- 2019-09-29 (日) 11:48
- お知らせ
期間 9月25日~10月1日
今回の特別展示は、シベリアの凍てつく冬と短い夏の情景を描いた作品を紹介し、戦後強制抑留者たちが過ごした季節をたどります。(ホーム解説文一部使用)
企画展『四國五郎展』
期間 10月1日(火)~12月27日(金)
近年、注目を集めている画家、四國五郎は、3年間のシベリア抑留を経験しました。
1948年に帰国後、広島に復員し弟の被爆死を知り、これをきっかけに、平和を望む彼の創作活動が始まり、生涯にわたって平和のための創作活動に命を燃やし続けました。(ホーム解説文より部分使用)
20代の頃、国会図書館にて旧満州についての書物を探したことがあります。特に画家の画集などが在るかと、祈るような気持ちで検索した覚えがあります。敗戦直後の大連の日本橋で、日本人が売っていた品々が当時の売値と共に描かれたスケッチブックを発見しました。嬉しかったです。
平面画家は、紙の上に筆記用具で外界を模写することから始まります。カメラやスマホの動画、監視カメラなどの外界を記録する便利な時代になっても、それらの物が使えなくなる状況は無とは言えません。
ベトナム戦争の時代、報道カメラマンのカメラのボタン電池が無くなる事がしばしばで、戦場にベトナム人が注文を取りに来ていたそうです。ハンバーガー・ヒルの激戦地でも、電池を切らしたカメラマンが困っていたのでしょうか。
その時に画家の手が、言葉と同様に大切な時代を記録する手段となります。旅行の時は、小さな手帳はポケットに入れておくべきでしょう。
ゲットーやアウシュビッツ収容所体験者の作品も、ネットに上がっているのでしょうか・・・・。
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