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上野昂志著『黄昏映画館』

ウクライナのアニメ作家や映画祭関係者たちから、助けを求める声が届いております。

ASIFA本部では、ウクライナの人々、特にウクライナのアニメーション関係者と心を一つにするべく、公式サイト  asifa.netに 2つの請願書を掲載しました。

アニメ、映像関係者で無くとも、請願書にサイン出来ます。

オタワ映画祭のディレクター、クリス・ロビンソン氏による請願書です。

https://asifa.net/international-animation-community-stands-with-ukraine/

このページ冒頭の、「SIGN THE PETITION」をクリックすると、以下の請願書サイトが開き、署名することができます。

ウクライナのアニメ協会の請願書ページです。

日本の方のサインも多いです。

下の方にウクライナ軍を支援する、ウクライナ国立銀行のNBU募金口座アドレスがあります。

ウクライナ侵攻に反対する請願アニメーター (ipetitions.com)

 

ウクライナ侵攻が始まる前に、エストニアとラトビア共同制作の ドキュメント作品『映像詩 不滅のロシア』を見た。

映像詩と謳うだけあって、雪降る冬のムルマンスク近郊の町を美しく捉えたドキュメントで、欧州の映画祭で次々と受賞を重ねる話題作です。

私の興味は、その町がノーベル賞作家ソルジェニーツィン氏が、自ら囚われ作品にした『収容所群島』の強制収容所が在った町で、その収容所の内部が写っているかもしれないとの期待がありました。

『収容所群島』を読んだ限りでは、ナチスのユダヤ人を送り込んだ『アウシュビッツ強制収容所』に似た風景を想像していたが、残念ながら収容所の内部も外観も写ってはいなかった。残念である。

ただコメントとして、捕らわれた思想犯や政治犯の人達は、解放されても親や夫、妻子の居る元には帰らなかったと、短く伝えていた。

それを集合住宅の階段を、スーパーのビニール袋を手に持ち、力なく家に向かう年老いた女性の姿に重ねるしかなかった。

作品は主に、プーチン大統領が進める、愛国教育や軍事教育の中で生活する子供達の姿を追ったもので、戦時中、日本の小学生の中に、銃を解体し、磨き、又組み立て直すことが出来る子が居たのだろうかと、問い直すほどの鬼気迫る作品であった。

あの地方の町で熱く沸々と煮えたぎる愛国心とは、大国と言う名が核兵器保有数でしか語られない現在ロシアの惨めさの表れなのだろうか。

ソルジェニーツィン氏も晩年、プーチンを意気消沈するロシアを復活させたと絶賛したと聞く。

ロシア国民は何に絶望したのだろうか。社会主義国では、プール付きの家に住めない事が判った事だろうか・・・・。

米国から供与された高機動ロケット砲システム(HIMARS)が、ウクライナの手に入った。

ウクライナの勝利を願う。

 

上野昂志著『黄昏映画館』

本- 1

岩波の『広辞苑』までの背幅はありませんが、分厚い本です。

上野さんとは、私が月刊漫画誌『ガロ』作品を寄せてからの交友で、お互い酒好きと言う事もあって、付き合いは現在まで及んでいる。

映画評なども書かれた花田清輝氏の話をよく聞かされておりましたので、是非、花田清輝論を書いて頂きたいと思います。

手に取りたい方は下記アドレスへ。

黄昏映画館|国書刊行会 (kokusho.co.jp)

 

80年代に「評論は難しい」と発言したのは加藤典洋氏である。

加藤氏の発言から半世紀とは言えないが40年が経った。

評論家の立ち位置は今、何処に在るのだろうか・・・。

 

上野昂志による『異貌の日本映画史』

ポスター2

期間 6月25日~7月22日

会場 シネ・ヌーヴォ

作品の上映会です。見落とした作品や再上映に恵まれない作品に出合えます。

詳しくは下記アドレスへ・・・。

上野昻志『黄昏映画館』(国書刊行会)刊行記念上映会 上野昻志による異貌の日本映画史「黄昏映画館」 (cinenouveau.com)

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