- 2021-03-02 (火) 12:06
- お知らせ
忙しくて、ブログの更新を忘れておりました。
桑原さんの『鬼ものがたり』、まだ読んでおりません。
東京大空襲の時、逃げ込んだ公民館に焼夷弾が命中します。
我先にと出口へ人々が殺到し、その顔は鬼の様だったと、目撃者は語っております。
鬼の顔は想像で描かれたものでは無いらしい。
拙著『巨大な魚』で、「邪鬼」だ「邪鬼」だと叫びながら、港に居座る大きな魚へと走り寄る女性が描かれております。
大きな魚は尾びれで海面を叩き、静かに港を離れて行くのでせうか・・・。
『巨大な魚』の最後のコマ絵は、ポッカリ開いた暗闇でせうか。
四天王の足に踏みつけられた邪鬼は、逃げようともがき苦しむ姿の初期から、時代を経るにつれて装飾性をおび、四天王を支えているかの様だとは研究者の方の意見です。
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- 桑原茂夫著『鬼ものがたり』発売。 from Seiichi Hayashi Art world