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2022-06

再演『私の恋人』

ウクライナのアニメ作家や映画祭関係者たちから、助けを求める声が届いております。

ASIFA本部では、ウクライナの人々、特にウクライナのアニメーション関係者と心を一つにするべく、公式サイト  asifa.netに 2つの請願書を掲載しました。

アニメ、映像関係者で無くとも、請願書にサイン出来ます。

オタワ映画祭のディレクター、クリス・ロビンソン氏による請願書です。

https://asifa.net/international-animation-community-stands-with-ukraine/

このページ冒頭の、「SIGN THE PETITION」をクリックすると、以下の請願書サイトが開き、署名することができます。

ウクライナのアニメ協会の請願書ページです。

日本の方のサインも多いです。

下の方にウクライナ軍を支援する、ウクライナ国立銀行のNBU募金口座アドレスがあります。

ウクライナ侵攻に反対する請願アニメーター (ipetitions.com)

 

プーチンさん、もう滅茶苦茶ですね。

ロシアの未来が見えないのでしょう。

制裁を解除しろ、と言っていますね。効いてきたのでしょう。

10,年、20年と続くのですよ。ロシアの皆さん、「スパーの棚にはまだ、商品が在る。制裁は効いていない。」なんて言っている場合じゃ無くなりますよ。

自国の為に、リーダーを変えないといけません。

 

日本のテレビもシッカリした局が、スーパー棚の商品の製造国をテレビで映してました。皆、中国製でした。報道部がしっかりしているのでせう。

ロシアは中国の独占市場になってますと言っても、まぁー、ロシアの人口は、日本と比べて3千万人の違いですから、そんなに大きくありませし、少数民族の寄せ集めです。

中国も人口世界一と言っても多民族国家ですから、其々意見の相違はあります。

国の方向を変えるのは専制主義国家が有利との意見がありますが、判りません。

 

イギリスのラジカルさは、第二次世界大戦の事があるからでせう。

ヨーロッパがモタモタしている間に、ナチスがポーランドに攻め込みましたから・・・。

EUの結束が強くなりました。良い事です。

 

アゾフ連隊も捕虜交換でウクライナに戻って来るのですね。プーチンさんも粋な事をしますね。

嬉しいです。極東の島国にアゾフのファンが居る事を忘れず、命大切と闘って下さい。

アゾフの連隊旗はあるのですか?日本人がデザインするのは嫌ですか?

 

 

『私の恋人』再演決定。

チラシ- 1

期間 6月30日(木)〜7月10日(日)

会場 本多劇場

明日からですから、また前の様に、チケットがキャンセル待ちにならなければ良いのですが・・・。御免なさい。

地方公演もあります。詳しくは下記アドレスへ。

私の恋人beyond (office300.co.jp)

上野昂志著『黄昏映画館』

ウクライナのアニメ作家や映画祭関係者たちから、助けを求める声が届いております。

ASIFA本部では、ウクライナの人々、特にウクライナのアニメーション関係者と心を一つにするべく、公式サイト  asifa.netに 2つの請願書を掲載しました。

アニメ、映像関係者で無くとも、請願書にサイン出来ます。

オタワ映画祭のディレクター、クリス・ロビンソン氏による請願書です。

https://asifa.net/international-animation-community-stands-with-ukraine/

このページ冒頭の、「SIGN THE PETITION」をクリックすると、以下の請願書サイトが開き、署名することができます。

ウクライナのアニメ協会の請願書ページです。

日本の方のサインも多いです。

下の方にウクライナ軍を支援する、ウクライナ国立銀行のNBU募金口座アドレスがあります。

ウクライナ侵攻に反対する請願アニメーター (ipetitions.com)

 

ウクライナ侵攻が始まる前に、エストニアとラトビア共同制作の ドキュメント作品『映像詩 不滅のロシア』を見た。

映像詩と謳うだけあって、雪降る冬のムルマンスク近郊の町を美しく捉えたドキュメントで、欧州の映画祭で次々と受賞を重ねる話題作です。

私の興味は、その町がノーベル賞作家ソルジェニーツィン氏が、自ら囚われ作品にした『収容所群島』の強制収容所が在った町で、その収容所の内部が写っているかもしれないとの期待がありました。

『収容所群島』を読んだ限りでは、ナチスのユダヤ人を送り込んだ『アウシュビッツ強制収容所』に似た風景を想像していたが、残念ながら収容所の内部も外観も写ってはいなかった。残念である。

ただコメントとして、捕らわれた思想犯や政治犯の人達は、解放されても親や夫、妻子の居る元には帰らなかったと、短く伝えていた。

それを集合住宅の階段を、スーパーのビニール袋を手に持ち、力なく家に向かう年老いた女性の姿に重ねるしかなかった。

作品は主に、プーチン大統領が進める、愛国教育や軍事教育の中で生活する子供達の姿を追ったもので、戦時中、日本の小学生の中に、銃を解体し、磨き、又組み立て直すことが出来る子が居たのだろうかと、問い直すほどの鬼気迫る作品であった。

あの地方の町で熱く沸々と煮えたぎる愛国心とは、大国と言う名が核兵器保有数でしか語られない現在ロシアの惨めさの表れなのだろうか。

ソルジェニーツィン氏も晩年、プーチンを意気消沈するロシアを復活させたと絶賛したと聞く。

ロシア国民は何に絶望したのだろうか。社会主義国では、プール付きの家に住めない事が判った事だろうか・・・・。

米国から供与された高機動ロケット砲システム(HIMARS)が、ウクライナの手に入った。

ウクライナの勝利を願う。

 

上野昂志著『黄昏映画館』

本- 1

岩波の『広辞苑』までの背幅はありませんが、分厚い本です。

上野さんとは、私が月刊漫画誌『ガロ』作品を寄せてからの交友で、お互い酒好きと言う事もあって、付き合いは現在まで及んでいる。

映画評なども書かれた花田清輝氏の話をよく聞かされておりましたので、是非、花田清輝論を書いて頂きたいと思います。

手に取りたい方は下記アドレスへ。

黄昏映画館|国書刊行会 (kokusho.co.jp)

 

80年代に「評論は難しい」と発言したのは加藤典洋氏である。

加藤氏の発言から半世紀とは言えないが40年が経った。

評論家の立ち位置は今、何処に在るのだろうか・・・。

 

上野昂志による『異貌の日本映画史』

ポスター2

期間 6月25日~7月22日

会場 シネ・ヌーヴォ

作品の上映会です。見落とした作品や再上映に恵まれない作品に出合えます。

詳しくは下記アドレスへ・・・。

上野昻志『黄昏映画館』(国書刊行会)刊行記念上映会 上野昻志による異貌の日本映画史「黄昏映画館」 (cinenouveau.com)

古屋誠一写真展「第一章 妻 1978.2-1981.11」

ウクライナのアニメ作家や映画祭関係者たちから、助けを求める声が届いております。

ASIFA本部では、ウクライナの人々、特にウクライナのアニメーション関係者と心を一つにするべく、公式サイト  asifa.netに 2つの請願書を掲載しました。

アニメ、映像関係者で無くとも、請願書にサイン出来ます。

オタワ映画祭のディレクター、クリス・ロビンソン氏による請願書です。

https://asifa.net/international-animation-community-stands-with-ukraine/

このページ冒頭の、「SIGN THE PETITION」をクリックすると、以下の請願書サイトが開き、署名することができます。

ウクライナのアニメ協会の請願書ページです。

日本の方のサインも多いです。

下の方にウクライナ軍を支援する、ウクライナ国立銀行のNBU募金口座アドレスがあります。

ウクライナ侵攻に反対する請願アニメーター (ipetitions.com)

 

ウクライナも煮詰まっておりますし、プーチンさんもこの際、ウクライナ全土を焦土にして、ロシア領土にと思い始めているのでは。

イギリスは根性見せてますね。末っ子のアメリカよりラジカルです。

フランスの知識人が、地域紛争だったのがアメリカとウクライナが、世界戦争へと拡大したと述べています。

それなのにアメリカは、自国民の犠牲者が出るのを嫌って、その代理戦争をフランスなどのEUに押し付けていると述べておられます。

今回のロシアのウクライナ侵攻当初に、アメリカ、ウクライナ共謀説はテレビで日本の方が語っておられましたから、そう目新しい論ではありませんし、アメリカは中国を見ております。

ですから、『どっちが悪い論』では無く、ロシアの侵攻を止める方法を論じて下さい。

 

ロシアも疲れています。経済制裁効いてきます。

キューバでは、国民が苦しいと言ってました。

革命前のキューバは、アメリカの熱海でしたが、革命後の私が個展を開いた頃は、中国の熱海になっておりました。

ロシアは、中国のスキー・リゾート地になるのでしょうか。中国の学生達がスキーを楽しみ、「白樺ジュース」で喉を潤す観光地になるのでしょうか。

中国も不安要素はあります。GDPでアメリカを追い越すと噂されておりますが、ウクライナ侵攻で躓き、ロシアと共に落ちてゆくかもしれません。

 

 

古屋誠一写真展「第一章 妻 1978.2-1981.11」

名称未設定 1

会期 6月10日(金)~2022年8月6日(土)

会場 写大ギャラリー

写大ギャラリーでは本学の卒業生である写真家・古屋誠一の作品『Christine Gössler 1978-1985』のシリーズなどを中心に364点をコレクションいたしました。

一度の収蔵点数としては非常に多い数になります。これを記念して、第一章、第二章と2回にわけて、古屋誠一の世界をご紹介いたします。

第一章では「妻」、第二章(11月開催予定)では「母」をテーマとします。モノクロ作品はすべて古屋自身の手によって1990年代にプリントされたものです。

古屋はウィーンで数年を過ごしたのち、オーストリア第二の都市グラーツでクリスティーネ・ゲスラー(Christine Gössler)という一人の女性と出会い、結婚。その後一児をもうけます。

古屋はクリスティーネと出会った直後からその姿を撮り始め、結婚後も日常的に撮り続けました。やがてクリスティーネは病を患った末に東ベルリンのアパートの上階から身を投げます。(ホーム紹介文より抜粋)

 

外国の女性と一緒に暮らすとは、どの様な生活になるのでしょうね。

映画でも、日常の生活を小津監督の様に細々と描いた作品はありませんし、カルチャーの違いに驚いたエピソードもありません。国際問題になるからでしょうか。

今ですと、夫がロシア人で妻がウクライナ人のご夫婦で、ウクライナ侵攻が始まると、夫はロシアに帰ってしまったご夫婦がテレビのニュースにあがっておりました。

一緒に住んでいるご夫婦もいらっしゃると思うのですがねー。

周りに1人、フランスの女性と結婚された方が居ましたが、日常を語った事は無いです。

奥さんに自殺されると、ショックは大きいでしょう。

 

詳しくは下記アドレスへ。

古屋誠一写真展「第一章 妻 1978.2-1981.11」 | 開催中の展覧会 | 写大ギャラリー (t-kougei.ac.jp)

たむらしげる個展『Glacier Blue』

ウクライナのアニメ作家や映画祭関係者たちから、助けを求める声が届いております。

ASIFA本部では、ウクライナの人々、特にウクライナのアニメーション関係者と心を一つにするべく、公式サイト  asifa.netに 2つの請願書を掲載しました。

アニメ、映像関係者で無くとも、請願書にサイン出来ます。

オタワ映画祭のディレクター、クリス・ロビンソン氏による請願書です。

https://asifa.net/international-animation-community-stands-with-ukraine/

このページ冒頭の、「SIGN THE PETITION」をクリックすると、以下の請願書サイトが開き、署名することができます。

ウクライナのアニメ協会の請願書ページです。

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ウクライナ侵攻に反対する請願アニメーター (ipetitions.com)

 

ガソリン・スタンド大国ロシアのプーチンさんは、どうするんですかね。

中国の財力と組んだ、北方の地下資源が次の目標ですか。NATOは警戒心を強めています。

 

NATOの勢力拡大にロシアが脅威と発言し、中国が同感と表明してます。

アメリカは中国のロシア接近を諫めております。

世界は「新冷戦時代」にはいると言ってますが、アメリカは早々と「新冷戦時代」にはしないと発言しております。

だって可哀そうですよ。中国、ロシアの同盟国と言えば、世界に五か国でせう。

アメリカが対話で説得しなければ、21世紀に社会主義国は、地球上から消えてしまいます。

 

プーチンさん、ロシアは西欧から除け者にされてきたといった被害妄想の歴史観から抜け出して下さい。

ロシアは世界で必要な国です。ウクライナに攻め込むなんて、ロシアを愛する世界の人達を悲しませないで下さい。

国連で、アメリカはベトナムで何をやったなどと、ロシアは低レベルな反論をしないで下さい。

歴史は時と共に進み、その時間の中で人間は考える生き物です。

プーチンさん、ウクライナの領土とは、何ですか?

 

たむらしげる個展『Glacier Blue』

チラシ-1

期間 6月13日(月)〜7月2日(土)

会場 Pinpoint Gallery

詳しくは下記アドレスへ。

たむらしげる個展 Glacier Blue | Pinpoint Gallery

 

たむらさんが漫画雑誌『ガロ』に描いていた作家と言われて驚く方も居られるでしょう。

安西水丸さんも、たむらさんと同じ様に驚かれますね。

‘70年代の『ガロ』には、漫画家と言うよりでデザイナーに近いセンスの作家が登場しています。

 

まぁー『ガロ』の作家は、漫画で活躍するよりタレントや、その後ブームになりますイラスト等で活躍する作家が多いです。

蛭子さんなど「熱湯風呂」に入り、押しも押されもしないお笑いタレントの一員となり、現在も活躍しております。

まだ、国会議員になったガロ作家は居りませんが、つげさんが芸術院会員になりました。『ガロ』は不思議な漫画雑誌です。

 

たむらさんの絵は、透明感があります。

コマーシャルの仕事で、たむらさんを使ったことがあります。

一カット一秒という、忙しない作品です。でも現在、ハリウッドの映画でもアクション・シーンをもっと短いスチール・カットで繋いだ作品もあります。

見ていて役者の動きも判るし、不自然な感じはまったくありません。

ハリウッドは編集スタッフが充実していますから、役者の演技の荒い処とか、ちゃんとチェックしますから、監督は任せて安心です。

 

たむらさんが好きな音楽家と組んで、長編の自己主張しない、インテリアに近い映像作品を作られると面白いです。

そんな楽しみが、たむらさんの作品から見えてきます。

画集も発売されております。

『たむらしげる作品集 Ultramarine Deep』(玄光社)先行発売です。

JAGDA新人賞展2022 佐々木拓・竹田美織・前原翔一

ウクライナのアニメ作家や映画祭関係者たちから、助けを求める声が届いております。

ASIFA本部では、ウクライナの人々、特にウクライナのアニメーション関係者と心を一つにするべく、公式サイト  asifa.netに 2つの請願書を掲載しました。

アニメ、映像関係者で無くとも、請願書にサイン出来ます。

オタワ映画祭のディレクター、クリス・ロビンソン氏による請願書です。

https://asifa.net/international-animation-community-stands-with-ukraine/

このページ冒頭の、「SIGN THE PETITION」をクリックすると、以下の請願書サイトが開き、署名することができます。

ウクライナのアニメ協会の請願書ページです。

日本の方のサインも多いです。

下の方にウクライナ軍を支援する、ウクライナ国立銀行のNBU募金口座アドレスがあります。

ウクライナ侵攻に反対する請願アニメーター (ipetitions.com)

 

プーチンさんがネオ・ナチと連呼するから、ドイツのネオ・ナチが勢いを増しています。

警察にも軍隊にもネオ・ナチは数を増やしているそうです。

その内、ウクライナに攻めこんで、ロシア国内へ勢力を伸ばし、ロシアをネオ・ナチ国家にするかもしれません。もう、ネオ・ナチの秘密結社がロシア国内にあるかも知れません。

その時、世界はロシアを支援しますか?

日本でもプーチンさんの『呪いの藁人形』が、神社で見つかっているそうです。

気を付けて下さい。

 

JAGDA新人賞展2022     佐々木拓・竹田美織・前原翔一

会期 5月31日 ~7月2日

会場 クリエイションギャラリーG8

チラシ-1

1978年に発足した公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(略称JAGDA)は、毎年、『Graphic Design in Japan』出品者の中から、今後の活躍が期待される有望なグラフィックデザイナー(39歳以下)に「JAGDA新人賞」を授与しています。

40回目となる今回は、新人賞対象者137名の中から厳正な選考の結果、佐々木拓・竹田美織・前原翔一の3名が選ばれました。本展では、ポスターやプロダクトなどを中心に、受賞作品および近作を展示します。(ホーム紹介文より抜粋)

詳しくは下記アドレスでご確認下さい。

佐々木拓・竹田美織・前原翔一|展覧会・イベント | クリエイションギャラリーG8 (recruit.co.jp)

 

サングラスをかけた女性のポスターは佐々木拓さんの作品ですが、サングラスで思い出すのが、経済開放政策が始まった中国へ行きましたところ、北京空港内のロビーにいる中国人全員がサングラスをかけていた事です。

人民服にサングラスと言えば、テクノポップのYMOのジャケットを思い出します。

ですから、私達は「YMOだ。YMOだ。」とはしゃいでしまいましたが、何故、サングラスをかけるのか?聞くのを忘れてしまいました。

 

国が大きく舵を切る時代にその国を訪れる事は、旅行の醍醐味でもあります。

食事は何を食べているかと、一般家庭へビデオカメラを持って押しかけ、食事中の中国のご家族を撮らせて頂きました。撮影に協力して頂いたご家族、さぞ驚かれた事でしょう。

 

また、上海の公園で人民服を脱ぎ、洋装で写真に納まるモデルさんなど、スカートから見える生々しくも美しい足に驚きました。

現在、裾の長いスカートが主流の日本ですが、女性方、素足を見せずに三十年程、お過ごし下さい。

三十年後に丈の短いスカートを履いて歩かれると、出会う男性達が皆、驚きの表情で見返してくるのではないでしょうか。

女性の方々には判りませんが、男性から見るとドキッとする、生々しく色っぽい足です。

 

それで中国女性の皆さん、同じ人民服を着ていた訳ですが、お洒落はどうしていたのか通訳の北京大の女子学生に訊ねましたところ、日本の航空会社のキャビン・アテンダントと同じく、首に巻くスカーフで自らのお洒落を楽しんでいましたと答えました。

成るほどと納得した次第です。

 

石井隆さんが亡くなられました。

今年、高野さんが編集長を務める『北冬書房』のイベントの話しがありまして、誰と話したいかと訊ねられ石井さんと答えたところ、石井さんは現在、入院中でイベントに出席出来ないとの返事か返って来ました。

最後に私を覚えていてくれて有難うとの石井さんの言葉が何処か寂し気で、大分弱っていらっしゃる様で心配しておりました。

石井さんとは、『北冬書房』から画集を出版するので会ってみないかと、高野氏に誘われお逢いしたのが最初です。

手元にその画集がありますが、七十年代の具象の精度はそれ以前より上がっていて、フランスのカラー漫画雑誌『ヘヴィメタル』などを見れば判るが、石井さんのペン画もその意味では精度が上がった緻密な絵になっております。

これは、具象画は自然科学の精度に引っ張られるという特徴があり、松本大洋さん原作のアニメ『鉄コン筋クリート』の精緻な背景や、その後の大友さんの『アキラ』へと繋がる精度の上がった具象漫画のコマ絵のとば口に居たのが、石井隆ではないかと思います。

また石井さん描く女性が独特で、何故、このアングルから女性の顔を描かれるのか訊ねたところ、その角度から美人を描くのは難しいから、敢て挑戦する意味で描いておりますと話され、石井さんはデッサンに自信がある絵描きだと思ったことを覚えています。

また一人、巨星が宇宙へと飛び立ってしまった。私達を地球に残して・・・。

 

発見の会 公演『大正 てんやわんや』

ウクライナのアニメ作家や映画祭関係者たちから、助けを求める声が届いております。

ASIFA本部では、ウクライナの人々、特にウクライナのアニメーション関係者と心を一つにするべく、公式サイト  asifa.netに 2つの請願書を掲載しました。

アニメ、映像関係者で無くとも、請願書にサイン出来ます。

オタワ映画祭のディレクター、クリス・ロビンソン氏による請願書です。

https://asifa.net/international-animation-community-stands-with-ukraine/

このページ冒頭の、「SIGN THE PETITION」をクリックすると、以下の請願書サイトが開き、署名することができます。

ウクライナのアニメ協会の請願書ページです。

日本の方のサインも多いです。

下の方にウクライナ軍を支援する、ウクライナ国立銀行のNBU募金口座アドレスがあります。

ウクライナ侵攻に反対する請願アニメーター (ipetitions.com)

 

 

ロシアのウクライナ侵攻、長期戦の予測ですが、2014年からウクライナは闘っていたのですから、長期戦なんてものでは無いでしょう。

ロシアが入ってこない様に、国境に有志連合国軍が駐屯するようにすればいいのにね。

 

今回のウクライナ侵攻でも、兵器としての戦車批判が出ているようです。

アメリカ映画『パットン戦車軍団』でも、戦車は金がかかるのに実戦で役に立たない、前世紀の遺物などの声がアメリカ陸軍内部に出ていました。

映画やゲームになっている第二次世界大戦のバジルの戦いも、YouTubeにパットン戦車軍団の一兵士か語ったインタビュー画像があります。

戦場はガソリンと火薬、人間が焼ける臭いで凄かったと語っております。

 

WOWOWの映画『この世界に残されて』を見ました。

自由を求めるロシア人に突然、スターリンの死がラジオから告げられます。

狐につままれたような家族が、それでもグラスに酒を注ぎ、無言で乾杯をするシーンが印象的でした。

プーチンさん、貴方の死を願う国民が居る国にしてはいけません。

 

NHKが早々と『スターリンとプーチン』と言うドキュメントを放映しました。

東ドイツのKGBに配属され、ベルリンの壁崩壊後は、タクシー運転手として働いていたのですか。

KGBは反体制派や敵対国のスパイを取り締まる機関ですから、現体制維持の役目を負っている訳です。

プーチンさんは今、その地金が顕わになったのでせう。

ロシアは何処へ向かうのでしょうか・・・。つけを払うのは国民です。

 

 

発見の会公演『大正 てんやわんや』

 

チラシ-1

 

期間 6月9日〜12日

会場 上野ストアハウス(台東区北上野1-6-11 NORDビルB1

詳しくは下記アドレスへ。

発見の会(@hatsukennokai)さん / Twitter

 

1964年、瓜生良介を中心に新たな表現をめざす多くの演劇人が集結し、演劇集団発見の会を創立。以後、アングラ演劇の先駆者として「自由なる組織は、自由なる表現を生み出す」をモットーに、今尚多彩な表現者を巻き込み、ラジカルな演劇活動を続けている。(*瓜生良介著『小劇場運動全史 記録発見の会』より抜粋)

 

お元気にご活躍の様子、嬉しく思います。

私の最初の演劇ポスターが、発見の会の演劇ポスターでした。数年前の千葉市美術館の68年代展で展示されました。

シルク版画作品ですが、色が褪せておりません。刷り師の怖いおじさんは流石です。

刷り師が下手だと、変色してしまいますし、最後には色が消え元の紙だけが残ります。版画作品を買われる時にはご注意を・・・。

 

墨は千年位い持つそうで、楽譜などは昔、イカ墨で書いておられた様ですから、千年は持つと思います。

ツタンカーメンの墓から出て来た遺品は色鮮やかで、保存状態が良いですね。デジタル記憶媒体は、何年持つのでしょうか。

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