- 2023-09-15 (金) 10:25
- お知らせ
ウクライナのアニメ作家や映画祭関係者たちから、助けを求める声が届いております。
ASIFA本部では、ウクライナの人々、特にウクライナのアニメーション関係者と心を一つにするべく、公式サイト asifa.netに 2つの請願書を掲載しました。
アニメ、映像関係者で無くとも、請願書にサイン出来ます。
オタワ映画祭のディレクター、クリス・ロビンソン氏による請願書です。
https://asifa.net/international-animation-community-stands-with-ukraine/
このページ冒頭の、「SIGN THE PETITION」をクリックすると、以下の請願書サイトが開き、署名することができます。
ウクライナのアニメ協会の請願書ページです。
ウクライナを応援したい高校生もサイン出来ます。
ウクライナの平和の為、映画祭が2022年、ロスアンゼルスで開かれました。
ウクライナのための平和 – この戦争は悲劇です。この戦争は犯罪だ。この悲劇とこの犯罪は止まるでしょう。 (peaceforukraine.org)
International Animated Film Festival KROK – ホーム | Facebook
ロサンゼルスの MiMoDa Studioにて、2022年、8月26日、27日、28日の3日間上映されました。
各国で開かれる予定です。
ロシアのアニメーターがウクライナの平和を呼びかける(2月24日開始) – ASIFA
ロシアのアニメーターも、ウクライナ侵攻に反対しております。
ウクライナ、ロシアが侵攻した領土、無理せず取り返して下さい。
プーチンさんを国際法廷で裁きましょう。
プーチンさん、残念ながらKGBの小役人には、21世紀の世界を仕切る事は出来ません。
統一ロシア党の若いの、プーチンを降ろして、イーロン・マスク氏を担ぎ出さなければ・・・。判らない?
でもマスクさん、メディアのカメラに向かってお道化て見せますがちっとも面白くないです。ちょっと残念。
世界のメディアがプーチンさんを取り上げなくなりますよ。今はウクライナでもっているようなものですから・・・・。判りますよね。世界から見て、ロシアを取り上げるものが無いのです。
しかし、それは悪い事では無いですよ。国内が安定してマヨネーズ料理に舌鼓を打つ生活に満足しているのですから・・・・。
プーチンさん、貴方が焦っているのでせう。ロシアも少子化に悩んでいますが、だからロシア帝国を創ると人口が増えると言うのもなんだかねー。
〈プロレタリア文化運動の光芒〉
期間 9月16日(土)―11月25日(土)
会場 日本近代文学館
プロレタリア文化運動の光芒 – 日本近代文学館 (bungakukan.or.jp)
「プロレタリア文化運動の光芒」と題した本展の意図は、おもに2点ある。1つは、これまでの日本近代文学史において大書されるいわゆる〈プロレタリア文学〉に限定せず、広く文化運動として捉え、世界の藝術運動との同時性を描くこと、2つに、これまでのプロレタリア文学史というと、その期間は普通1922、3年から始まり1933、4年頃まで、つまり関東大震災前後から文化運動組織の解体までとするが、本展は第1次世界大戦前後の世界の藝術革命と連動させることで始め、終りの時期は、1932年以降の転向期から37年のいわゆる日中戦争以後、わずかな例外を除いて、時代に吸収されていく経緯を対象とすることにある。
おおよそ百年前に始まったこの世界を揺るがせた藝術運動の光芒は、第1次世界大戦と第2次世界大戦の戦間期において輝き消えた。ふたたび人類の危機を迎えている現代の21世紀に生きる私たちが学ぶべきことは何か。今ここに蘇らせ教訓としたい。
本館の創立以来、様々な方々のご厚意で寄贈された社会運動関係の資料にはきわめて貴重なものが多くある。これまであまり展観されてこなかった第1級資料を駆使して構成する。鑑賞なさる方々に、当館所蔵の豊かで希少な資料を列挙しての展示をお眼にかけたい。(ホーム紹介文より抜粋)
この企画は今、刺激的な企画であります。
ベルリンの壁、崩壊で、社会主義の国々の民主主義化が始まりました。私達の年代ですと『プロレタリア・アート』と呼ばれる運動が旧ソ連を中心に広がっていると思っておりましたから、あの芸術運動はどうなり、どの様な遺産を残しているのか気になっておりました。
欧米においても『叫び』などの作品で知られた エドヴァルド・ムンク氏の題名は間違っているかもしれないが『労働者の帰宅』等など、『プロレタリア・アート』に触発された絵画が広がっていたと思われます。
しかし一方、ソビエト国内では映画などに思想的なチェックを入れていて、自国にそぐわないものは『反社会的』と言うレッテルを張り、国内での上映を禁止していきました。
ロシアの少数民族作家が描いた、ソビエト革命での少数民族への弾圧を描いた作品の発禁などもありました。
それらの作品は自由主義諸国の映画祭で上映され、私も映画祭で『表現の自由』を不自由な国の作家が告発した作品を見ましたし、バルコニーでスポット・ライトを浴びる作家をスタンディング・オべーションで熱烈に支持をする機会に遭遇しました。
社会主義国が崩壊し、それらの国々で創られていた『プロレタリア・アート』なるものを一覧する展覧会が開かれるのを心待ちにしていたのですが、70年代に世界を巡回した『ナチス芸術』の様な展覧会は未だに開かれておりませんし、ベルリンの壁崩壊以前にウォーレン・ベイティ監督の『レッズ』が上映され、ロシア国民が家々から松明を手にし広場に向かう革命前夜の画面に、当時の劇場に備えられた立体音響に乗ったピエール・ドジェーテル作曲の『インターナショナル』の革命歌が流れ、この曲はこんなに厚みのある音楽だったのかと、作品以上に音楽の力強さに驚いた記憶が有ります。
それでも『プロレタリア・アート』『社会主義リアリズム絵画』とはどの様なモノか、イリヤ・レーピン氏が描く『ヴォルガの船曳き』の様な絵画か、あるいはロダン氏の群像作品『カレーの市民』の様なものかと想像は尽きなかったです。
是非、ロシアの美術学芸員の皆様、革命以前から現在までの主要な作品を纏め、ロシア美術展として世界に巡回して頂きたいと思います。
プロレタリア・アートは在ったのか?、無かったのか?そこが知りたいのです。
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