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2019-01

近藤聡乃著『A子さんの恋人5』

結婚されたのですか?お相手はニューョークに住んでいる方ですか?

作家は因果な商売で、結婚も創作のネタになりますし、妊娠、出産も同じですね。アメリカも学歴がものを言いますから、お受験等々、ネタには不自由しません。是非お子さんを、米国初の日本人大統領に育てて下さい。

表紙-1

スーパーなどの閉店前の安売りはアメリカではどうなっているのか、随分古いですがソーホーに住んでいた黒人達は、何処へ住み変えたのですか。80年代のハリウッド映画で、土地を買い漁る不動産業の鈴木さんは、ロボコップにニューョークから追い出されましたが、現在は何処に住んでいるのか?ピース綾部さんはみかけますか?

是非、私達に報告願います。

それと、美味しいハンバーガーの店を教えて下さい。

手に取りたい方はここをクリック

林忠彦写真文学展

文士の時代―貌とことば

期間 12月8日~2月23日

会場 日本近代文学館・展示室

武藤康史氏の解説に、「この作品を書いたのは、どんな人だろう」私たちはつぶやきます。作者の顔を知りたくなるのですと・・・。

チラシ-1

20代の頃、故安西水丸さんと著作者の顔写真について話した事があります。

「年を重ねた頃に写真を撮られるとマズいね。ずーとその年齢の作家だと思われてしまう。顔写真は若い頃の方が良い。」

確かに年を経た顔写真だと、小学生の頃もその顔で思い出され、ランドセルを背負う不気味な姿が浮かんでしまいます。

ネットに上がっている顔写真と作品についてのコメントを拾うと、作品からウケるイメージと違ったという発言が多いですね。

またNHKの教養番組に、海辺の植物を解説をする学者がタンクトップに半ズボンという姿で現れ、その服から出ている肩や腕や太もも、ふくろはぎの見事なこと。もはやボディビルダーでした。植物より筋肉に目がゆき、イケメンですから、役者でもモデルでも良いようで、驚いたことがあります。今の学者さんも外見が多様になりました。

作者近影というのは、作品に少なからず影響を及ぼすようです。

『大原大次郎・田中義久 二人展』

会期 1月11日  ~ 2月14日

会場 クリエイションギャラリーG8

チラシ-1

大原の身体 田中の生態

表紙、背、小口、本文、重みや質感、置かれている空間や佇まい。 田中義久がデザインしてきた本の生態を、大原大次郎が描写する。 本の肖像群と、本に関わる出版社や印刷所などの制作環境を定点観測し、そのリサーチプロセスを進行形で公開してゆきます。

赤瀬川原平 未発表コラージュ展

昨年10月に開かれました赤瀬川さんの未発表作品展です。
各地に居ります路上観察学会員が集まりましたから、狭い画廊の中は人人人で一杯です。

兒嶋画廊は、東京へ出て来た原平さんが、最初に住んだ所です。

入り口-1

画廊の入り口に置いてあります裸婦座像ですが、ドキッとします。10月の寒空に「ご苦労様」と声をかけたくなりました。

裸婦-2

美味しそうな料理が並んでおります。和、洋、中と料理が次々と出て参ります。
私は駅ビルで寿司を食べてしまいましたので、残念です。

室内-3

赤瀬川さんのご兄弟です。似ておりますね。

弟-4

奥様の尚子さんです。貫録がついてきました。

妻-5

松田の哲ちゃんです。テレビ『王様のブランチ』で本のコーナーを持たれておりました。

彼とは大学生の頃からの付き合いで、筑摩書房の社長に昇りつめた方です。

後ろに正木美術評論家も居りますね。

てっちゃん-6

嵐山さんと南さんです。このお二方とも二十代からのお付き合いです。嵐山さんのテニス、打ち返してくる球が重いです。学生時代からテニスをやっていたと思われます。

南-7

坪内ご夫妻です。坪内さんは時々、銀座のカツサンドを手土産に飲み屋に現れますが、銀座のカツサンド、飲んでいると食べたくなりますね。奥様は心暖かな才女です。

坪内-8

0円札です。まぁーよく描きましたねー。原平さんの描画の特徴に、書き写す対象への凝視があります。それがリアリズムとして画布に定着するのでしょう。

どう描いたか、手の内を明かした展覧会がありましたが、それを見ると描きたくなりますよ。真似をすると偽札犯になりますからご注意を・・・・。

作品-9

ボク、御免ね!今頃ブログに上げて。この服装から判る様に昨年のハローウィンの時期だったのに・・・。まったく人騒がせなインターネットの引っ越しでした。

ボク、大きくなって美術館で赤瀬川さんの展覧会が開かれたら、あーこの人知っている。ボクの家の前で個展を開いたおじさんだよ、と思い出すよ。

僕-10

この日、帰りに『猫目』に寄りましたら、美術史家の山下さんが見えていて、そこへ巨乳ガールが来店したから、まぁー大変。巨乳、巨乳と大騒ぎになりました。

画像を見て頂ければ判りますが、お乳欲しがる子供の様な山下さんです。

二人-11

下の写真も、同じ日の写真とお思いでしょうが、服を見れば判る様に別の日の写真です。偶然にも山下さんと巨乳ガールが再会した写真です。奇蹟は毎日、起こっているとの言葉が真実と思えるツーショットです。

山下さんの奥さーん、気をつけて下さーい。

二人-12

彼女は大金を動かす株取引をなさっているそうです。彼女のお言葉を一つ、「まとまったお金は銀座で稼いで作れ」だそうです。詳細は判りかねます。

千葉市美術館『1968年 激動の時代の芸術』展、若い人がつめかけ、好評のうち終了しましたが、2月より静岡県立美術館で開催されます。原平さんの仕事の数々が展示されております。是非、ご覧になって下さい。

展示されている原平さんの作品に「大海の蛙 井の中を知らず」と言う言葉が書かれておりました。原平さんの表現の立ち位置かなと思われます。

Fluroescent Chrysanthemum展 in ポーランド

期間 12月14日〜2019年2月24日

会場 Laznia Centre for Contemporary Art

昨年12月より始まっております『Fluroescent Chrysanthemum展』で、私のアート・フィルム『かげ』が上映されております。

『かげ』は広島の銀行の階段に原爆で焼き付いてしまった人の影をあつかった作品です。

原爆がさく裂した時の強い光と熱によって、建物や地面に影が焼き付きます。米軍も我が国の無条件降伏後、原爆の調査に広島、長崎に入り、影という項目をもうけ、焼き付いた影を撮影しているほど、原爆投下後の広島市内のいたるところに影が焼き付いておりました。

その中でも、銀行の石段に焼き付いた人の影は有名ですが、この作品を制作した20代の頃、まだ焼き付いた影の人物の性別も名前も判りませんでした。

その影を見るたび私は、影になった人物の「私は此処に居た」との叫びを聞き取ったように思え、影になった人物がもし原爆が投下されなかったらと、その後の足取りを想像し映像作品へとまとめました。

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ポーランドはショパンが生まれた国であり、私の青春時代に見た映画の中で強く記憶に残る作品を生み出した国です。『灰とダイヤモンド』『地下水道』それに若者四人でポーランドのナチス司令部を襲撃する映画等です。

敗戦後イタリア・リアリズム映画が我が国にも輸入されますが、この頃のポーランド映画の方が、リアリズムにおいては精緻ではないかと思っております。

この映画でナチスの検問を突破する若者の一人、女性の膝に置かれたバイオリン・ケースを指して検問のナチス兵士が中身を問い質すと、女性がナチス兵士の顔をジッと見つめて「マシンガン」と答えるカットはカッコ良く、司令部の中庭に乗り付けてそのバイオリン・ケースから機関銃を取り出し、車を走らせながらバリバリとナチス兵士と銃撃戦を繰り広げる女性とポーランド青年達が、またカッコ良かったです。

ポーランドに行かれたら、足をお運び下さい。

関東ロームストーリーズ

会期 1月14日〜25日(休日なし)14時〜19時

会場 NOT SO BAD(アートスペース)

https://www.facebook.com/events/2026729574072757/

東京では震災後の数年で多くの人々の生活が通常に戻り、2011年は遠い記憶のように思えます。 しかし、本当にそうなのでしょうか?

2011年3月の震災が、特に福島と三陸海岸の日本人の生活にどのように影響を与え、なおかつ影響を与え続けているかについて、多くの感動的な話があります。 災害の痕跡が積もる関東ローム層が位置する今日の東京地方で、2011年の余震と放射性降下物をどのように読みこむことができるのかという疑問に取り組む、短いフォトエッセイを展示します。

この展覧会は、東京大学文化資源学科「Art and Disaster: Short-Form Art Writing(芸術と災害 – 短編アートライティング)」コースの学生によって制作され、東京大学文化資源学研究室、特任准教授、ライアンホームバーグによって組織されています。

トークは英語と日本語で行われ、展覧会は「富士山展2.0」に参加しています。

南さんからの年賀です。

毎年、楽しみにしております南さんからの年賀です。

習近平さんとは渋いですね。似ております。

年賀- 1

お元気で何より。近々、お会いします。

『有名人慈善絵馬展』

明けまして御目出とう御座います。

元旦~7日まで稲毛神社 報徳二宮神社で開かれておりました慈善絵馬展ですが、もう終わっておりまして、今はJR川崎駅前の川崎モアーズ7・8階にて、1月中旬より2週間、展示されます。

今年は会津中湯川人形の『亥のりダルマ』を描きましたので、どうぞご覧になって下さい。

絵馬-1

昨年の暮れからインターネットのお引越しをしておりまして、ブログの更新も出来ず、ほおっておいたら、友人等はもしや彼は外国へ遊びに行っているのではないか、最悪、部屋で倒れているのではと携帯へ確認電話が掛かってまいりました。

浮世と縁が切れずにおりますが、今年も色々ありますし、ブログも更新致しますので、宜しくお願い致します。

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