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2021-09

結城座旗揚げ 385 周年記念公演第二弾 『壺坂霊験記』

今回の孫三郎 第二回古典小劇場、私が十三代目結城孫三郎を継いで初めての孫三郎 古典小劇場となります。

大和の国、壺坂寺近くに住む座頭沢市は、盲目のうえ「ほうそう」を患い醜い顔になってしまった。
美しく貞節な幼馴染の女房のお里は、暗い険しい山道もいとわず壺坂観音へ夫の眼病を治すため祈願をかけていたのである。

今宵満願という日、夫婦連れ添って山へ参詣したが、すでに心を決めていた沢市は、お里のいない間に谷間に身を投じてしまう。

お里を両川船遊、沢市を私結城孫三郎が演じます。この二世代共演、結城座の人形の息遣いを楽しんでいただければ幸いです。(ホーム紹介文より抜粋)

チラシ-1

会期 10月7日木 – 10月11日月
会場 ザムザ阿佐谷

前回の公演、福島弁のシェイクスピア劇も、伊波さんの人形も良かったが、今回の古典も楽しみです。

二代目孫三郎さんに、『フロ』を使った出し物を考えられないかとお題を頂いたのですが、今は人形デザインにアイデアが有りますね。

三島由紀夫の『近代能楽集』では、出演する人形全員を骸骨にしましたが、全人形をウオーキング・デッド、ゾンビにしては如何かと考えております。

韓国のゾンビ、走るんですよ。走るゾンビを最初に見たのは、『バイオハザード』ですが、ゾンビが走っちゃ駄目でしょ。

『ゾンビ・ランド』のゾンビの様にジワジワ来なければ。有吉さんとマツコさんの様に、茶碗に盛った白米は汚しちゃ駄目です。

私は白米に納豆をかけて食べますけどね。だって、美味しいもん。

若手で才能の有る、走らないゾンビ書ける脚本家は居ませんかね。

チケット予約は下記アドレスへ・・・。

結城座 (youkiza.jp)

 

桑原茂夫責任編集『月あかり』第七巻発売

アップするのが遅れました。明日、開演です。

『鬼ものがたり2021』

会期 9月25日~26日

会場 雑遊

SPACE 雑遊 SPACE 梟門 ホームページ (zatsuyu.com)

チラシ- 1

チケットは桑原さんのホームへ申し込んで下さい。

『雑遊』はトクちゃんが持っているビルの地下に在ります。
北海道から出て来て、新宿に何店舗ですか、お店を経営している方で、北海道立身出世組の一人でせう。
毎年、北海道産の食べ物を送って頂きます。

桑原さん、トクちゃんに言っておいて下さい。
劇場を持っているなら、ちゃんと予告をホームに上げておかないと、見たい人、高校生などがチケットを何処で買えば良いのか判らなくなりますと。

 

桑原茂夫責任編集『月あかり』第七巻発売。

トップの『オリンピックから追放された勝者たち』は、拙著『Ph4,5 グッピーは死なない』でも取り上げましたが、この事件を取りあげたドキュメント作品があります。

表彰台で拳を高くあげた黒人選手に、スポーツに政治を持ち込んだとして、スポーツ界から排除され、三位の白人選手、ピーター・ノーマンも先住民、アボリジニの弾圧に抗議しておりましたから、黒人選手と同じくスポーツ界から排除され、選手活動が出来なくなりました。

近年、名誉を回復し、ノーマン氏は不遇の生涯で亡くなっておりますが、母親が国会での名誉回復の謝罪に立ち会っております。

月あかり- 2

桑原さんの試みは、70年代の百貨店『PARCO』の開店記念公演を思い出しますね。

私は銀座四丁目の『ソニービル』開店もお手伝いしました。
公演会場までソニービルの階段を昇ると、若者達が列をなして階段に並んでおりました。

あの時代の盛り上がりは、敗戦から朝鮮動乱で息を吹き返した日本経済の破竹の進撃で、そこへ新しきメディアとしてのテレビが登場し、プロレスの力道山の活躍や、お笑いタレントの活躍が80年代のバブルまで続きます。

戦争で負けた日本が、経済戦争で勝ったのだと発言をする経済学者も居りましたね。

80年代、地上げ屋が儲かったと札束を両手で掬い、部屋に撒いておる映像がテレビから毎日の様に流れ、タクシーの運転手に60年代と80年代、どちらが儲かりましたかと訊ねた所、『お客さん、そりゃぁー60年代だよ』との答えが返って来ました。

客が降りると、万札が数枚落ちていて、客を呼び止めると、『運転手さんにあげるよ、取っときなー』の返事が返って来たのが60年代で、80年代にはそのような事は無いと話してくれました。

それが今では、低成長の時代で、『昔、栄えたが、今は没落している国は世界中に沢山、在る』と、世界的な投資家に言われる始末です。

さて、日本の明日は、50年後は・・・如何なっているのでしょうか。

カマル社 桑原茂夫 公式ホームページ (wixsite.com)まで。

野口哲哉展-THIS IS NOT A SAMURAI

会期 3年9月18日(土曜)~11月7日(日曜)

会場 刈谷市美術館 全館

名称未設定 1

鎧と人間をテーマに現代性や人間性を問いかける美術作家、野口哲哉(1980年- )。

多様な文化や感情が混ざり合うユニークな世界観は、国内外の幅広い層に支持されています。

本展では、鎧をまとう人々の彫刻や絵画など、初期からの代表作と新作を加えた約180点で、野口の幅広い思考と精緻な作品に込められた優しさと悲しさ、人間への好奇心にあふれる世界を紹介します。(ホーム紹介文より抜粋)

 

鎧、兜は美しいから、義経の八艘飛びなどはすぐ頭に映像が浮かぶし、那須与一の扇を射抜く場面も良い。

合戦絵巻なども見ていて飽きない。野口さんの鎧、兜は、欧米人の目を引き付けているのだろう。

 

食後にアイスを食べるのだが、好きなアイスが有って、それを食べていれば良いという性格の人間では無いから、選ぶのに苦労する。

皆さんはどんなアイスを食べているのだろうか。

 

近々、対談する事になっていて、編集氏から送られて来たメールに、対談場所の店のアドレスが載っていたので開いて見てみると、美味しい料理が並んでいた。

もう気持ちはその料理の事になっていて、私はこんなに料理に拘る人間だったのかと、驚いている。

 

京都の山本さんが、拙著『僕の食物語』を読んでいて、食の好みが似ていると言ってくれた。

ワインがロゼか白が好きなのも同じだ。

 

若い頃から個展で各地を回り、美味しいものを食べて来た。

どの地方にも美味しいものが在ると言う事は、幸せな国に住んでいると言う事だ。

奈良原一高写真展『宇宙への郷愁』

期間 9月13日~11月20日

会場 写大ギャラリー

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奈良原と言う氏、珍しいですね。福岡県ですか。
美術家の赤瀬川さんも珍しい氏だと思っておりましたら、九州に赤瀬川と言う川が流れています。その近くの出身でした。

作家について語る時、作家が生まれた土地、場所は重要な手掛かりとなります。
生まれた土地の風景は一生、記憶の底に沈んでおり、歳を重ねるほど蘇って来ます。

竹久夢二さんの息子、画家の虹之助さんとお話した時、日本の山の形は育った場所で大きく違うと、話されたのを覚えております。

太陽系の惑星は、沙漠であったり岩石であったり、氷河であったりと地球と似ていますね。人類が誕生する前の風景の様でな・つ・か・し・い。

作品、中央に浮いているのは、ゴミバケツでしょうか・・・。

 

今年も学生アニメーション映画祭ICAF(Inter College Animation Festival)が開催されます。

昨年に引き続きコロナウイルス対策としてオンラインを主体としつつ、参加25校の作品を1作品づつ集めた各校選抜プログラムは国立新美術館でも上映されます。

会期:9月18日~22日(プレオープニング) 23日~26日(メイン期間)*国立新美術館でも各校選抜プログラムを上映。27日~10月3日(アーカイブ期間)

オンライン会場

http://www.icaf.info

 

漫画季刊誌『アックス』42 工藤正樹特集

工藤氏は漫画では『ちばてつや賞』の佳作賞を受賞しておりますし、文章でも講談社から出版しております。また、編集発行人として本も出版しております。

これに音楽、演劇グループを作り、全国ツアーなどと言わず全世界ツアーをすると、中々多才な作家となるだろうし、副業が本業となり色々な仕事が舞い込んでくるだろう。

長い間、一芸に秀でる時代が在ったと思われがちだが、そう漫画家が漫画だけを描いて人生を終えていた訳では無い。仔細に調べれば、色々な仕事、役職を兼ねていた人は多い。

混沌とした時代になり、先行きが見えない時代には手元に貯えが無いと不安は増すばかりで、親の資産も勘定に入れながら生きて行くしかない時代の作家像を体現していると言っても良い。

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会社に勤めているようだから、一般人の感覚が判っている強みがあり、口を開くと人の悪口と言う人も居るが、対談ページを読むと相手をさり気なく褒めているから、集団に揉まれながら生きて来た『徳』を備えた作家である。

また、本人は気づいているのか、人を纏め、何かを作り上げる才能をお持ちだから、自分の天才性が何倍にもなる可能性が有る作家で、これからが楽しみである。

略歴に本人の生年月日が記載されていないので、その先の考察は難しい。

 

工藤氏は北海道出身であるが、今、アックス関係者の皆さんは、北海道へ招かれ毛ガニを食べている。

私は京都と北海道となると、忙しすぎて何だか怖い。

スマホでしっかり写真を撮って来るだろうから、それを見ながら話を聞かせて頂こう。

 

二回目のワクチンを打ったが、一回目と違い腕に痛みが出た。

三回目も有るからと先生に言われ、今度は熱が出ないか心配もある。

早くC型肝炎の様に、錠剤が出るよう願いたい。

手に取りたい方は下記アドレスへ。

青林工藝舎 [seirinkogeisha]|雑誌アックス(AX)・単行本・グッズ

平和祈念交流展 「焼け跡からの復興 姫路城と手柄山慰霊塔」

日時―9月7日(火)~10月31日(日)

会場―平和祈念展示資料館 企画展示コーナー 

平和祈念交流展 「焼け跡からの復興 姫路城と手柄山慰霊塔」 – 平和祈念展示資料館(総務省委託) (heiwakinen.go.jp)

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平和祈念展示資料館では、国民の理解を深めるための活動の一つとして、他館と連携した交流展を行っています。
この度は、兵庫県の姫路市平和資料館との交流展を開催いたします。

姫路市は、昭和20(1945)年6月と7月の二度にわたる大きな空襲により、500名を超える尊い命が失われ、5万5千人以上の人々が罹災しました。

空襲で市街地は焦土と化しましたが、姫路城は奇跡的に戦火を免れます。
焼け跡にそびえる姫路城は、戦争で憔悴した人々にとって希望の灯となりました

本展では、姫路空襲と、戦災復興のシンボルとなった姫路城、そして平和の象徴である手柄山慰霊塔をご紹介します。(ホーム紹介文より抜粋)

お父さん、お母さん。自分の生まれた国が戦争でどうなったか、お子様に見せて下さい。
我が国の歴史を見せ、教え、伝えるのは、祖父母、親の大事な務めですよ。

私も、引揚げの話しを母から聞きました。
漫画作品にしたのもあります。読みたい方は、漫画雑誌『夜行』をご覧になって下さい。

あー、またコロナの注射だ。早く錠剤の薬が出来ないものか・・・。

葛西薫展 NOSTALGIA

期間 09月08日(水)~10月23日(土)

会場 ギンザ・グラフィック・ギャラリー

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ギンザ・グラフィック・ギャラリーでは、あの鮮烈な『葛西薫展 ‘AERO’』(1992年)以来、およそ30年ぶりに葛西さんの個展を開催することになりました。

今回のテーマは「NOSTALGIA」。過去の創作物の断片たちと向き合い、もう一度自身の身体を通して新たな創造世界を呼び起こします。

現代社会が喪失しつつある「ユーモア」と「ペーソス」、「知性」と「無邪気」などなど。葛西さんの作品には、現在のコロナ禍やギスギスした時代を乗り越えるヒントがたくさん込められています。(ホーム紹介文よりより抜粋)

 

時間は戻ることが出来ないのは何故か。

写真もテレビカメラも、未来を写し撮ることは出来ませんが、私達の考えは未来を想像したり、過去へと戻ることが出来ます。
記憶に残るだけあって、過去へ戻る事は未来と違って像を結び、官能的ですらあります。

ノスタルジアは甘味なケーキの様で、立てられたローソクの炎は手招きして誘います。

上質な甘味を堪能して下さい。

 

マウタを遥かに越えてまったく独自のウタ世界を創出した真の放浪芸人。竪琴を携え各地を放浪した男が生前残した最高傑作。

日本放浪芸最期の証人・小沢昭一をして絶賛せしめた盲目の唄者・里国隆。生まれ島・奄美のシマウタを遥かに越えてまったく独自のウタ世界を創出した真の放浪芸人。竪琴を携え各地を放浪した男が生前残した最高傑作。

手に取りたい方は下記アドレスへ。

http://offnote.org/SHOP/on17.html

 

瞽女うた\x{2161} 高田瞽女篇  (off note / on-39)

日本大衆藝能のルーツ・瞽女うた。本作は黄金期の名唱の一端をつたえる貴重音源で構成。本篇ハイライトは1954年録音、名手・杉本キクイ「葛の葉子別れ」の絶唱。

まさに20世紀最後にして空前絶後のアルバムの登場と言えよう。

手に取りたい方は下記アドレスへ。

http://offnote.org/SHOP/on-39.html

 

瞽女さんの唄の中には、落語の様にシュールな歌詞の唄かあります。

人間が被り物ので演じる劇を浄瑠璃語りで見せたらどうかと考えたことが有ります。

ちょっぴり苦笑いのエレジーとして・・・。

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