- 2023-12-29 (金) 12:19
- お知らせ
ウクライナのアニメ作家や映画祭関係者たちから、助けを求める声が届いております。
ASIFA本部では、ウクライナの人々、特にウクライナのアニメーション関係者と心を一つにするべく、公式サイト asifa.netに 2つの請願書を掲載しました。
アニメ、映像関係者で無くとも、請願書にサイン出来ます。
オタワ映画祭のディレクター、クリス・ロビンソン氏による請願書です。
https://asifa.net/international-animation-community-stands-with-ukraine/
このページ冒頭の、「SIGN THE PETITION」をクリックすると、以下の請願書サイトが開き、署名することができます。
ウクライナのアニメ協会の請願書ページです。
ウクライナを応援したい高校生もサイン出来ます。
ウクライナの平和の為、映画祭が2022年、ロスアンゼルスで開かれました。
ウクライナのための平和 – この戦争は悲劇です。この戦争は犯罪だ。この悲劇とこの犯罪は止まるでしょう。 (peaceforukraine.org)
International Animated Film Festival KROK – ホーム | Facebook
ロサンゼルスの MiMoDa Studioにて、2022年、8月26日、27日、28日の3日間上映されました。
各国で開かれる予定です。
ロシアのアニメーターがウクライナの平和を呼びかける(2月24日開始) – ASIFA
ロシアのアニメーターも、ウクライナ侵攻に反対しております。
ウクライナの皆さん、大丈夫です。
数か月、数年で物事を見ては駄目です。戦闘では死なない様に気を付けて下さい。
ロシアも同じように国内が混乱するでしょう。プーチンさんも老年期に入りました。
歴史はプーチンさんを見放すでしょうし、ロシア史もプーチンさんが教育、教育と言ってますが、五十年後には厳しく評価するでしょう、スターリンの様に・・・。
イギリス、元気ですね。ロンドンで立ち止まっていると、マッチョ歩きのロンドンっ子とぶつかりそうになります。
ロンドンの飲み屋は、夜の九時半で店を閉めます。こんなに早く店を閉めるのは何故?と聞くと、喧嘩が始まるからだそうです。
イギリスは紳士の国と思っていたらおー違いです。
弟のアメリカのお尻を叩きますよ、意気地の無い奴と。
面白いですよイギリスは・・・。ズーと戦争してましたからね。
スペイン語版『赤色エレジー』発売。
Gallonero – Editorial Gallonero
上記アドレスは出版元のアドレスです。
手に取りたい方は、アクセスして下さい。
スペイン語版は二度目です。
背景の赤色が綺麗です。ロンドンの二階だてバスに近い赤です。
ヨーロッパの色は、草花から取った色らしく、透明度があります。
青と薄緑の配色などは、ちょっと真似のできない色の組み合わせを考えたりもします。
日本の色は岩石を砕いた色に近いですから、不透明な色です。
赤は神社の鳥居などに使われる朱色で、透明度がありません。
ゴッホは珍しく日本の色に近く、野山の道などを描いたのを見ると、日本の道ではないかと思うほどです。
兄弟で画商の仕事をしておられたようで、浮世絵などに接して得られた色感ではないでしょうか。当時、浮世絵ブームが有りましたからね。
スペインのショート・フィルム『アンダルシアの犬』を見たのは二十代の頃でした。
画家ダリと映像作家ブニュエルが組んだショート・フィルムの名品と言われております。
映画表現が誕生して、多くの表現者はこの動く映像に興味を持ち、作品にしたいと思う気持ちは、今の私達以上に強かったと思いますし、列車が画面に向かって爆走してくる動く映像は、思わず席を立って逃げ出したい気持ちにさせる迫力に満ちた体験だったと思います。
またキートンやチャップリンの動くユーモアは、多くの観客の心を捉えて当時のビック・スターの位置を築いたほどです。
以前、メキシコにお伺いした時も、メキシコの美術大学に映像科が無いのに驚きましたが、ブニュエルさんの映画学校が在るのを発見し、感動したことを覚えております。
その映像作家のブニュエルさんと一緒に映像作品をものにした画家ダリさんが生まれ、ピカソさんと共に世界の偉大な表現者となっている国から出版出来ることは心からの感激です。
八十年代ですか、我が国のテレビ局がダリさんのアトリエを訪問する番組を作るので出演しないかと誘われた事が有ります。
えー私で良いのですか?と半信半疑でしたが、滅茶苦茶なスケジュールの中で、取材に同伴する事は難しく、断腸の思いでお断りしました。
後日、テレビで拝見しましたが、ダリさんのアトリエには多くの名も無きアーティスが住んでいらして、確か奥様も別の若いアーティストと暮らしていたと思いますが、その取り巻きの多さに驚き、ダリさんは彼らを引き連れてニューョークに豪遊しに行くのですから、ビックなアーティストの息抜きの遊びは違うなーと感心した次第です。
サガンの『悲しみよこんにちは』が世界的なベスト・セラーになり、映画化もされましたが、それを見ているとサガンさんのアトリエにも、多くの名も無きアーティストが住んでいるのですね。
サガンさんはパパっ子ですから、若い女性をスポーツ・カーに乗せ、遊びまわる父親が憧れの男性になっているのです。
私の母もパパっ子で、スキー場で部下とスキーを楽しむ祖父の小さな写真を私に見せて、「おじいさまの、コートの裏地は真っ赤なのよ」と恋人の写真を見つめる様に話していたことを思い出し、友人編集者から父親の愛人が訪ねて来た時、不潔と追い返さず、家に上がらせ話をしたらしいと某女優について語ったので、この人もパパっ子ではないかと、準備に入っていた画集の対談相手としてお呼びしたことがあります。
対談相手の女優さんは、何故、私が対談相手に選ばれたのか納得がいかず、ファンなのかしら?それで結婚相手として私を呼んだのではないかと疑い、しきりに対談中に「結婚相手に選ぶなら、妹の方が良い」と頓珍漢な受け答えするので、何度も吹き出しそうになるのをこらえた思い出があります。
当時はお父さん達の受難な時期で、妻から夕食は無いと言われたり、娘達からはパパの下着と一緒に洗わないでと言われたり、近くに居れば臭い匂いがすると、父親の居場所は家の何処にも無い状態と思えたので、パパっ子の某若手女優にお父さん大好きと言ってもらえば、世のパパ嫌いの娘さんに考え直して頂けるのではないかと思う対談でありました。
私が息子である事を認識が出来なくなった頃の母は、私に今日はお父様の大切な人が集まるの、だから母と一緒にお料理を沢山作らねばならないと、嬉しそうに微笑んでおりました。
パパっ子の母は、一番楽しかった父と暮らしていた時代を生きていたのですね。
また、年が終わる日が近づいてきました。ブログへの書き込みは本日で終わりに致します。
来年は五日の日から書き込みを致します。良いお年を・・。
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