial Mexicana社の’El Sol de Leon’の記事です。

lado.mxの記事です。

EL HERALDO DE VERACRUZ’からの記事です。

‘Oye Veracruz CULTURA’からの記事です。

La noticia en caliente’からの記事です。

‘PUNTO Y APARTE’からの記事です。

‘la veracon’からの記事です。

キューバ・メキシコ交流400年記念個展開催70

支倉常長さん一行、遣欧使節団がキューバ、メキシコの地に降り立って400年にあたる6年前にキューバ・メキシコで個展を開き、帰国後、ご報告を兼ねてブログを更新して参りましたが、他の要件が多くなり途中で更新が出来なくなりました。

現在、お知らせの多くがコロナ流行に合わせて自粛となり、ブログにてお知らせする事が出来なくなりましたので、その間に支倉使節団400年記念、キューバ日本大使館主催の『トラディショナル・モダンな日本美術 林静一の美人画展』の続きを掲載することにしました。

タイトル-1

キューバ、メキシコ間の飛行は3時間です。成田、羽田から中国へと飛ぶ時間と同じです。

私はこの位の旅が好きです。

軽い機内食を食べてビールかワインを飲んでいる内に着き、ホテルに入ってシャワーを浴びて夕食を食べに街へ出る。世界中がこの飛行時間で行けると良いのですが・・・。

東京、大阪間が4時間で行けるようになった頃、新幹線で京都へ遊びに行っておりました。荷物を座席の棚に置くと食堂車へ直行、京都に着くまでビールを飲んでいました。

車幅が狭いから、横揺れが激しい。コップからビールがこぼれないか心配で、手で押さえていたりしました。

翼-2

しかし、東京―大阪間が8時間かかっていた時代の利点もありました。

『ザ・ドリフターズ』のいかりやさんが、「午前中に東京を出て夜に大阪へ着き、大阪のテレビ局と打ち合わせと夕食を取り、翌日テレビ局で収録し夜に帰ってくるから二日分のギャラがもらえたが、新幹線時代だと、早朝に東京を出て午後から収録し夜には東京へ戻ることが出来るから、ギャラが半分になった」と語っておりました。リニアになると、どうなるのでしょうか・・・。

メキシコ到着-3

メキシコです。私の子供の頃は、日本は戦争に負け、国は焦土と化していましたから、メキシコの方が経済的に豊かであったと思います。

母が愛読していた女性誌に『未来シティ・メキシコ』という記事があって、荒野に都市を建設すると書いてあり、予想図には砂漠の真ん中に高層ビルが立ち並んでいる図が描かれていました。

この街に人間は住めるのかと、子供の脳は不安と期待で一杯になっていましたが、訪れてみて、そう日本と変わらない街に安心もし、ちょっぴりガッカリもしました。

マッチョ-4

メキシコは同性婚を認めた国で、モッコリした男性下着の看板があちこちに在り、新宿二丁目的風景でもあります。

夏になると新宿二丁目は、世界中からゲイの人が集まって来て、歩道に列をなして立っているから、行き付けの飲み屋へ行くときはジロジロ見られて恥ずかしくもある。
メキシコにもそんな場所が在るのだろうか・・・。

バスチケット-5

メキシコは鉄道よりもバスが発達しております。これから行くベラクルス州のハラパは4時間の距離で、東京―名古屋間と同じです。
バス・ガイドさんが、腰に飲料水のボトルをぶら下ております。ガン・ベルトの様です。お尻の形が素敵ですね。

飲料水-6

メキシコは日本と同じ様に軒が低く、親しみやすい町並みです。小売店が並ぶ繁華街などは、軒の低い店が路面にはみ出すように商品を並べてあると、私などは賑わっているように感じて楽しくなる。

街のはずれ-7

夏の祭りなどは、屋台が出て楽しいのと同じだ。欧米人もこの街並みを愛しているのか、『ブレードランナー』の街も、高層ビルとアジアの屋台が同居する街です。路面電車なども走らすと良かったのに。

雲-8

空が広がり、雲が湧きたつ風景は日本も同じですが、広さはメキシコの方が広いですね。

何処までも地平線が見えるのは、日本では北海道の風景です。

平野-9

地平線まで続く道を、若い男女の農民と犬が、先に在る小さな家に向かって歩く姿を見かけました。
寄りそって歩く姿は幸せに見え、忘れえぬ男女の後ろ姿です。今はそこに小さな子供が並んで歩いているのでしょうか。

 

では、御陽気に・・・。
「メキシカン・ロック GOGO GOGO」

 

古いリンクですからまだ、繋がっておりますか・・・・。

NHK番組『視点・論点』 『『伝統の美人画』中南米を行く』です。

ノーリッジで行いましたトークイベントの英訳が、米国のThe Comics Journalに載っております。

ハバナ個展の記事です。

Habana Times の記事です。

Radio Rebeldeの記事です。

キューバの日系の方々のサイト、CUBANO NIKKEI の記事です。

Cuba Cooperation France の記事です。講演の様子ですが私、暑さでボロボロになっております。

Habana Culturalの記事です。洋装のこの絵が人気です。後ろの椰子の木がキューバの方々の心を捉えたのでしょうか。

メキシコでの個展です。

主催のベラクルス州立大学の新聞の記事です。

AGN VERACRUZ Periodismo puntal y con sentidoの記事です。

Organización Editorial Mexicana社の’El Sol de Leon’の記事です。

lado.mxの記事です。

EL HERALDO DE VERACRUZ’からの記事です。

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キューバ・メキシコ交流400年記念個展開催69

コロナはやりますね。感染してすぐに症状は現れない。また、治っても免疫力が半永久的では無く、2、3ヶ月で無くなるとは、考えていますねコロナさん。人間がどれ程の知力があるか試しているかのようです。

チコちゃんじゃないですが「ボーっと生きてんじゃねーよ!」でしょうか。テレビも大変ですものねー、特に民放さんは「ボーっと番組作ってんじゃねーよ!」です。ご苦労様です。

支倉常長さん一行、遣欧使節団がキューバ、メキシコの地に降り立って400年にあたる6年前にキューバ・メキシコで個展を開き、帰国後、ご報告を兼ねてブログを更新して参りましたが、他の要件が多くなり途中で更新が出来なくなりました。

現在、お知らせの多くがコロナ流行に合わせて自粛となり、ブログにてお知らせする事が出来なくなりましたので、その間に支倉使節団400年記念、キューバ日本大使館主催の『トラディショナル・モダンな日本美術 林静一の美人画展』の続きを掲載いたします。

タイトル-1新

私か泊っていたホテルの隣にある、「コイバ・ホテル」の最上階にありますプールです。この前にイタリア・レストランが在り、レストランのオーナーを始め従業員全員が日本の『ロッテ』に入団したキューバの選手を応援していました。

キューバで野球を仕事にしても年俸200円ほどらしく、アメリカのメジャー・チームへ入るか、日本のプロ野球に入らないと、生活が苦しいそうです。

カストロさんは野球が大好きなのに、残念です。

プール-2

キューバ選手のスカウトの歴史は古く、ネットで調べても正確な年表が無く、キューバ革命以前からと書かざるをえませんが、革命後、母国キューバに帰れず、日本の女性と結婚して日本に定住した選手もおります。

キューバ革命の翌年、1959年に広島平和記念公園内の原爆死没者慰霊碑に献花を行ったチェ・ゲバラ氏とあり、2007にはゲバラ氏の父、カミーロ・ゲバラ氏が、阪本順治監督(『エルネスト』)と共に広島平和祈念式典に参加、献花を行ったとあります。

ゲバラ氏はキューバ人では無いですから、亡命問題にふれた野球選手の話し合いは出来たのでしょうか・・・。

高校野球の皆さんは、キューバで毎年、親善試合を行っておりますから当然で、またプロ野球ファンもご存知と思いますが、日本とキューバの友好の歴史は長いのです。

洋画家、藤田 嗣治氏も1930年代にキューバを訪問しております。

ピザ-3

一階のホールに1997年にアルバム、99年にドキュメンタリー映画と世界的なブームになった『ブエノ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の公演ポスターがあり、見に行くことにしました。

ブエナビスタソ-4

クラブの一人『アマディート・バルデス』の公演です。

矍鑠とした演奏で、堪能致しました。

舞台-5

ハバナですと『南京豆売り』とか『メロンの心』『キエレメ・ムーチョ』『キサス・キサス・キサス』など、世界中に流行しましたが、町を歩くとそのような懐メロが聞こえてこないのは残念です。

マンボにルンバにサルサとか、日本も敗戦後の一時期、それを払拭するようにラテン音楽が広まっておりました。

『ウエスト・サイド・ストーリー』の体育館でのシーンで、プエルトリコ出身のグループが集まり、振り向きざまに「マンボ」と曲に合わせて合唱、群舞するシーンは、現在の『アイリッシュ・ダンス』の横一列に並んで踊る振付に引き継がれて、日本の歩行者天国で踊った『一世風靡セピア』など広く踏襲されております。

アマディート-6

翌日、キューバを発ち、メキシコへと向かいます。メキシコのベラクルス州大のギャラリーでも『交流記念個展』を開きますので、キューバで開いている図書館ギラリーの皆様とお別れの挨拶です。

会場-7

個展に展示してあるアニメ、漫画類となると、興味を持たれる方々は若い方が多いですね。

若者ビデオ-8

二人のお嬢さん達、素敵ですよね。

私の個展の翌年に、ココ・シャネルさんのファッション・ショーが開かれたそうですから、二人のお嬢さん達も見に行かれたのではないでしょうか。

美人二人-9

黄色の丸で囲んであるのが、当ギャラリーの管理人のお母さんと言ったら失礼かな、個展終了まで宜しくお願い致します。

管理人-10

当ギャラリーの前が古書店市になっておりまして、海に面した広場に古いホテルが建っております。

ここで『アイス・コーヒー』を頼みましたら、完璧なアイス・コーヒーが出て参りました。

私が驚いていると、「アイス・コーヒー」を作れないバーテンダーはモグリだと、中庭に面したバーへと消えました。

フランシスコ・セイイチ・ザビエルは、胸に手をやり十字を切りました。

因みにキューバのカクテル酒は、『麗しのキューバ』です。50年代に作られたカクテルで、グラスの底にミントが残り美味しいカクテルです。行かれたらお飲みになると宜しいかと思います。

中庭-11

アディオス・キューバ。キューバの皆さん、温かく迎えて頂き有難う御座いました。

ザ・ピーナッツの『月影のキューバ』を聞きながら、眠りにつきます・・・。

 

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NHK番組『視点・論点』 『『伝統の美人画』中南米を行く』です。

ノーリッジで行いましたトークイベントの英訳が、米国のThe Comics Journalに載っております。

ハバナ個展の記事です。

Habana Times の記事です。

Radio Rebeldeの記事です。

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Cuba Cooperation France の記事です。講演の様子ですが私、暑さでボロボロになっております。

Habana Culturalの記事です。洋装のこの絵が人気です。後ろの椰子の木がキューバの方々の心を捉えたのでしょうか。

メキシコでの個展です。

主催のベラクルス州立大学の新聞の記事です。

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Organización Editorial Mexicana社の’El Sol de Leon’の記事です。

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‘la veracon’からの記事です。

 

第18回広島国際アニメーションフェスティバル、受賞作品決定。

応募総数 2,339作品(84か国・地域)の中から、59作品をコンペティション作品として決定。

8月20日~24日に、国際審査委員がオンライン会議で本審査を行い、計18作品の受賞作品を決定しました。

グランプリはチェコのカスチェヴア監督の『ドーター』が受賞しました。

広島_3

チェコは人形劇が盛んな国です。人形アニメで世界的に有名なのはイージー・トルンカです。

彼の作品で『手』と言うのがあります。毎日「手」ばかり造らせられ、疲弊して「手」ばかりを作る彫刻家は死んでしまいます。

ざっくりした表現ですが、社会主義には表現の自由が無い事を表現した作品です。人形作家の川本さんは、トルンカ氏の弟子です。

私も審査委員を務めた時にチェコの方とご一緒しました。クビチェック氏はチェコのノーベル賞作家ミラン・クンデラ氏と友人だと言う事で、日本でも封切られた彼の世界的ベストセラー作品の映画『存在の堪えられない軽さ』について話しをした事があります。

また、前にもブログに書きましたが、クビチェク氏はエルビス・プレスリーの曲を最初にチェコ語に翻訳された方だと聞き、カラオケでチェコ語のプレスリーの曲を聞きたいとお願いしましたが、断られてしまいました。

チェコへ行く機会があれば是非、クビチェク氏が翻訳したチェコ語のプレスリーの曲を聞いてみたいです。

 公式サイトの以下のページに、受賞作品を掲載していますので、ご覧いただければ幸いです。

また、一味違うアート・アニメ作品が御覧頂けます。

内島すみれマンガ評論集『トートロジー考』

内島さんは漫画作品も描かれるのですね。

「あとがき」に漫画はコマの並びやオノマトペに吹き出しの言葉等々、多くの表現、評論の入り口があると書かれている。

確かに漫画に始まった事ではないが、演劇や映像でも、照明や音響まであるから何処を切り口にしても良く、照明さんに作品を選ばすと、〇〇賞を貰った作品と違う作品が候補に上がったりする。

活字が全盛だった頃は、活字作品が優位であったが、写真や映画が大衆の耳目を集めると写真や映画の評価を巡り小説との間に溝のようなものが出来た。フローベルの小説『ボバリー夫人』などは確か、挿絵などの映像化を禁じた遺書を書いたと読んだことがある。

20世紀に入ってもディズニー作品が名作を次々とアニメ作品化すると、映画化を批判する児童小説家の発言がアメリカで起こった。ディズニープロも内部にハリウッドの労働争議を抱え、台頭するテレビ・メディアにジリジリと追い込まれていたから、弱り目に祟り目であった。

批評の内容は、グリム童話の『灰かぶり』を読んでも、ディズニーのアニメ作品『シンデレラ』を、子供は思い浮かべてしまうと言う真っ当な意見であった。

私も70年代に入り、短歌作家とのコラボを出版社から頼まれたが、短歌作家の方からキャラクター入りの挿絵は控えるよう頼まれた。映像は記憶に強く残るらしく、童謡の絵を頼まれた時にも、子供の頃に見たその童謡の絵が浮かび、記憶の画像との格闘を迫られた覚えがある。

チラシ-1

その後も私の好きなアメリカ作家のジョーン・アービング氏が、ハリウッド映画界に挑戦状を叩き付けた。『私の作品をハリウッドごときが映画化なぞ出来る訳がない』と啖呵をきり、ハリウッド映画界もその喧嘩を受けて「面白い奴だ、涎を垂らして映画化を御願いしに来ると思ったら、中々骨のある奴が現れた。見てろよ、映像作品の方が小説よりも面白いと大衆は言うぜ」とのバトルが有ったかは知らないが、皮肉にも彼の小説は次々と映画化されている。

それ以降、純粋、大衆芸術を問わず、小説で閉じ、他のメディアとのコラボをしない小説家は出ていない。小説家も丸くなって来たのだろうし、映画の次にテレビが広く家庭に入り、その次に誰でも広く文章や画像を発表するインターネットが現れ、小説家もネット小説などが現れ、書く場所が広がっている事も事実である。

その時代に評論の立ち位置とは中々難しい。80年代に加藤典洋氏が「評論は難しい」との発言をし、その危機感を感じない威勢のよい評論家から「何を言っている、ボケたのか」等、批判が相次ぎ、加藤氏の問題を共有する評論家は現れなかった。

現在、批評とは商業用に通用する評論だけが流通する時代となっていて、嘗て評論が持っていた絶対的な価値へと向かう思考の運動、自然科学を模した論文の様な批評は、青空市場で骨董品と同じく店を出すしか場が無くなっているのも事実である。場を間違えて意見を言うと、この男、何、喚いて自論を尺度に物を言っているのだと捉えかねない時代である。

そのようなエッセイを出版社が発行する小雑誌に書いていた女性作家が居られたが、編集氏は書評を頼みずらいのではないかと思う。評論マニアの私には、刺激的な評論が生まれないのではないかと危惧する時代ではある。

 

珍しく60年代『ガロ』で活躍した仲佳子さんの評論があります。作品から立ち上る、海からの匂いが好きでした。

私の作品も書かれておられます。手に取りたい方はここ

JAGDA新人賞展2020

期間 9月8日 – 10月15 日

会場 クリエイションギャラリーG8

 

この賞は1983年来、デザイナーの登竜門として、いまや第 一線で活躍する113名のデザイナーを輩出し、デザイン・広告関係者の注目を集めています。

38回目となる今回は、新人賞対象者145名の中から厳正な選考の結果、佐々木俊・田中せり・西川友美の3名が選ばれました。(ホーム紹介文より抜粋)

チラシ- 1

今年はカラフルな配色のデザインです。

愛知(2020年12月)、大阪(2021年2月)を巡回予定です。

季刊誌『月あかり』第8号

オカーサンの戦中日記を発売した桑原さん。オトーサンについても連載しております。

月- 1

江藤淳氏は『成熟と喪失』で、小説に描かれた近代日本のオトーサンとオカーサンについて分析をおこなっております。

現在、オトーサン、オカーサンが不仲になると、離婚するのが当たり前になり、どちらかの親が親権を得て母子や父子家庭になるか、新しい伴侶を探し結婚する何れかの道を歩み始めます。「子は鎹」は死語に近くなりました。

1984年、ポール・ダノ監督作品『ワイルド・ライフ』に、オトーサンとオカーサンの不仲からオカーサンの不倫へと発展し、最後の写真館での家族を記念写真に残すシーンまでの、「子は鎹」にならなかった14歳の少年の目から描いた家族の物語です。この後のアメリカを含め世界の家族像はどのような変化をするのでしょうか。

私も『映画芸術』の中で、配管工のオトーサンを笑う後ろの席の若者に、「父を侮辱する者は、僕が許さない」と席を立つ子供を描いた米国映画を取り上げ、アメリカ社会は変わりつつあるのではないかと書き記した記憶があります。

親権を争うアカデミー受賞作品『クレイマー・クレイマー』は1979年の作品だが、先進国の少子化は進んでいると言うべきで、母子家庭が貧困層へ落ちいる現状を見ると、子は国家的な保護が必要ではないかと思えるし、父子家庭が経済的な問題を抱えていないかと言うとそうとも言えない。

自然界の動物家族を見習う訳にもいかないし、人間の子供も成長するにつれ、親と距離を置くようになり、思春期になると子供は自立へと向かいます。古い巣に住み続け、電気掃除機で古巣を掃除し、巣のふちに座り夕日を眺めている老コウノトリを見たことはありませんか。

自動車産業の様な裾野が広い産業が興れば、経済的に余裕が生まれ、問題が解決しなくともしのぐ事は出来ますし、資本主義社会も少しは明るいのですが、世界を見回しても、そのような産業が興っている様には見えません・・・中世に戻るのですか先進国は?マスクを付けて・・・・。

詳細は桑原氏ホームへ。

鬼-2

リーディング公演『鬼ものがたり』

公演日 8月28日~30日

会場  新宿・雑遊

鬼は私も漫画作品『巨大な魚』やアート・アニメ作品『鬼恋歌』などに登場します。

また、天邪鬼と言う小鬼も居ります。

私も短編小説で、鬼の家族を描いたことがあります。飢饉で食べ物が無くなり、村の市で買ってきた人間の娘も食べてしまい、とうとう子供達を食べる相談を親達がします。

この相談を聞いていた子供の鬼が、食べられては敵わないと親の寝ている内に逃げ出し、都で大金持ちになる話です。

この小説に川遊びをする小鬼の挿絵を付けましたが、可愛いと女性編集者に褒められました。

どこか鬼は人間臭く、創作意欲が湧いてきます。

第18回広島国際アニメーションフェスティバル

選考審査の結果、2,339応募作品(84か国・地域)の中から、59作品(32か国・地域)をコンペティション作品として選定し、4つのコンペティションプログラムを決定しました。

コンペティションの審査は、8月20日(木)~24日(月)を予定しており、観客参加の下、コンペティションプログラムを上映して行うことに代えて、国際審査委員がインターネットを通してオンライン会議で行います。

広島_3

今年は84か国・地域から2,339応募作品が集まりました。

私も選考委員を務めたことがあります。一日、100作品近くを見て審査しなくてはなりませんから、五時の終了時は毎日、クタクタになります。

しかし、グランプリを決める国際審査員より選考委員の方が、応募作品全てを見ますから面白いです。

日本は性表現が解禁されておりませんから、税関で止まっている作品もあり、選考委員特権で見ることが出来ます。

私の時にはロシアのユニークな大物作家の作品も止まっていて、私達はこの作家の作品をプログラムに入れる事を決定、許可をしました。

後にこの作家の作品は養老さんとの対談の折、デパートの会場で上映しました。ボカシは入れませんでした。

先日、日本漫画が原作の『シティ・ハンター』を見ておりましたら、死体置き場でのアクション・シーンがあり、全裸死体を挟んで格闘しますが、全裸死体をお互いが防御、攻撃に使い、解剖台に横たわる死体をクルクル動かしますから、全裸死体役の俳優さんは大切な下腹部をカメラの前に見せたりと、大変です。

当時も税関で止められていた作品に、死体置き場の死体にとまった蠅を動かした作品が有りました。顔から胸へと蠅が降りていくのですが、どこまで降りるか想像が付きます。

止めなさい、と心で思いますがとうとう男性器へと蠅は降りてきて、その先端で止まります。蠅の動きは中々ですけれど、で、何が言いたいと思いますが作品ランクのボタンを押す手が止まっている自分に気付き、苦笑してしまいます。なっ、見ちゃうだろとクスクス笑う作家の顔が見えるようです。映像作家はイタズラ好きです。

映像初期の作品に月へロケットが突き刺さるのや、紙に描いた恐竜を動かすのなど、実際にはありえない空想を映像化して、観客が驚くのを見てニンマリするのが映像作家です。それが3D  の発達で『アベンジャーズ』まで来てしまい、生身の人間が出て来なくなりました。どうしますかハリウッドさん。

映像界の巨匠、オーソン・ウェルズ氏は、映像に留まらずラジオで火星人来襲を緊急ニュース風に放送したため、全米がパニックになり、以後、この様な事実でないものを放送することは禁止されました。ねっ、驚かすのが好きなのです。イタズラ好きです映像作家は・・・。

選考委員になると、税関で留め置かれる作品も見ることが出来ますし、中々見る事が出来ない国のアニメが見れる喜びがあります。

入選作品が見られます。日本は子供向けのセル・アニメが主流ですが、他の国は多様なスタイルの作品があります。世界のレベルが判りますからご覧になって下さい。

八月末にはグランプリが決まります。

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