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2018-03

矢作さんと千奈ちゃん来日―2

矢作さんが娘さんの千奈ちゃんを連れて、メキシコから来日しました。

美味しいギョーザが食べたいと言っておりましたから千奈ちゃん、ほんとに食べる食べる。

またたく間に一皿をたいらげ、二皿目を注文です。

千奈-1

何故ギョーザかと問う方が愚かでした。

ギョーザが好きなのですね。店に入るとギョーザを50個食べる方を知っております。その方もギョーザが好きなのです。

千奈-2

四年前のメキシコ個展の時の千奈ちゃんです。

この頃からギョーザが好きだったのですかねー。

千奈-3

まだ食べられると言う千奈ちゃんを、折角、上野に来たのだから西郷さんに逢わなければと、店から連れ出しました。

私は何十年ぶりですかね、西郷さんとお会いするのは。母に連れられ、上野動物園には良く来ました。

西郷-4

その頃のラジオで、家出をして東京へ出てくる若者を追った番組がありました。行くあてもなく上野公園で寝泊まりする若者達です。

守屋 浩さんが唄う「僕の恋人、東京へいっちちー」が巷に流れたのはいつ頃でしたっけ、その後、TBSテレビ『七人の刑事』で、恋人を探しに上京した青年が恋人探しに疲れ、地下鉄の階段で苛立ち、見ず知らずのサラリーマンを刺す、衝撃の結末のドラマが流れました。

3人-5032

80年代に松村和子さんが『帰ってこいよ』と呼びかけますが、「おらぁ、こんな村、嫌だー」「東京でベコ飼うだー」と吉 幾三さんは答えます。東京、一極集中は止まりません。

西郷-6

この後は千奈ちゃん。日本在住のおじいちゃん、おばあちゃんにバトンタッチです。千奈ちゃんお疲れ様。良い旅を・・・・。

 

 

矢作さんと千奈ちゃん来日。

遣欧使節団400年記念、キューバ、メキシコ個展でお世話になりました矢作さんが、娘さんの千奈ちゃんを連れてメキシコから来日しました。

事前に何がしたいか、正木さんがメールで問い合わせておりまして、『小梅ちゃん』と美味しい『ギョーザ』が食べたいとの返事がまいりました。

父と-0

美味しいギョーザ?うーむ、難しい注文です。

東京の街に在る中華料理店のギョーザは皆、美味しいと思いますが、更に美味しいギョーザ屋さんは在るのでしょうか。私には判りません。それに何故、ギョーザなのでしょう。

千奈ちゃん-1

上野の美術館、博物館を散策する予定ですから、上野で美味しいギョーザを検索しましたら「アメ横」にありました。

以前、アメ横にある料理店で会合があり、初めてアメ横に行ったと書きましたら、そんな人が東京に住んでいるのかと、呆れられました。

多いですよ、東京に生まれて『東京タワー』に上った事が無い人や浅草遊園地『花やしき』に遊びに行ったことが無い人など、60年代辺りまでは、若者が下町と山の手を行き来することはあまり無かったからだと思います。

その見本として、70年代の『現代詩手帖』での吉増剛造さんと鈴木志郎康さんの対談が好例です。暇があったら図書館で探して読んで下さい。

この対談で抜けているのが若者のファションで、下町は晴れていても傘を持って髪を七三に分けた「みゆき族」風アイビーファッションで、山の手はロン毛にTシャツにジーンズの若者が多かったように思います。

三人-2

アメ横に在るギョーザの美味しい店『昇龍』です。

昇竜-3

まぁー、出て来たギョーザの大きい事。千奈ちゃん、食べられるかどうか心配になって来ました。

餃子-4

つづく・・・・・。

『魂のモノ語り』シベリア抑留展

会期 3月3日~6月3日

会場 平和祈念展示資料館

資料館、新宿住友ビル33階に移転です。

シベリアに抑留された同胞の手作りの品々です。満州開拓青年義勇隊の少年達の手記を見かけませんね。

喋り言葉と書き言葉は違います。ヨーロッパでは、書き言葉を一般人が習い始めたのは14世紀頃です。江戸期の寺子屋では、どの程度の書き言葉を教えていたのでしょうか。文章が読める辺りまででしょうか。

文章は日頃から書きなれていないと難しいから、どうしても書く人がかたよります。『サンダカン八番娼館-底辺女性史序章』の原作者、山崎明子氏が「あとがき」で述べているような疑問が沸いてきてしまいます。まぁ、絵でも諸々の表現も同じなのですがね。

チラシ-1

また、ドイツ人捕虜も居たのですから、この辺りの事情はドイツで書物になっているのでしょうか。

ドイツの捕虜になったソビエト兵士がソビエトに帰国後、差別をうけております。スターリンの死後、ドイツ捕虜になったソビエト兵士は、名誉を回復します。ロシア映画『青い空』に描かれております。

後、戦争へ行くのは嫌だと第二次世界大戦中、屋根裏部屋に隠れ住んだ青年が居ります。母親が料理など諸々の世話をしておりましたが、大戦が終わりスターリンが亡くなると屋根裏から出てきたと、80年代の新聞が報じておりました。

ペレストロイカで母親が大丈夫と判断したのでしょう。妻が息子をかくまっている事を、夫や妹達は知らなかったそうです。

 

末井昭原作『素敵なダイナマイトスキャンダル』全国公開

末井さんの半生を映画化です。末井さんは山っ気があります。何だか判りませんが、何かを当てたい人です。それが本の部数なのか、宝くじなのか、馬券なのかと書くと、蛭子さんに近づいてしまいますが、彼とは違う当てたい人です。私は好きです。

チラシ-1

映画作品、前評判は上々です。さて、映画は当りますか。当てて頂きたいです。

詳しくは『素敵なダイナマイトスキャンダル』ホームへ。

キューバ・メキシコ交流400年記念個展開催63

支倉常長さん一行、遣欧使節団がキューバ、メキシコの地に降り立って5年前は400年にあたります。それを記念してキューバ・メキシコで個展を開きました。

『トラディショナル・モダンな日本美術 林静一の美人画展』です。

タイトル-1

トロツキーの自宅兼事務所の庭です。

奥に農具をしまう小屋があるのですが、金網があって鶏を飼っていたのではないかと思わせます。卵は貴重な栄養源ですから、生きてゆく上に必要です。

庭に何を植えていたのでしょう。

庭-2

広い庭です。畑仕事など出来ないように見えますが、トロツキーが手入れしたりしていたのでしょうか。

50年代のアメリカ映画に出てくる庭は、緑の芝生ばかりで生活感がありません。食べる物は皆、店で買う時代の風景です。

庭-3

トロツキーの寝室です。

ステッキと帽子が置いてありました。質素な暮らしぶりが判ります。

ベッド-4

ドアーが厚い事は、他の方がブログで書いておりますね。それによると10センチの厚さだそうですが、私もおゃと思い、写真におさめました。

しかし銃弾が撃ち込まれてからは、メキシコ政府も警備を強化したそうですが・・・・。

ドア-6

それでも刺客に襲われ、命を落としました。

ものの本によりますと、トロツキー記念館と壁画運動の創始者、ディエゴ・リベラ夫妻の家は道を挟んで真向かいにあり、リベラの妻、フリーダ・カーロとトロツキーの仲を嫉妬したリベラの犯行ではないかと警察はみたそうです。

秘書に取り入り近づいたのが暗殺者だったのですね。ピッケルで頭を狙われては・・・痛いです。

トロツキーの奥さんを始め、殆どが銃殺などで殺されているのですね。

死-7

トロツキーの世界同時革命というのは読んでおりませんが、タイトルだけで考えても、私は荒唐無稽な考えでは無いように思えます。

当時のロシアは多くが農民ですから、レーニン、それからスターリンなどは母方が貧農の出ですし、農民へのシンパシーが強く、トルストイなどの地主に対して特権階級視する空気が強く、ロシアは第一次産業が支配的な遅れた国と認識されていたと思われますから、トロツキーのアイデアは無茶な空想論にしか見えなかったでしょう。

しかし周りの小部族を巻き込みソビエト連邦とし、第二次世界大戦後はヨーロッパの国々を共産化し、アジアにおいても同じことが言えますから、トロツキーの世界同時では無いにしろ同盟国を増やすことに成功しております。

ある意味スターリンの取った政策は、トロツキーのアイデアに近いと言えなくもないと思います。

ただ一党独裁の政権運用となると、一私人とは違う統治力が働く事は事実でしょうが、あまりにも多くの犠牲者を出し過ぎており、スターリンの存命中に次なる指導者を選び出すことが出来ずにいたのが、一党独裁政権組織の致命的な欠陥ではないかと思います。

しかし未来は、テクノロジーの発達と共に、おおくの国の企業が新たな市場へと参入し、方向を変えます。また企業が複数の国にまたがり運営されることで、一国の存在理由が稀薄になり、世界の労働者の考えがそう変わらない意見にまとまって行くのではないかと思いますし、その考えに世界は動いて行くようになるでしょう。

それは従来の社会主義革命運動とは違う事は間違いないと思いますし、将来、技術革新が市場を無くすだろうと発言している学者さんもおります。

「メキシカン・ロック GOGO GOGO」

 

NHK番組『視点・論点』 『『伝統の美人画』中南米を行く』です。

ノーリッジで行いましたトークイベントの英訳が、米国のThe Comics Journalに載っております。

ハバナ個展の記事です。

Habana(ハバナ歴史事務所)の’Habana Patrimonial’の記事です。

Cuba Contemporaneity の記事です。

Habana Times の記事です。

Radio Musical Nacional,の記事です。

Radio Rebelledの記事です。

キューバの日系の方々のサイト、CUBANO NIKKEI の記事です。

Cuba Cooperation France の記事です。講演の様子ですが私、暑さでボロボロになっております。

Habana Culturalの記事です。洋装のこの絵が人気です。後ろの椰子の木がキューバの方々の心を捉えたのでしょうか。

メキシコでの個展です。

主催のベラクルス州立大学の新聞の記事です。

AGN VERACRUZ Periodismo puntal y con sentidoの記事です。

Organización Editorial Mexicana社の’El Sol de Leon’の記事です。

lado.mxの記事です。

‘DIARIO A・Z XALAPA VERACRUZの一回目の記事です。

‘DIARIO A・Z XALAPA VERACRUZの二回目の記事です。

EL HERALDO DE VERACRUZ’からの記事です。

‘Oye Veracruz CULTURA’からの記事です。

La noticia en caliente’からの記事です。

‘PUNTO Y APARTE’からの記事です。

‘la veracon’からの記事です。

キューバ・メキシコ交流400年記念個展開催62

支倉常長さん一行、遣欧使節団がキューバ、メキシコの地に降り立って5年前は400年にあたります。それを記念してキューバ・メキシコで個展を開きました。

『トラディショナル・モダンな日本美術 林静一の美人画展』です。

タイトル-1

トロツキー記念館の入り口です。色々、企画展を開いているのですね。

トロツキー入口-2

入り口上部壁面に絵が飾ってあります。私はソビエト革命史には無知ですから、何も判りません。

中央に立っているのはレーニンでしょう。対峙するように立っているのがトロツキーですかね。その前に座っているのはスターリンでしょう。

有名な集会の一場面でしょうが、ロシア・リアリズムにしては甘い絵です。

レーニン-2-1

レーピンの『ボルガの船曳き』に見られるロシア絵画のリアリズムは、欧米のリアリズム絵画とちょっと違います。60年代に起こったハイパー・リアリズムに近いと言いますか、4K、8Kのテレビ画像に近い。といって、細かな陰翳描写と言うのでもなく、見る者に迫る描写力があります。

アニメーション作品ですと『牛』があります。牛小屋の窓ガラスにくもの巣が外光に光る描写力がレーピンを彷彿とさせます。

レーニン-3

ロシア・アバンギャルドの後、ロシア社会主義リアリズム絵画と言うのに興味を抱いたのですが、ソビエト社会主義時代のアート作品の回顧展が現在、開かれないのが残念です。

レーニン執務-4

トロツキーの執務室です。手前に椅子が三脚、置いてありますが、無線通信の部屋にニ脚の椅子がありましたから、それにもう一人、計三人の秘書が居たのですかね。

電話以外に無線で、海外と情報のやり取りをしていたのでしょう。

ドア--5

素敵なステンドグラスですが、このドアーは中庭に開くようになっておりますから、パリで息子さんが暗殺されたとなると、このガラス窓のドアーは無防備ですね。

「メキシカン・ロック GOGO GOGO」。

 

NHK番組『視点・論点』 『『伝統の美人画』中南米を行く』です。

ノーリッジで行いましたトークイベントの英訳が、米国のThe Comics Journalに載っております。

ハバナ個展の記事です。

Habana(ハバナ歴史事務所)の’Habana Patrimonial’の記事です。

Cuba Contemporaneity の記事です。

Habana Times の記事です。

Radio Musical Nacional,の記事です。

Radio Rebelledの記事です。

キューバの日系の方々のサイト、CUBANO NIKKEI の記事です。

Cuba Cooperation France の記事です。講演の様子ですが私、暑さでボロボロになっております。

Habana Culturalの記事です。洋装のこの絵が人気です。後ろの椰子の木がキューバの方々の心を捉えたのでしょうか。

メキシコでの個展です。

主催のベラクルス州立大学の新聞の記事です。

AGN VERACRUZ Periodismo puntal y con sentidoの記事です。

Organización Editorial Mexicana社の’El Sol de Leon’の記事です。

lado.mxの記事です。

‘DIARIO A・Z XALAPA VERACRUZの一回目の記事です。

‘DIARIO A・Z XALAPA VERACRUZの二回目の記事です。

EL HERALDO DE VERACRUZ’からの記事です。

‘Oye Veracruz CULTURA’からの記事です。

La noticia en caliente’からの記事です。

‘PUNTO Y APARTE’からの記事です。

‘la veracon’からの記事です。

 

モントリオールのD&Q社より、『赤色エレジー』のペーパーバック版発売。

この漫画にも描かれておりますが、アニメーターという言葉を知っていた人は当時、何人居たのでしょうか。

表紙- 1

アメリカのオーディション番組で、エントリーして来た若い女性が、将来何になりたいかとの審査員の質問に、日本で少女漫画家になると答えておりました。

現在、日本のアニメ、漫画は、世界で有名ですが、日本のアニメーターは、生活が豊かになったのでしょうか。

絵-2

はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る  石川啄木『一握の砂』

詳しくはD&Q社ホームで。

インスタグラム、フォロワーになれます。

アマゾンでも買えます。

 

 

末井昭著『生きる』

末井さんの生い立ちから現在までの人生を綴った本です。

末井さんはイジメられっ子だったのですね。現在の末井さんを見ていると、そうは見えませんが。

一度、末井さんから、ポルノエッセイを頼まれたことがあります。まぁ、ポルノ小説と言うのは難しいです。読む人をムラムラさせなければいけません。単純ですが、これが難しい。

以前、久住さんと、男性の好みのポルノを二つに区分けしたことがあります。一つは物語派で、もう一つは反物語派です。

物語派はストーリーに興奮するタイプです。父と娘や、谷崎さんが書いたような息子の嫁と父とか、フーコーが書いた『性の歴史』では、古代では許されていた母と息子の近親相姦は、母と息子のポルノの古典でしょう。

それに昔から有る同性愛も含まれますから、多様なカップルの性愛模様が考えられます。

反物語派は、女性を前に砂場で夢中で遊ぶ男の子の様に、指で広げ、形状を観察したり、器具で女性の反応を調べたり、自然科学者のように飽きもせず実験を繰り返すのから、グループ・セックスまでです。女体探検派ですかね。

確か100人の男女のポルノ映画というのがありましたね。100人ですから、パリのクレージー・ホースのレビューか、ライン・ダンスの様でした。

あなたはどちら派ですか。

名称未設定 1

パチンコの話しが出て来ますが、大体、賭け事と言うのは、最初にちょっと儲かるのですね。何でか判りませんが不思議です。その僅かな儲けが大きな夢を膨らませて、ズルズル引き込まれて行きます。

小説家色川武大の別名、阿佐田哲也さんの小説に、夜な夜な賭場に集まる銀行員や老婆を描いた作品があります。賭け事が好きな人々が、夜どうし賭けに熱中し、白々と明ける朝方、銘々が家路につくのですが、不思議な読後感を味わいました。

人間は不思議な生き物ですね。

本を手に取りたい方はこちらです。

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    ロッテのキャンディ『小梅ちゃん』のファンページ。『小梅ちゃん』のプロフィールやパッケージに展開されている『小梅恋物語』などを詳細に掲載しています。
  • 名匠雑貨店
    叙情画の匠が贈る雑貨店
  • 日本アニメーション協会
    林静一が所属する日本アニメーション協会のホームページ。
  • 林静一オフィシャルサイト
    オフィシャルサイトはこちら。
  • 菓匠三全
    林 静一が包装等をデザインする、仙台銘菓『萩の月』の三全のホームページ。
  • 青林工藝舎 アックス
    林 静一が南伸房、水木しげるらと審査員を務める 青林工藝舎「ax(アックス)」のページ。
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