- 2021-11-19 (金) 13:58
- お知らせ
特集は、根本敬画業四十周年『特殊漫画 前衛の道』です。
根本さん、四十年ですか。お疲れ様です。
秋山さんやビートルズのジョン、ヨーコ夫妻のベット・イン、パフォーマンスやキーセン・パーティ等々、在ったねーと過激の意味を考える根本特集です。
蛭子さんとプロダクションをお創りになったのだから、紙媒体では無くYouTubeやSNSなどに活動拠点を作って良いのでは。
コロナの防護服って変ですよね。赤瀬川さん達ハイ・レッド・センターの路上パフォーマンスの様に、コロナ防護服で混みあう裏原を歩かれ、マンホールを磨かれたらどうでしょう。
インタビューの中で「日本資本主義の正社員に何時、成れるのだろうか」との発言は良い。
秋山さんのように、選挙運動を過激アート化出来るか、ですね。
秋山さんは選挙中、愛国党の赤尾さんと選挙カーですれ違い、「秋山さん、ご苦労様」と声を掛けられ、銀座、数寄屋橋交差点の喫茶店でお茶をしたそうです。
表紙の写真、ビートルズの様に、オール・ヌードが良かったのでは。
ビートルズ全員がヌードになっているジャケットが在りました。
結構、皆、太くて長いのをお持ちでした。
以前、医大病院の解剖教室に参加した時の話をされましたね。
人体に拘るのは、医者は仕事柄必要ですが、画家も写実を追求する者は、医者に負けず拘りがあります。
脳も取り出して持たせてもらったと・・・人間の脳は「白子」の様だったと話されたのを記憶しております。
レオナルド・ダ・ビンチの人体解剖デッサンではないですが、アーティストは幼子の様に好奇心、旺盛です。ダ・ビンチは公開処刑もよく見に行ったそうです。
ダ・ビンチの解剖デッサン画集は現在、売買が出来ないらしい。
価格を付けられないほどの高値だそうで、今はビル・ゲイツさんの手元に在り、無償で美術館などに貸し出されているそうです。
根本さんの人体解剖の話しを聞きながら、意外と根本さんはクラシックな芸術家ではないかと思いました。
だから過激になると言えるのかもしれません。
以前、根本さんは、美術館に生ゴミの作品を出品したことがあります。
来館者は匂いが凄いと苦情が多く寄せられ、美術館側も作品を撤去したと聞きました。根本氏の問題の出し方が過激な一例です。
しかし現在、とちらの方が現代社会を鋭く考察していたか、答えは明白であろう。
また、この作品は、世界初の臭いを出す作品として、世界美術史に記憶されるに違いない。
手に取りたい方は下記アドレスへ。
青林工藝舎 [seirinkogeisha]|雑誌アックス(AX)・単行本・グッズ
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