- 2020-01-21 (火) 14:35
- お知らせ
会期 1月7日(火)~3月29日(日)
会場 平和祈念展示資料館 企画展示コーナー
戦後の過酷な日々と闘った彼女たちの姿がここにある。と副題にあります。
NHKのドキュメント作品『戦後0年』に闇市の映像が流れましたが、私も母に連れられて新宿の御苑へ遊びに行くときに闇市を通りました。
その頃は闇市と言ってもお祭りの屋台のような感じで、紀伊國屋書店の隣まで並んでおりました。
エレクトリック・ギター、レスポールの音楽が街頭スピーカーから流れておりましたから、私の闇市風景は50年代ではないかと思います。
当時の闇市抗争を描いたのは、加藤泰監督の『男の顔は履歴書』でしょう。
敗戦後の佐次たかし、寺尾よしたか共作の『新版いろはかるた』に、「るすをまもった、女房天晴れ」や、「いぬも歩けば鍋にされる」とありますから、犬をあまり見かけなかったのは、食糧になっていたのですかねー。
敗戦後の庶民の問題は、戦中から続いている食糧の問題でせう。
自著『僕の食物語』にも書きましたが、「餓えて」と言う言葉が出てくる歌謡は、昭和22年のヒット曲、作詞:清水みのる,作曲:利根一郎の『星の流れに』でしょう。
私もパンを買いに行って、ショーケースにパンが無かった思い出がありますね。
戦時中「贅沢は敵だ」がスローガンだったそうですが、今も給料が上がらず、「贅沢は敵だ!」となっているご家庭は多いのではないでしょうか・・・。今年の春闘のベースアップ、どうなりますか。非正規社員にもお恵みを・・・・。
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