- 2019-09-10 (火) 13:11
- お知らせ
会期 9月14日~23日
スパイラルホール他愛知芸術センターと巡回します。
詳しくはホームをご覧下さい。
ポルトガル他台湾、ベトナムやマレーシアなど、中々お目にかかれないアジアの作家が参加しております。
是非、ご覧になって下さい。
韓国実験映画略史
日時 9月21日 19.00より。
会場 シネマハウス大塚
韓国は近い国ですが、あまり情報が入って来ません。広島国際アニメーションフェスティバルに200作品ほど送ってきておりましたから、実験映画、ショートフィルムの数はそうとうの数にのぼるはずですよ。映像制作が盛んな国です。
路上アートの先駆者、『バスキア』のドキュメント伝記映画を見ておりますと、60年代は詩、映像、絵画、音楽とアーティストが渡り歩くようになり、アーティストにとってそれは自然な事であったと語っております。
裕福な白人層がニューョークから近郊の一戸建て住宅へ大量に流れた時期と重なり、ニューョークの荒廃が進みその荒廃した建物にメッセージや絵を描く路上アートが生まれたと。これはその後、郊外へと移住した日本の中間層の動きと重なります。
また『バスキア』が当時、発売になったゼロックスを使用した作品を発表したり、バブルの象徴のように語られる日本のディスコですが、当時のニューヨークに住むアーティストにとって踊りやコンサートなどの発表の場であったようです。
同時代の現代表現史を生きた当時、若者だった令和生まれの私には、日本も同じ様に表現が多様化し、様々な表現が芽吹いた時代であると思います。
- Newer: 『奥山玲子アニメーション画集』
- Older: 「Sculptural Type」
Comments:0
Trackbacks:0
- Trackback URL for this entry
- http://hayashi-seiichi.com/wp-trackback.php?p=10120
- Listed below are links to weblogs that reference
- イメージフォーラム・フェスティバル2019 from Seiichi Hayashi Art world