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秦漢文明の遺産 兵馬俑と古代中国

ウクライナのアニメ作家や映画祭関係者たちから、助けを求める声が届いております。

ASIFA本部では、ウクライナの人々、特にウクライナのアニメーション関係者と心を一つにするべく、公式サイト  asifa.netに 2つの請願書を掲載しました。

アニメ、映像関係者で無くとも、請願書にサイン出来ます。

オタワ映画祭のディレクター、クリス・ロビンソン氏による請願書です。

https://asifa.net/international-animation-community-stands-with-ukraine/

このページ冒頭の、「SIGN THE PETITION」をクリックすると、以下の請願書サイトが開き、署名することができます。

ウクライナのアニメ協会の請願書ページです。

日本の方のサインも多いです。

下の方にウクライナ軍を支援する、ウクライナ国立銀行のNBU募金口座アドレスがあります。

ウクライナ侵攻に反対する請願アニメーター (ipetitions.com)

 

ロシアは『戦時経済体制法』を下院で可決となると、西側は兵器の枯渇かと推測しておりますが、経済制裁が効いて来ているのでしょう。

プーチンさんが40代で体験した「ベルリンの壁、崩壊」の心の傷、強迫神経症を回復するためのウクライナ侵攻ですから、勝利しないと病気は治りませんし、心の病は完治したかの判断が難しいです。

治療に付き合わされるウクライナとしては、たまったものではありません。

欧米に比べて他の国々は、どうしても遅れて産業革命を体験せざるをえないので、世界は一握りの欧米に支配されていると思いがちです。

欧米も、レヴィ・ストロース著の『悲しき熱帯』のように遅れて来た国々対して理解を深める努力をしておりますが、ロシアなどは世界初のロシア革命を成し遂げた国家といった自負があります。が、その内実は一党支配の官僚国家で、市場を官僚が盛り立てるというのは土台無理な話です。経済発展は難しい。

それより後に世界史に顔を出した中国の方が、経済大国となっているのは、何とも皮肉な話ですし、コンピュータが出始めた頃、『産業革命以来の革命が始まった』と言われた事があります。

その意味では、産業革命を体験した多くの小国がコンピュータ時代へ先進国と同じく突入したと考えれば、以前の先進国との格差は縮まったと思えます。

ウクライナなどは日本よりITは進んでいるのでせう。

世界の笑い者になったプーチンさん。私達21世紀人を20世紀の時代へと戻せますか?

 

秦漢文明の遺産 兵馬俑と古代中国

兵馬1

会期 6月18日(土)~8月28日(日)

会場 静岡県立美術館

兵馬俑と古代中国|展覧会一覧|展覧会|静岡県立美術館|日本平のふもと、緑に囲まれた美術館 (spmoa.shizuoka.shizuoka.jp)

 

秦の始皇帝は、紀元前221年に、史上初めて中国大陸に強大な統一国家を打ち立て、春秋戦国時代にわたって約550年も続いた戦乱の世を終結させました。

統一後、わずか十数年のうちに秦は滅亡しましたが、始皇帝陵で発見された兵馬俑をはじめとした多くの遺物は、その絶大な国力を示しています。

本展では、今から2000年以上前の秦と漢の王朝の時代に、地下に数多く埋蔵された兵馬俑に焦点を当て、古代中国の遺産の数々をご紹介します。(ホーム紹介文より抜粋)

 

『兵馬俑』は見学した事がありますが、夜に『人民大会堂』の宴会場で副主席出席の晩餐会が開かれ、出席する為、大急ぎで北京へ戻った記憶があります。

あの頃の中国の名物は、四車線の車道一杯に広がって、自転車に乗り帰宅する人民服を着た労働者の群れです。

当時はまだ、中国は戦時下体制で自転車のランプを付けておりませんから、真っ黒な集団に我々、旅行者を乗せた観光バスが突っ込んでいく状態でしたから、バスに乗った私達は「ぶつかる―」と椅子に頭を下げて震えたのを覚えております。

しかし、自転車に乗った労働者の群れは、群れをなして泳ぐ魚の様に、バスを避けて二手に分かれて進みます。実に見事な運転でした。今の中国の労働者に出来ますかね?

晩餐会の会場、人民公会堂の広い階段を昇ると、入り口に銃を持った兵士が立っておりました。私達が近づいても顔を正面に向け動きません。

そこで人形かなと思い、瞬きもしない顔に近づき頬を指で突いてみました。

すると、今まで表情を変えずに立っていた兵士の顔が崩れ、笑みを浮かべました。

これが可愛い笑顔で、兵士が一人の人間として蘇ってきました。「笑った、笑った」と私達ははしゃぎながら、公会堂の入り口へと向かいました。

イギリスのバッキンガム宮殿の門衛なども、笑わせて見たいですね。

この当時、中国は少数民族との融和政策を執っておりましたから、ウイグル族の歌姫の歌などが披露され、あの大宴会場の片側の扉が開かれ、料理人達が調理の手を止めて、聞き入っておりました。

料理人も宴会に参加する宴は素晴らしいと思いました。

 

あの時代から時が経ち、『日中国交正常化50周年』を迎えた今年、中国がGDP2位に昇りつめているとは、当時は想像も出来ませんでした。

中国の指導者の皆さん、国民の皆さん。新冷戦などと声が上がる時代。良く考え、慎重に歩を進める事を願います。

日本のテレビ取材に中国の青年が「中国は何方にも繋がらず、中立の立場を保つべきだ」と言っておりました。正解です。

ロシアのように、キレてはいけませんよ。目指すはGDP1位です。我が国も狙っておりますから、ロシアと一緒にどうのこうのと言ってる場合ではありません。

プーチンさんは古いです。自分の意見に反対する人々の口を塞ごうとしているからです。新しさはありません。スターリンと似ております。

インドも来年、中国を抜き世界一位の人口になります。

 

大駱駝艦 天賦典式創立50周年記念公演

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期間 7月14日~17日 7月21日~24日

会場 世田谷パブリックシアター

大駱駝艦・天賦典式 創立50周年公演「おわり」「はじまり」 (dairakudakan.com)

 

 

Morc 阿佐ヶ谷 『コマ撮りアニメーションフェスティバルvol-0』

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7月1日~8月18日

https://www.morc-asagaya.com/2022/07/01/『コマ撮りアニメーションフェスティバルvol-0

上記の画像『ニッポニアニッポン』は、ホームよりお借りしました。

ミニシアターMorc 阿佐ヶ谷で、今年『コマ撮りアニメーションフェスティバルvol-0』が開催中です。

JAA会員も川本喜八郎元名誉会長「死者の書」「蓮如とその母」はじめ、伊藤有壱「ハーバーテイルのすべて」、細川晋「DINO!」、こぐまあつこ「雪渡り」「やたみほアミメーション」

「JUNK HEAD」(三宅敦子参加)[dwarf特集」(合田経郎)(敬称略)等など、多くのストップモーション作品が上映予定です。

他にも「エストニア特集」「韓国特集」「シュバンクマイエル特集」「東京藝大大学院アニメーション専攻学生作品」「アニメーションの小さな学校ベストセレクション」等、

今まで見る機会を逃していたストップモーションの名作、新人の作品にスクリーンで出会うチャンスです。

作家によるトークも多数あります。

ぜひお誘い合わせの上お出かけください。

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