Home > Archives > 2019-02

2019-02

写真家と造形作家による二人展

会期 31日~30

会場 EMON

EMONでは、写真家・Uma Kinoshitaと、美術家・矢作隆一による二人展を開催する運びとりました。

それぞれ異なる分野で活動する二人のアーティストは、時間を経たその痕跡に触れるように2011年に起こった東日本大震災とそれに伴う福島第一原発を題材に作品を制作しています。

2019_uma-yahagi_TOP

本展『pairing FUKUSHIMA』はこの二人の創作活動に着目し、ドキュメンタリー写真と石の彫刻を通じて二人のアーティストの視点から見える福島の過去、現在、そして未来への想いを交差させるコラボ展としています。

昨日、今、空港ですとメキシコからメールが来ました。残念ながら千奈ちゃんは来られません。

 

ブラティスラヴァ 世界絵本原画展

会期 1月20日~3月3日

会場 千葉市美術館

ブラティスラヴァ世界絵本原画展(略称BIB=Biennial of Illustrations Bratislava)はスロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで2年ごとに開催される世界最大規模の絵本原画コンクールで、芸術性が高い作品、実験的でユニークな作品が集まることで知られています。

この度の日本巡回展では「BIB で出会う絵本のいま」をテーマに受賞作品、日本からのノミネート作品、そして今注目の4か国として中国、イラン、イスラエル、韓国をとりあげ、絵本原画約200点と絵本および関連資料をご紹介いたします。

チラシ-1

世界の絵本コンクールは各国にあり、国際アンデルセン賞などはノーベル賞に近い賞金が出ると思いますし、絵本を出版していなくとも、アイデアで応募可能なコンクールだと聞いたことがあります。

アンデルセンの作品に『絵のない絵本』がありますから、そのような作品も受け付けているのでしょうか。ユーモアのある公募展です。応募規約を確かめて出品して下さい。

ねらい目は『言葉のない絵本』とか,ありそうですから、アイデアだけで賞を貰う方が良いですね。

日本の絵本作家の多くが受賞しておりますから、チャレンジして下さい。

私はボローニアの絵本賞を頂いてお居ります。

ポーラ・シェア展覧会

期間 02月04日(月)~03月25日(月)

会場 ギンザ・グラフィック・ギャラリー

ニューヨークを舞台に数々のエポック的なデザインを生み出してきたポーラ・シェアの展覧会です。

IMG_1_00000731

本展では、傑出したポスター作品をはじめ、ロゴデザイン、空間デザイン、ブックデザイン他、充実したキャリアのなかでもエポック的な仕事に焦点をあて、ご紹介します。

 

バレンタイン・チョコを頂きました。

〇〇さん、有難う御座います。ブログでお礼の返事とは無精です。

チョコ-1

バレンタイン・チョコは、最盛期は40代でしたか、息子より多くのチョコを頂いておりました。
義理チョコは廃止とか、巷では色々意見が出て喧しいですが、これからは、100歳でチョコをもらう時代になるのですから、バレンタインは少子化もありますし、若者だけの日ではありません。ママさんバレーの監督、今年は沢山のチョコを貰いましたか・・・。

でも、ホワイト何とかの日もありますね・・・嗚呼―。

菓匠三全 『萩の月』春編CF

まだまだ寒い季節ですが、ふく風に春の匂いが感じられます。

日に日に暖かさが増し、花の蕾も大きく膨らみ、お出かけにも良い季節となります。春の野点を心待ちにしている方も多いでしょう。

春1

三全さんの新作コマーシャル、今回は春の野点を描きました。女性の着物も菫を描いております。

春3のコピー

三全会長夫人がお亡くなりになりました。

ご冥福をお祈り致します。

三全さんのホームです。

1968年 激動の時代の芸術展

会期 2月10日(日)~3月24日(日)

会場 静岡県立美術館

a838aa70d049d99e84bcd91bc466355881369079

昨年、欧米ツアーのポスターを手がけました『Unknown Mortal Orchestra』のグループがサイケデリックというカテゴリーに入っておりまして、ルーバン君とサイケ対談でビートルズの『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』での衝撃を語り、ルーバン君も納得して頂いたようです。日本の方々には意味不明の対談でしたが、激動の時代の芸術展と重なるようなルーバン君の来日ツアーでの対談でした。

ポスター完成-1-背景

このサイケデリックを、美術館でも当時、若者文化と共に盛り上がって来ましたダンスホールとしてのディスコとして再現し、サイケ音楽を流しております。
当時、このディスコ見たさに修学旅行生が先生に引率され、見学に来店しておりました。「ここがディスコか」と若者が踊っているのを珍しそうに見ていたのを記憶しております。

また当時、大学改革を望む学生に支持されました漫画雑誌『ガロ』の対談も御座います。

足をお運び下さい。

上の画像は『Unknown Mortal Orchestra』欧米ツアーポスターです。この絵の女性の座り方は、あまり欧米の女性では見かけません。それから横座りというのも、アジア独特の女性の座り方です。無抵抗主義を貫いたガンジーも男ですが、この横座りをしていたのを伝記映画で発見しました。

 

高野慎三著『東京儚夢』

東京の下町に建つ銅板建築を訪ね歩く写真集です。タイトルが『東京儚夢』となっていて、この『儚夢』を「ぼうむ」と読ませております。

『儚夢』は70年代、私が詩画集を出版する時、高野さんと一緒に考えた合成語で、詩画集では「ろまん」と読ませました。高野さんは「ぼうむ」と読ませておりますが、そう違わない意味ではないかと思います。中々、良い合成語だと思いますが、まだ岩波の『広辞苑』に載っておりません。

『銅板建築』は、高野氏に言わせれば、関東大震災後、耐震を考え建てられた建築物だそうで、その後の東京空襲をまぬがれた『銅板建築』を訪ねております。

本-1

大正時代の大震災の教訓でコンクリート建築なども建てられ、青山の同潤会アパートなどが有名でしたが、岩波書店の『世界』に『なつかしさの原景』を連載した折、下町にある同潤会アパートを取り上げようとカメラを持って参りましたら、「何をパチパチ撮っているんだ、好きでこんなボロアパートに住んでいるのじゃねぇー」と住民の一人に怒られた記憶が御座います。

住人には新しく住みやすい住宅が一番なのでしょうが、あえて古い住宅に住みたい若い人も居ります。古民家など、今の住まいでは味わえない住み心地があります。近代遺産は遺産になる前に新しく建て替えられてしまいます。

さて、関東大震災級の地震がいつ来てもおかしく無い時代です。震災後、東京にはどの建物が残りますか。

スティーヴン・キングの『キャッスルロック』の警察署地下で飼われている青年は何時、檻を抜け出して来るのでしょうか・・・・。

手に取りたい方はこちらへ。

Home > Archives > 2019-02

Search
関連リンク
  • ロッテ 小梅だより
    ロッテのキャンディ『小梅ちゃん』のファンページ。『小梅ちゃん』のプロフィールやパッケージに展開されている『小梅恋物語』などを詳細に掲載しています。
  • 名匠雑貨店
    叙情画の匠が贈る雑貨店
  • 日本アニメーション協会
    林静一が所属する日本アニメーション協会のホームページ。
  • 林静一オフィシャルサイト
    オフィシャルサイトはこちら。
  • 菓匠三全
    林 静一が包装等をデザインする、仙台銘菓『萩の月』の三全のホームページ。
  • 青林工藝舎 アックス
    林 静一が南伸房、水木しげるらと審査員を務める 青林工藝舎「ax(アックス)」のページ。
Feeds
Meta

Return to page top