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2020-08

JAGDA新人賞展2020

期間 9月8日 – 10月15 日

会場 クリエイションギャラリーG8

 

この賞は1983年来、デザイナーの登竜門として、いまや第 一線で活躍する113名のデザイナーを輩出し、デザイン・広告関係者の注目を集めています。

38回目となる今回は、新人賞対象者145名の中から厳正な選考の結果、佐々木俊・田中せり・西川友美の3名が選ばれました。(ホーム紹介文より抜粋)

チラシ- 1

今年はカラフルな配色のデザインです。

愛知(2020年12月)、大阪(2021年2月)を巡回予定です。

季刊誌『月あかり』第8号

オカーサンの戦中日記を発売した桑原さん。オトーサンについても連載しております。

月- 1

江藤淳氏は『成熟と喪失』で、小説に描かれた近代日本のオトーサンとオカーサンについて分析をおこなっております。

現在、オトーサン、オカーサンが不仲になると、離婚するのが当たり前になり、どちらかの親が親権を得て母子や父子家庭になるか、新しい伴侶を探し結婚する何れかの道を歩み始めます。「子は鎹」は死語に近くなりました。

1984年、ポール・ダノ監督作品『ワイルド・ライフ』に、オトーサンとオカーサンの不仲からオカーサンの不倫へと発展し、最後の写真館での家族を記念写真に残すシーンまでの、「子は鎹」にならなかった14歳の少年の目から描いた家族の物語です。この後のアメリカを含め世界の家族像はどのような変化をするのでしょうか。

私も『映画芸術』の中で、配管工のオトーサンを笑う後ろの席の若者に、「父を侮辱する者は、僕が許さない」と席を立つ子供を描いた米国映画を取り上げ、アメリカ社会は変わりつつあるのではないかと書き記した記憶があります。

親権を争うアカデミー受賞作品『クレイマー・クレイマー』は1979年の作品だが、先進国の少子化は進んでいると言うべきで、母子家庭が貧困層へ落ちいる現状を見ると、子は国家的な保護が必要ではないかと思えるし、父子家庭が経済的な問題を抱えていないかと言うとそうとも言えない。

自然界の動物家族を見習う訳にもいかないし、人間の子供も成長するにつれ、親と距離を置くようになり、思春期になると子供は自立へと向かいます。古い巣に住み続け、電気掃除機で古巣を掃除し、巣のふちに座り夕日を眺めている老コウノトリを見たことはありませんか。

自動車産業の様な裾野が広い産業が興れば、経済的に余裕が生まれ、問題が解決しなくともしのぐ事は出来ますし、資本主義社会も少しは明るいのですが、世界を見回しても、そのような産業が興っている様には見えません・・・中世に戻るのですか先進国は?マスクを付けて・・・・。

詳細は桑原氏ホームへ。

鬼-2

リーディング公演『鬼ものがたり』

公演日 8月28日~30日

会場  新宿・雑遊

鬼は私も漫画作品『巨大な魚』やアート・アニメ作品『鬼恋歌』などに登場します。

また、天邪鬼と言う小鬼も居ります。

私も短編小説で、鬼の家族を描いたことがあります。飢饉で食べ物が無くなり、村の市で買ってきた人間の娘も食べてしまい、とうとう子供達を食べる相談を親達がします。

この相談を聞いていた子供の鬼が、食べられては敵わないと親の寝ている内に逃げ出し、都で大金持ちになる話です。

この小説に川遊びをする小鬼の挿絵を付けましたが、可愛いと女性編集者に褒められました。

どこか鬼は人間臭く、創作意欲が湧いてきます。

第18回広島国際アニメーションフェスティバル

選考審査の結果、2,339応募作品(84か国・地域)の中から、59作品(32か国・地域)をコンペティション作品として選定し、4つのコンペティションプログラムを決定しました。

コンペティションの審査は、8月20日(木)~24日(月)を予定しており、観客参加の下、コンペティションプログラムを上映して行うことに代えて、国際審査委員がインターネットを通してオンライン会議で行います。

広島_3

今年は84か国・地域から2,339応募作品が集まりました。

私も選考委員を務めたことがあります。一日、100作品近くを見て審査しなくてはなりませんから、五時の終了時は毎日、クタクタになります。

しかし、グランプリを決める国際審査員より選考委員の方が、応募作品全てを見ますから面白いです。

日本は性表現が解禁されておりませんから、税関で止まっている作品もあり、選考委員特権で見ることが出来ます。

私の時にはロシアのユニークな大物作家の作品も止まっていて、私達はこの作家の作品をプログラムに入れる事を決定、許可をしました。

後にこの作家の作品は養老さんとの対談の折、デパートの会場で上映しました。ボカシは入れませんでした。

先日、日本漫画が原作の『シティ・ハンター』を見ておりましたら、死体置き場でのアクション・シーンがあり、全裸死体を挟んで格闘しますが、全裸死体をお互いが防御、攻撃に使い、解剖台に横たわる死体をクルクル動かしますから、全裸死体役の俳優さんは大切な下腹部をカメラの前に見せたりと、大変です。

当時も税関で止められていた作品に、死体置き場の死体にとまった蠅を動かした作品が有りました。顔から胸へと蠅が降りていくのですが、どこまで降りるか想像が付きます。

止めなさい、と心で思いますがとうとう男性器へと蠅は降りてきて、その先端で止まります。蠅の動きは中々ですけれど、で、何が言いたいと思いますが作品ランクのボタンを押す手が止まっている自分に気付き、苦笑してしまいます。なっ、見ちゃうだろとクスクス笑う作家の顔が見えるようです。映像作家はイタズラ好きです。

映像初期の作品に月へロケットが突き刺さるのや、紙に描いた恐竜を動かすのなど、実際にはありえない空想を映像化して、観客が驚くのを見てニンマリするのが映像作家です。それが3D  の発達で『アベンジャーズ』まで来てしまい、生身の人間が出て来なくなりました。どうしますかハリウッドさん。

映像界の巨匠、オーソン・ウェルズ氏は、映像に留まらずラジオで火星人来襲を緊急ニュース風に放送したため、全米がパニックになり、以後、この様な事実でないものを放送することは禁止されました。ねっ、驚かすのが好きなのです。イタズラ好きです映像作家は・・・。

選考委員になると、税関で留め置かれる作品も見ることが出来ますし、中々見る事が出来ない国のアニメが見れる喜びがあります。

入選作品が見られます。日本は子供向けのセル・アニメが主流ですが、他の国は多様なスタイルの作品があります。世界のレベルが判りますからご覧になって下さい。

八月末にはグランプリが決まります。

桑原茂夫著『西瓜とゲートル』

季刊で宜しかったのかな、『月あかり』に連載されたお母様の戦中日記の単行本化です。

当時、文章を書くことは、一般庶民では中々、思いつかない事だと思います。

本- 1

召集令状が父親の留守の間に届き、慌てるお母様と父親の問答が面白く、「俺は大丈夫、生き延びる」と言ったそうですが、人間は妙な自信を持って生きている動物ですね。

現在も直下型地震が何時起こっても不思議ではないと地震学者に言われておりますが、東京の人は「なに、地震が来ても、私だけは生き延びる」と思いながら、玉川や隅田川や荒川に神田川等に浮かぶ水死体の一人になったり、建物に押しつぶされ、通電火災で遠火の強火でシッカリ体の中まで火が通る焼死体になる方が、現在、街を歩いているかもしれません。私もその1人かも。

桑原さんの父親は41歳での召集ですか、私の父親も40代で現地召集です。

父は近眼ですから、メガネが無くなると何も見えない。味方を撃ってしまわないかと、母は心配したそうです。

ゲートル- 2

『ゲートル』が出て来ます。裏表紙の伸坊さんの絵、中々、良いですね。これで行軍や、雨の中の唐傘部隊での突撃など、アニメ作品にしたら面白いです。

昭和10年の『日展』に、馬の馬蹄を見る若い日本兵の絵があります。戦争画と言うと油絵となってしまいがちですが、これは日本画で若き日本兵士が良く描かれております。作品、作者名を失念してしまいました。

ナポレオン時代のフランス胸甲騎兵など、女の子にキャーキャー言われ、駐屯地には追っかけもいたそうです。金髪、栗毛色の髪に青マントは補色関係で映えます。アイドルでキャーキャー言っている今と変わりません。

青マントはフランスの連載漫画になっていて、アングレームに招待された時に広場に作品が飾られており、私も子供時代に読んだと翻訳家のオノレ氏に解説して頂きました。

題名は忘れましたが、フランスの国民的漫画でしょう。

ゲートル、脚絆の追っかけは出て来ますかね、女子の皆さん。現在、男女平等ですから、女子もゲートルを巻く時代ですが、アイドルの方々、ゲートル巻いて踊れますか?。

手に取りたい方はここです。

「ちばてつや×森田拳次 漫画家からのメッセージ」

会期 8月12日(水)~11月15 日(日)

会場 平和祈念展示資料館 企画展示コーナー

 

本企画展では、自身の戦争体験をマンガという表現で伝えてきた二人の歩みと、次世代の漫画家たちが、戦争体験者からのバトンを受け取って描く作品を紹介します。(ホーム企画展紹介文より抜粋)

月刊漫画雑誌『ガロ』の編集長、長井さんによれば、満州の酒場でお酒を飲んでいた時、「今度の戦争は負けるらしい」と他の席で呑んでいる人たちの会話が聞こえて来たそうです。翌日、船に乗り、日本へ帰って来たそうです。

人の口に戸は立てられないと言いますが、当時、多くの邦人の耳には届いていたのかもしれません。

コロナの影響で、会場は三密にはなっておりません。ゆっくり鑑賞できます。御覧になって下さい。

チラシ- 1

BBC制作のドキュメント『セレンゲティ』を見ておりました。子を失った母親キリンが、横たわる我が子の亡きがらを見つめて立っております。

その近くで、チーターの母親が子供達に、巣立ちの狩りを教えています。

チーターの母親はガゼルの子供を殺さず捉えて、子供達の前に放ちます。逃げるガゼルの子供をチーターの子供達が追いかけ、前足で倒します。倒れたガゼルの子供は必死に前足で立ち上がり、全力で逃げます。

これを何度も繰り返しながら、チーターの子供達は狩りを覚え、親からの自立をとげるのですが、これを見ていた子を亡くしたキリンが走り寄り、チーター達をけちらかし、ガゼルの子供を母親の元へと返します。感動的なシーンです。

この様なドキュメントに対して批判があります。古くはディズニーのドキュメンタリー作品に対してで、多くは動物学者からのものです。あまりにも人間の感情に添って描きすぎるというものです。

キリンがチーターを蹴散らかし、救われたガゼルの子供と母ガゼルが並んで走るカットは同一の親子で、チーターに捉えられた子供なのかと。確かにそこを繋ぐカットはありません。

救われた子供ガゼルにカメラは密着し、ドキュメントの名作、フラハティ監督『アラン』の嵐のシーンと同じく追って迫り、母ガゼルのところに行くまでBBCのドキュメント制作スタッフは追い続けなければいけなかったでせう。

撮影対象が刻々と変化する中での判断、難しいと思いますが、水辺へ集まる生き物達を干ばつ、雨季を通じ描き続けた力作なら、この母キリンの感動的なシーンを丁寧に撮って欲しいと思いました。

もう一つBBCアースにお願いしたいのは、川や池に居たカバ、ワニ、ニシキヘビ等は、干ばつ期には何処へ行っているのでしょうか。象もシマウマもガゼルも何処かへと姿を消しているのですが、水の生き物たちが捉えられていないのが残念です。

続編を御願い致します。

 

十代の頃からドキュメンタリー映画が好きで、銀座に在る東宝会館の屋上近くのドキュメント映画館に通い、名作『マリン・スノー』の動物の死骸が雪の様に降り積もる海底の美しい映像や、まだ精神病の認識が広まる前の精神病院の患者さん達を記録したドキュメント等々、見続けていた思い出があります。

映画と同じく漫画も娯楽の要素が強く、多くの人はその様な作品を求めますが、漫画表現はそれだけではありません。

拙著『赤色エレジー』では、作品を連載していた頃の歌が随所に挿入されておりますし、『Ph 4.5 グッピーは死なない』では、著名知識人の書籍はもとより、テレビでの発言も取りあげております。

また、世界中の漫画家達が、目の前で起こった出来事を漫画として書き止め、作品として発表しておりますし、20世紀以降の重要な表現の一つとなっております。

 

「高畑勲展コラボ企画:セロ弾きのゴーシュ」上映会

期日 830() 1)10:002)11:403)13:204)15:00

会場 オリエント美術館地下講堂(城下・岡山市北区天神町9-31)

参加費:一般1,200円、学生800

主催:岡山映画鑑賞会

E-mail:okayamaeikan@max.hi-ho.ne.jp

TEL:090-9732-3330

 

新型コロナウィルス感染防止のため、マスクの着用をお願いします。

各回の参加人数は25人に限定します。(先着順に受付します)

 

「高畑勲展 ― 日本のアニメーションに遺したもの」

鱧会期 前期:8月1日~9月8日

後期:9月21日~27日

会場 岡山県立美術館

 

高畑さんと言うより私達は「パク」さんと呼ぶ方がしっくりくる。

試雇期間を過ぎ東映に入社すると、班に振り分けられ、渾名を付けられる。なんて読んだら良い?と・・・。

皆は、高畑さんを「ぱく」さんと親しみを込めて呼んでいた。

私が高畑監督とご一緒した仕事は、テレビ短編『狼少年ケン』と高畑監督長編一作目の『太陽の王子ホルスの大冒険』の二作だ。

しかし長編製作が始まってすぐに会社側から制作中止の発表があり、東映大川社長の、日本にもウォルト・ディズニー・スタジオが在っても良いではないかとの思いは、中断されてしまった。

もう、東映は長編アニメ作品を作る事はないのかと思い、テレビ短編で疲弊した体を持ち堪えることが出来ず、東映を辞した。

当時の私のタイム・カードはまっ赤で、正社員の9時に出社することが出来ず、テレビ短編用の体になっていた。出来高払いの契約社員の体である。

会社を辞めて1週間、食事以外はただひたすら私は寝ていた。

 

渾名の話題に戻せば、「みとめ」と言う面白い渾名の人がいて、あの人は何で「みとめ」と言うのですかと先輩に訊ねたことがある。

何でも昼の談笑の折、「私、みとめちゃうわ」と言ったのが渾名の由来らしく、会社での一日の行動が、渾名と同じくとてもユニークな女性で、動画机にマニキュアがズラッと並んでいた印象が在り、一コマ漫画の重鎮と結婚された。

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宮さんの奥さんもユニークな渾名が付いているが、入社した時の上司だから、ここに書く事はしない。怖いもん!

東映の三階にはトレス、彩色、特殊効果の女性が100名ほど居り、三階に上がると白粉や香水の匂いが充満し、その匂いに噎せ返りそうになった。

この仕上課でも、動画課の男達に渾名が付けられていた。

ある青年アニメーターには「イシルクツア」と付いていて、仕上で仲良くなった女性に意味を訪ねたが、ここには書かない。

どんな意味だか考えて下さい。

私にも渾名が付いていて、この渾名の命名者は「パクさん」の奥様になられた方で、奥様とは大泉学園行きの通勤バスで一緒であった。良い渾名だが、書くと嫉妬する人が居るから書きません。

時代はマイカーブームの時代で、練馬のガスタンク辺りで渋滞になり、バスに乗っているのは東映撮影所、動画スタジオの人達だから、出勤時刻に遅れないかと、車内は押し殺したような息苦しい空気に包まれていた。

 

古都へ行って美味しい料理を食べる事になっていたが、コロナ流行で鱧料理の旬を逃しつつある。嗚呼・・・。

しかし鱧の旬は冬場だと書いておられる方が居る。冬の旬には食べられるだろうか。

内田春菊著『わかいひとへ』発売。

あとがきに、「若い男と別れると」とあり、その後「私が死んだあと」と続きます。その男が私について話す場面を想像すると、暗い気持ちになると書き、私にとって男とは、無い事、無い事を平気で語る生き物だと言っている。

内田さん、年下の彼は怖いのです。

チラシ-1

27歳の男が面白いと言った女性が居ました。少年から大人の男へ変わる季節で、揺れているらしい。私も作家の年譜で27歳頃は注意して視ます。時代もありますけど・・・。

評論家で、定年の日に駅まで歩いて行く鞄を持った夫の後ろ姿を、自宅の仕事場から見つめている女流作家が怖いと言った方が居りました。

TV番組『五時に夢中』で、大手出版社の女性編集者が久しぶりに抱き合う時に「痛い」と言うのは、男に効くと語っていました。

年下の男は、俎板の鯉です。年上の男もですかね。悪あがきはやめましょう。

男と女の間―には・・・・・。手に取りたい方はここ

『現代演劇ポスター展 2020』

会期 8月2日~5日

会場 ヒカリエホールA

チラシ-1から

1960年後半から70年~80年代の演劇ブームまでの代表作品を展示しております。

私のは、寺山さんの『邪宗門』と発見の会『怨霊血染めの十字架』の二点だと思います。

『邪宗門』は女性のあの部分に「大入」のご祝儀袋を貼ってあったのですが、劇団員の話によれば、電柱に貼る傍から下校時の小学生が「これ、Hだぜ」と剥がしてしまったそうです。

「大入」が付いたポスターをお持ちの方は居られますかね。

期間を見ていませんでした。明日、一日で終了します。お見逃しなく。

笹目さん、御免なさい。

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