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2015-03
キューバ・メキシコ交流400年記念個展開催⑳
支倉常長さん一行、遣欧使節団がキューバ、メキシコの地に降り立って昨年は400年にあたります。それを記念してキューバ・メキシコで個展を開きました。
『トラディショナル・モダンな日本美術 林静一の美人画展』です。
今日は、ICAIC(映画産業省)のアニメーション・スタジオでの講演です。
ハバナ・バスツァーもICAICの前を通りますから、注意してご覧下さい。
スタジオに入りますと、制作室へ案内されました。
アニメーターやトレス、彩色の人が作業をする動画机です。
日本は長方形ですが、キューバは円形に切り取られ、乳白色の合成樹脂アクリルガラスがはめ込まれています。
ディズニースタジオは机が円形になっていて、アクリルの部分が長方形だったと思います。
このアクリルの下から蛍光灯をあてて、何枚も重なった動画を確認しながら描いてゆきます。
毎日、この机で作業をしますから、一日、蛍光灯を見ている事になり、蛍光灯がついた明るい部屋へ入りますと、悲しい事も無いのに涙が溢れ出て来ます。職業病です。現在のトレース台は、光源にLEDが使われております。どうなのでしょうか。
また、作画作業が平面となっており、日本と同じく上から書く様になっております。
ディズニースタジオですと立てた作画作業になりますから、キューバの動画机は和洋折衷と言う事になります。
イーゼルでキャンバスを立てて描く洋画と、床に寝かせて描く日本画の違いと同じです。しかし日本画でも、平山さんなど、立てかけて描いている方もおります。
動画机の前に動画用紙を置く棚やスケジュール表などを貼るボックス型の仕切りが日本には在るのですが、見あたりません。脇にカット、動画用紙を置く箱が見えるだけです。作画中、気が散りませんかね。
故森やすじさんなどは、後ろに立って覗くだけでも、「見ないで~」と動画用紙の上に上半身を乗せ、まるで野外へ写生に出た小学生の様な行動をとります。奥さんも子供も居りますが、描画に専念できないのでしょう。
正木美術評論家、ICAICの歴史に付いてインタビューをしたそうですが、是非、独創的な動画机についても聞き出して下さい。もしかすると、交流のある旧ヨーロッパ社会主義国の影響を受けているのかもしれません。
動画机で作業をしておりますが、何の作業か忘れてしまいましたが、女性の方の露出度が、さすがキューバと言う感じです。
今はデジタルの時代ですから、動画チェックを受けると動画は、デジタル化され彩色されます。
デジタル化と言うと聞こえは良いのですが、セル・アニメのデジタル化は大変な作業です。
フィルムにしてからデジタル化の方が早いのではないかと思いますが、そこは経営者側の思惑があります。
コンピューター元年、70年代の海外映画祭へ行きますと、アニメ制作のコンピューター機材が売り出されていて、あなたが寝ている間もコンピューターは休まず、あなたの会社に利益をもたらすと書かれてありました。
アニメ映画製作の合理化の歴史を考えますと、初めに動画以降の工程が合理化対象であったと思います。トレス、彩色、特殊効果等、東映動画には動画部門と同数の社員が居ましたから、ここの社員を減らすことが、製作費の削減へと繋がります。
このアニメ制作の合理化の動きは、アメリカの方が早く、より徹底していたと思います。
その後、アニメーターも、拙著『赤色エレジー』の主人公の様に、出来高払いの契約社員が多くなります。今や、多くの企業がこの方向へ動いております。
メキシコのテレビ・キャスターに、「日本のアニメは、どうして世界に広まったのでしょう」と質問され、「製作費が安いからです」と身も蓋も無い発言をしましたが、現実を見ても、テレビ・アニメ作品の製作費は、60年代から、そう上がって無いのではないでしょうか。
各国のテレビ局が買いやすい値段で、原作が日本の大衆にもまれ、面白い娯楽に仕上がっているからでせう。的を射た答えでは無いですが、当らずとも遠からずといった意見であると思います。
立体キャラクターは、別の部署で管理されていて、アニメーターが勝手にそのキャラクターを使う事は出来ないそうです。ディズニーのピクサーなどは、どの様にキャラクターを管理しているのでしょうか。
動画の色付けが終わると最終チェックを受けて、作業は終わるのですが、日本の作業の流れについて質問されましたから、どうやら日本の制作現場とは違う流れになっているようです。作品全体を統括する制作、進行部が無く、監督が全ての工程に目を通しているようです。キューバの監督業、大変です。
でも作業場に入るのは久しぶりですから、懐かしく東映動画時代を思い出しました。
NHK番組『視点・論点』 『『伝統の美人画』中南米を行く』です。
ノーリッジで行いましたトークイベントの英訳が、米国のThe Comics Journalに載っております。
ハバナ個展の記事です。
Habana(ハバナ歴史事務所)の’Habana Patrimonio’の記事です。
Cuba Contemporánea の記事です。
Habana Times の記事です。
Radio Musical Nacional,の記事です。
Radio Rebeldeの記事です。
キューバの日系の方々のサイト、CUBANO NIKKEI の記事です。
Cuba Cooperation France の記事です。講演の様子ですが私、暑さでボロボロになっております。
Habana Culturalの記事です。洋装のこの絵が人気です。後ろの椰子の木がキューバの方々の心を捉えたのでしょうか。
メキシコでの個展です。
主催のベラクルス州立大学の新聞の記事です。
AGN VERACRUZ Periodismo puntal y con sentidoの記事です。
Organización Editorial Mexicana社の’El Sol de Leon’の記事です。
lado.mxの記事です。
‘DIARIO A・Z XALAPA VERACRUZの一回目の記事です。
‘DIARIO A・Z XALAPA VERACRUZの二回目の記事です。
EL HERALDO DE VERACRUZ’からの記事です。
‘Oye Veracruz CULTURA’からの記事です。
La noticia en caliente’からの記事です。
‘PUNTO Y APARTE’からの記事です。
‘la veracon’からの記事です。
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キューバ・メキシコ交流400年記念個展開催⑲
支倉常長さん一行、遣欧使節団がキューバ、メキシコの地に降り立って昨年は400年にあたります。それを記念してキューバ・メキシコで個展を開きました。
『トラディショナル・モダンな日本美術 林静一の美人画展』です。
講演後、建物の内部を撮らせて頂きました。
建築家の方に以前、お話を伺ったことがありますが、日本の団地を中庭式で建てたことがあるらしいです。唯、居住者が中庭を自分の所有空間だと思い、ベランダが段々と前に出て、中庭を塞ぐようになると言っておられました。
集合住宅では、無理なのですかね。フランスでは、上手く住んで居ますよね。
朝顔の様な、何の花でしょうか。私は花の名前、人の名前を覚えない天才です。
具象系の絵を描く画家は、対象を見ると絵にする過程を考えてしまう癖があります。空を塗って遠景を仕上げ、近景の草木を最後に描き込むといった事を、風景を見ながら考えている。ですから観光でビュー・スポットなどを見ても感動が薄いし、頭が疲れてしまうから、ボーと見ています。
アニメーターだと動いている物、全てに目がいきますね。これら皆、職業病と言えます。
夕食が思い出せません。
スープを飲んでいますね。開会式の当日、支倉常長像の脇を入って最初の通りの角の店でスープを注文したのですが、この魚貝のスープが美味しく、ハバナのスープは侮れないと思いました。
パエリアですかね、食べた記憶がありません。
最後にアイス・コーヒーを注文しました。店側が警戒したのか、美しい女性に作らせました。食欲より色気で、今まで注文されたことの無い飲み物へのクレームをかわす作戦でしょうか。
写真を紛失したので載せなかったのですが、私が個展を開いているギャラリーの右に在る、ハバナの三本の指に入る高級ホテルのバー・ラウンジで、実は完璧なアイス・コーヒーが出ました。
えっと驚き、何故と訊ねる私に、アイス・コーヒーが作れないバーテンダーはモグリだぜと、爽やかな笑顔で答えてくれました。ハバナ、侮れません。
上の写真が、完璧なアイス・コーヒーが出たホテルの中庭です。是非、ハバナに行かれたら、このホテルでアイス・コーヒーを注文して下さい。
もう、長くハバナに住んで居る気持ちになります。
支倉使節団の一行、この夕景を眺めて、何を思っていたのでしょうか。
明日は専門家対象の講演で、映画産業省へ行きます。お休みなさい。
NHK番組『視点・論点』 『『伝統の美人画』中南米を行く』です。
ノーリッジで行いましたトークイベントの英訳が、米国のThe Comics Journalに載っております。
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Habana(ハバナ歴史事務所)の’Habana Patrimonio’の記事です。
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Cuba Cooperation France の記事です。講演の様子ですが私、暑さでボロボロになっております。
Habana Culturalの記事です。洋装のこの絵が人気です。後ろの椰子の木がキューバの方々の心を捉えたのでしょうか。
メキシコでの個展です。
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キューバ・メキシコ交流400年記念個展開催⑱
支倉常長さん一行、遣欧使節団がキューバ、メキシコの地に降り立って昨年は400年にあたります。それを記念してキューバ・メキシコで個展を開きました。
『トラディショナル・モダンな日本美術 林静一の美人画展』です。
今日は『ビクトル・ユーゴーの家』で講演です。
大使夫人も見えられ、ハバナ大学の日本文化の重鎮も見え、緊張する私です。
芦田さんの意見で、美人画に絞った日本美術の話しを致しました。また、立って描きながらのトークをお願いされました。
私も、座っているより歩きながらのトークの方がやり易いです。
黄色円で囲った、正木美術評論家のポーズが決まっております。
芦田さんも決まっております。通訳は矢作教授がメキシコへ帰られ、お父様が在日キューバ大使を務められ、麻布生まれの麻布育ち、イケメンのホルヘ・ゲッラさんに変わりました。
講演は江戸浮世絵からの流れで、近代に入り『卓上芸術論』などがある鏑木清方さんや伊東深水さんなどを、画像を投影しながらお話しました。
また、人物画の顔の向きについて、現在のテレビ・ニュースなどで広く受け入れられている、キャスター達の正面顔や、皆様がアルバムに集め、ためておられる家族、友人達の正面顔写真など、現代の特徴もお話し致しました。
私のシャツに気づかれました。
開会式の日にネクタイを締めて行きましたところ、ホルヘさんにもっと涼しい正装「グァイアベラ」がキューバにあると教えられました。
「早く言ってよー」ですね。正木美術評論家も知りながら黙っていたのですから、ほんとに油断出来ません。
早速、繁華街の洋品店で買い求めました。似合いますか。
現在はデジタルで持ち運び、プロジェクターで投影することが出来るので、私のコマーシャル作品やアート・フィルムもご覧頂きました。動く映像も観られる便利な時代です。
これですと、パフォーマンスや演劇、舞踏なども講演しやすいですが、それは3D、立体再現の方が良いでしょうね。地唄舞の武原はんさんや現代舞踏の土方さんの踊りを止めてですね、この手の向きが次の動きに繋がるなどと、隣に立って解説、評論が出来ます。いつか、その様な時代が来るでしょう。
会場の皆様に『ロッテ小梅』をお配りして、目と耳、口へと五感で感じる講演に致しました。
キューバの方々は日本が好きです。座頭市などファンが多いと聞きます。飴を手にする時の恥じらいが、日本、アジアと似ており、愛おしくなります。
質疑応答です。皆さんの顔を暈さず出してしまい失礼しました。
ここでも私が武士に見えるとの、感想を頂きました。
講演が終わり一階の広間で、ドリンクとお菓子付のパーティーが開かれ、親しみのこもった会話がなされました。
まだ外は、日が高いですね。
キューバの皆様、ご清聴ありがとう御座いました。
NHK番組『視点・論点』 『『伝統の美人画』中南米を行く』です。
ノーリッジで行いましたトークイベントの英訳が、米国のThe Comics Journalに載っております。
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Habana Times の記事です。
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Cuba Cooperation France の記事です。講演の様子ですが私、暑さでボロボロになっております。
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メキシコでの個展です。
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NHK放送開始90周年記念企画
1976年3月に土曜ドラマとして放送されました、私が作品集に書き下ろしたカラー漫画作品『花に棲む』が、4月1日から『NHKアーカイブスポータルサイト』にてご覧頂けます。
演出は、惜しくもお亡くなりになりました和田勉さん。数々の海外でのテレビ・ドラマ賞を受賞され、当時のマスコミに受賞男と書かれ、NHKドラマ班のスター的存在の人でした。
幸子役の大谷直子さんは、岡本喜八監督の『肉弾』で、18歳の裸身を惜しげもなくスクリーンにさらし、マスコミの話題を集めた大女優です。
脇をベテランが固めております。
音楽は、マレーネ・デートリッヒの歌やトルコの民族音楽が使われ新鮮です。
『花に棲む』は、両極性障害を病む母と息子の日常を描いた作品ですが、ドラマは拙著『赤色エレジー』からの内容となっております。
撮影現場に陣中見舞にお伺いしますと、シーンの流れに沿って演技をする俳優さん達を三台のカメラが追いかけ、勉さんがそれぞれのカメラに映し出されたカットを、ピアノを弾く様に繋いでいたのが印象に残り、勉強になりました。映画製作の現場より役者さんは、演技しやすいのではないかと思いました。
アニメはカットのアングルが決まっておりますから、ビデオ、連写カメラ、モーション・ピクチャーを使用しても、その一つ一つを作画しなければならず、実写カットのスムーズな切り替えしは羨ましく思う。
ドラマ『花に棲む』をご覧になりたい方はこちら。
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『赤瀬川原平の芸術原論展』開催。
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『キネマ旬報』3月下旬号発売中。
「読む、映画」の連載エッセイです。
今回はジョン・カーニー監督の『はじまりのうた』を取り上げました。
今、アメリカの音楽業界は、ビック・データーを元に新人の歌を予測し、コンピューターが流行ると判断すと、その新人歌手に投資、売り出しているそうです。
そんなコンピューターに支配された音楽業界に、一矢、報いようと制作された映画で、それなりの仕掛けが詰まった映画です。
音楽業界の経験がある監督ですから業界人のリアリティもありますし、主人公の女優を歌えるようにしてしまうのが、元音楽業界人の凄さです。
監督は、イギリス女性がニューョークに来て、頑張っているのが好きだそうです。変な性癖ですが、判らなくもないです。私も英国の人、好きです。真面目でユーモアがあって品があります。
喧嘩腰の若者も居ますが、好きです。
でも、コンピューター予測の新人は、ヒットしているのですか・・・・。
『キネマ旬報』ホームです。
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キューバ・メキシコ交流400年記念個展開催⑰
支倉常長さん一行、遣欧使節団がキューバ、メキシコの地に降り立って昨年は400年にあたります。それを記念してキューバ・メキシコで個展を開きました。
『トラディショナル・モダンな日本美術 林静一の美人画展』です。
ホテル・コイバのレストラン街に寿司の文字が有りましたので、「何処の生まれだ」「神田の生まれよー、ちゃきちゃきの江戸っ子でーぃ」「おぅ、寿司食いねー」と言った会話を寿司職人と交わしながら寿司を食べようとしましたが残念、店が見つかりません。閉店したようです。
もう少し待てば、日本食ブームがここキューバにも来たのにと、残念でなりません。
「おぅ、江戸っ子は気が短けーのよ」、判りますけれどもねー。キューバ副議長が来日して、日本企業に投資をお願いしているのに。
そこで、イタリアン・レストラン『ラ・スカラ』へ入りました。
ここの味は、中の上辺りですね。
後で写真を撮った理由が思い出せない写真と言うのがあります。パスタの切り口を撮っているのですが、その時の会話が思い出せなく、パスタの茹で加減を話したのか、記憶は朧です。
食事をすませ、支払いにレジに向かうと、「お前たちはヤポンか?」と訊ねられました。そうだと答えると、奥のテーブルの壁にかかっている野球のユニホームを指し、あの選手を知っているかと聞き、俺たちは彼のファンだと告げ、日本で活躍しているだろうと胸を張りました。
誰ですかね、名前を憶えておりません。昨年はキューバ選手、多いですし、超大物も居ます。グリル、デスパイネですかね。デスパイネでしたらロッテです。私も千葉ロッテから、小梅の野球帽を出しておりますから、話が盛り上がったのになー。
日本プロ野球界は、早くからキューバ選手を受け入れていて、経済開放へ舵を切った今、キューバにスカウトマンが押し寄せているそうです。
アメリカが国交正常化に動き出したのも、日本に優秀な選手をとられたくないとの米国野球業界の危機感からだとの、穿った見方もあります。
スポーツ紙によれば、キューバの野球選手の月給は二千円程だそうで、アメリカ、日本でプレーすれば億ですから、命を賭けて、いかだ亡命しますよ。
食後は、ホテルの隣に在ります『ハバナ・カフェ』で、『ブエノビスタ・ソシアルクラブ』の演奏と歌と踊りを拝見します。このバンドは、映像作品が世界中に流れると、一世風靡いたしました。
その後、メンバーの方々が歯が抜けるように亡くなられ、今はお二人が存命で活躍しております。今回のショーはその一人、アマディート・パルティスさん率いる楽団の演奏と歌と踊りです。
楽団員の皆様は、アマディートさんのお弟子さんやご家族の方々だそうです。
サルサの踊りも洗練されていて、大人のショーと言った感想を持ちました。
アマディートさん、お元気です。
現在、人類の寿命は一日、五時間、伸びているそうです。アマディートさん、筋肉スーツを着て、百歳と言わず二百歳まで舞台に立って下さい。拍手、拍手です。
と言っても、見た目よりも若いらしいです。私とそれ程違いはありませんと、冷ややかに正木美術評論家が申しておりました。それなら猶更、『風姿花伝』の、老いの究極までお願いしたいです。
部屋に戻ると、タオル・アート作品が置いてありました。
でも、やはり、最初の白鳥の作品と比べると、手を抜いてません?それとも、もうバリエーションが無い。
滞在が長いですから。明日は『ビクトル・ユーゴーの家』で講演です。お休みなさい。
NHK番組『視点・論点』 『『伝統の美人画』中南米を行く』です。
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Radio Rebeldeの記事です。
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キューバ・メキシコ交流400年記念個展開催⑯
支倉常長さん一行、遣欧使節団がキューバ、メキシコの地に降り立って昨年は400年にあたります。それを記念してキューバ・メキシコで個展を開きました。
『トラディショナル・モダンな日本美術 林静一の美人画展』です。
観光バスを降りて美術館へ入ろうとしましたが生憎、休館日で、道を挟んで在りますヘミングウェイが足繁く通ったバー「フロリディータ」に入りました。
ここもハバナ観光の聖地です。
店内は観光客で溢れておりました。中国の学生が多いです。
奥の丸印、カウンターに座っているのがヘミングウェイの銅像で、若い観光客がひっきりなしに銅像と写真に納まっておりました。あなたのアルバムにも一枚、ヘミングウェイの銅像とのツーショット写真、有るのではないでしょうか。
ダイキリです。ヘミングウェイが愛飲していたのとは違いますが、前に書きましたように、大使公邸で出されたダイキリの方が美味しいです。
近くに在りますカジェホン・デ・ハメルに、アーティストの方々の壁画を見に参りました。
ソビエト連邦時代の映画『狙撃兵マリュートカ』のような国家規制を、キューバも社会主義国ですからアートに対して行っているかと思いましたが、国立美術館に展示されている革命後の平面作品は、世界の戦後現代美術の流れに沿った作品であり、規制していないと見て良いでしょう。しかし女性ヌード作品が無かった様に思い、一抹の不安も拭えません。
今、私が開いている個展作品の中に、インナー姿の女性像があり、漫画『赤色エレジー』には、全裸で抱き合う一郎と幸子の姿が描かれております。大丈夫なのかと心配ですが、キューバのサルサ・ダンス・ショーなどの踊子衣裳を見れば、ヌードに近いですから、大丈夫だと思います。
ヌードを禁止したのは、寒いところの社会主義国です。寒いから裸では風邪をひきますと言う、親心ですかね。
ナメクジが弱いのは塩ですが、私が弱いのは湿度です。体力が消耗します。
写真を見て下さい。半日かけて探し、買い求めたタオルを首に巻いております。
90数パーセントの湿度、キューバの皆さんは平気ですよね。正木評論家も一度、倒れましたが、その後は平気ですね。私だけですか、ダラダラ汗まみれになっているのは。
今日は動きましたね。海風が肌に心地良く、汗が引いてゆくハバナの夕景です。
ザ・ピーナッツの『月影のキューバ』を歌いながら、隣のホテル・コイバに、夕食をとりに行きませう。
では・・、「月影青い椰子の下・・・」。
NHK番組『視点・論点』 『『伝統の美人画』中南米を行く』です。
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ハバナ個展の記事です。
Habana(ハバナ歴史事務所)の’Habana Patrimonio’の記事です。
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