- 2019-09-06 (金) 11:48
- お知らせ
期間 8月30日~10月12日
2001年以来2度目の登場となるデンマークのデザイン会社、コントラプンクトの展覧会を開催いたします。
国境や文化を超え、時を超えるようなデザインを得意とし、日本の企業のブランディングデザインも多数手がけております。とある。
万葉集編纂過程で、日本にも文字による表記が可能になった事を、著名人を集めた座談番組で語っていました。
中国の漢字に日本語の音を当てる作業は、中々楽しい作業で、現在でも集団の隠語など音を漢字に当てて表記することが自然と行えるのは、書き言葉の成立過程にあったと思う。
私と高野氏の造語『儚夢』(ろまん)なども、その一つと言えるし、詩画集『紅犯花』などは、読者が様々な解釈をし、実在する花に当てはめているのは面白い。
拙著『夢枕』では、同じ漢字でも中国と日本では意味が違うことなどを書き記しているが、漢字をバラバラにして動かす事をロッテ『小梅』のCFで監督の島村さんが実験している。
文字は不思議だ、そこに居ない人が書いたもの読めば、そこに居ない人の考え方が判るが、ネットは国境を超えると言うが、他言語で書かれた文字を読める人は限られているから、ネットのインフラ整備は、どの国のホームへ飛んでもアクセスした人が判る言語にソフトを起動しなくとも判る様になることだろう。バベルの塔の完成を期待したい。
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