レコードと言えば現在、クラブでキコキコと擦り、ラップの音源として使われておりますが、昔は音楽と言えばレコードでした。
針を落す時のノイズが堪りませんでした。
また、モノラルからステレオに変かわった時など、左右のスピーカーの音量を調節する、ドーナッツ盤の音量調節レコードが付いておりました。ピンポン球の音やジェット機の爆音等が入っておりました。
『喜劇 駅前団地』で、囲炉裏の前に座った近郊農家の地主、伴淳三郎が、土間にひれ伏す住宅公団の役人や大手土地開発業者を前に、伴さんが後に在るステレオ蓄音機を指して「かーちゃん、シテレオかけろや」と言うシーンは、観客の大爆笑を誘いました。
家にステレオ・プレーヤーが置いてあるのが珍しい時代のギャグでした。
Lampアナログ盤『ゆめ』、5月24日に、代官山 UNITで開催されるコンサート会場で発売されますが、チケットは売り切れております。
コンサートへ行けないがアナログ盤が欲しい方は、6月下旬に発売になりますから、それまでお待ち下さい。
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