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2014-07
アイトー『林静一コレクション』秋、冬物発売。
早いもので、店先は秋色へと変わります。
アイトーさんの『林静一コレクション』、秋、冬物、全国有名百貨店、小売店で発売です。
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第15回 広島国際アニメーションフェスティバル開催。
- 2014-07-30 (水)
- お知らせ
期間 8月21日~25日
会場 アステールプラザ
世界4大アニメーション映画祭の一つ、広島国際アニメーションフェスティバルが開かれます。
また、審査の質の高さは、世界中が認めるところで、ここで受賞しますと、米国アカデミー賞のノミネート作品となりますし、本映画祭から9人のアカデミー受賞作家が誕生しております。
ディズニー、ピクサー等の制作会社も参加、『トイ・ストーリー』のジョン・ラセターも本映画祭からデビュー致しました。
詳しくはフェスティバルホームへ。
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追悼!九條今日子展
- 2014-07-29 (火)
- お知らせ
期間 8月1日~3月29日
会場 三沢市寺山修司記念館
https://twitter.com/shuji_terayama
このポスターの寺山さんと九條さん。素敵です。
良い写真ですね。写真家は誰でしょう。
上記の他にも、フェスティバル、演劇祭と、盛り沢山の企画が御座います。
夏休み、お子さん連れでお出かけ下さい。
九條今日子著『回想・寺山修司』(角川書店刊)
この本のあとがきに、部屋を掃除に来た若い女性が、九條さんに向って「寺山さんのお母さんですよね」と尋ねられ、あまりのショックに1日、寝込んだと書いてあります。
私の父が亡くなったのが40代、母がその父の元へと旅立ったのが70代。納骨の時に娘が、あまりにも若いおじいちゃんと出会っておばあちゃん、きっと照れているよねと話し、参列者の笑いを誘いましたが、九條さん、照れずに寺山さんの胸に飛び込んで下さいね。
ご購入したい方はこちらへ。
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夏休み特別イベント みて、きいて、ふれる-この夏に知る戦後の労苦展。
期間 7月19日~8月31日
会場 平和祈念展示資料館
http://www.heiwakinen.jp/index.html
各種のイベントが御座います。
また、私が描いた『母子像』が展示してあります。
その前で記念写真も撮る事が出来ます。
戦争と言いますと男ばかりの物語が語られがちですが、同じ歴史を女性、子供も歩んできました。
中には男性兵士以上の過酷な運命に翻弄された方々も居ります。戦争は男だけのものではありません。
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ロッテ小梅キャンディー40周年記念発売。
夏と言えば、コージーコーナーの小梅ゼリーですね。
まだ食べて無い方は、この夏の猛暑、乗り切れるか、保証は出来ませんよ。
詳しくは下記のアドレスへ。
http://www.cozycorner.co.jp/product/regular/3836.html
また、夏と言えば、ビールです。
ビールのお供と言えば、カルビーのかっぱえびせん小梅味とポテトチップス小梅味ですね。
詳しくは下記アドレスへ。
http://www.calbee.co.jp/newsrelease/140618a.php?p=14061801b
菓匠三全さんの新作コマーシャル「夏編」が放映中です。
ハイビジョン仕様ですが、今度は4kですか。NHKさんは8kを試作中だとか・・・。
サッカー観戦の一人一人の顔が判るそうですよ。
顔認証もありますから、観戦している人の何パーセントが年収いくらの階層なんてデーターが出てしまいますね。怖。
三全さんのホームです。
暑い夏をのりきりませう。
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キネマ旬報7月下旬号に映画エッセイ。
英国へ出立、直前まで書いておりました原稿です。
今回はアレハンドロ・ホドロフスキー監督、脚本の『リアリティのダンス』を取り上げました。
監督自身の自伝的作品ですが、マッチョな父親とグラマラスな母親の熱い家庭に生まれた子と言うのは、どんな育てられ方、育ち方をするのだろうと観ていましたら、麻酔無しで歯の治療を受けさせられるのですね。
私は嫌だなー。痛みを止める麻酔の注射も嫌ですから、歯の先生はホトホト困っています。
早く、麻酔注射もしない、痛くない医療へと変わって欲しいですね。
本を手に取りたい方はこちら。
映画の詳細はこちらです。
http://www.uplink.co.jp/dance/
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グレートブリテン及び北アイルランド連合王国へ③
セインズベリー日本芸術研究所のお招きで、英国へ参りまして2日目です。
到着翌日ですから、朝の目覚めが良い事に、朝食を済ますとロンドン見物です。
出勤のロンドンっ子を観察しますと、歩きが早い。足の長さと言うこともありますが、競歩に近い速さです。
ライアン博士に問い質すと、ニューヨークっ子はもっと早いそうです。
また、自転車通勤が多いです。ビュンビュン飛ばしていて、ボケーと信号待ちなどしていますと、接触する恐れがあります。「何、突っ立っているんだよー、ボケナス。ロンドンっ子は気がみじけーんだよ」と、当然、英語でですが、怒鳴られそーです。怖。
さて今日は、1759年に造られた世界最大の植物園『キュー・ガーデンズ』を訪ねます。
ラッセル・スクエア駅からディストリクト・ライン、キュー・ガーデン駅まで、地下鉄で行きます。
前回、訪れた時に、地下鉄で世界最古のエスカレーターというのに乗りましたが、エスカレーターの早い事、早い事、ゴーゴー音を立てて動いておりました。
植物園へと続く駅前の通りです。植物園へと向かう観光客が目障りですが、静かで落ち着いた街並みが続きます。
不動産屋が有りましたので博士に覗いてもらうと、「うぁー、高い」との学士様に相応しくない声を上げておられました。
世界一物価の高い英国ですから、とーぜんでせう。中流が沈み、金持ちと貧乏人に二極化しているのが世界の動きです。
この街並みの庭に咲いていた紫陽花です。
紫陽花の花の色は土で決まると申しますが、見事なほど赤い花を咲かせておりました。
綺麗ですね。
キュー・ガーデンズに着きました。お目当ての温室です。
キャプテン・クックと世界を回り、採集してきたのですかね。
『コレクター』と言う小説を書いた英国人が居りますが、英国人は集める天才能力があるのですね。
私も虫ピンで、標本箱に収められるのでしょうか。
温室の中です。熱帯の植物が育っております。
もう1棟、サボテンを集めた温室がありまして、何でこんな形なのですかと、サボテンに聞きたい珍しいサボテンが多くありました。
温室の中に睡蓮の池があり、美しい花を咲かせておりました。
ここは、近くに住んで、春夏秋冬、訪れ、眺めたり模写する場所ではありますね。
植物園で飼われている孔雀ですが、人懐っこく、人が集まる処を歩いておりますから、私など花に見とれて危うく、孔雀君のご自慢の尾羽を踏みそうになりました。
これ可愛いですね。木に毛糸の編み物の服を着せてあります。
誰でも参加出来るようですよ。行かれたら、木陰で樹木の服を編んであげて下さい。
もしかすると樹木は、裸でいるのが恥ずかしく辛かったのかもしれません。
さて昼食ですが、ナショナル・ギャラリーの近くまで戻って来まして、地下のレストラン・パブの様な店に入りました。
2階へ上がる木製の階段がギシギシ鳴って、新宿ゴールデン街の店に居るような気分になりました。
暗いから、ライアン博士が何を運んできたのか判らずに食べておりましたが、写真を見て今、何を食べていたか判明した次第です。
この暗さであーた、スペイン系のカルメンのような女性が髪をかき上げながらじ~と見つめてきたら、馬鹿な出会いが利口に化ける可能性が大きいです。
「このステーキより、君の方がずっと美味しいと思うよ、ベイビィ」なんて、一生言わないようなセリフが飛び出してくるかもしれません。日本も、このような空間を増やせば、少子化に歯止めがかかるのではないでしょうか。ふざけた話では無く、ニューヨーク停電の時には、妊娠した女性の数が増えたのを覚えていますか。
休日ですが、皆、昼間っから酒盛りをしております。飲酒天国の英国です。
煙草、お値段が高いですが、止めておりません。
パブで吸っていたら、一本、分けて下さいとお金を出されました。それ程、高いです。
私はセインズベリー日本芸術研究所の水鳥さんの教えを守り、また中国の、酒と煙草は一人で楽しむものでは無く、周りの人達に薦めて一緒に楽しむものとの公衆道徳を守り、英国の旅を続けました。
しかし、この煙草の表記は無いですね。だったら売らなきゃ良いのにとまで、買う方に言わせるような文言です。
世界七不思議の一つです。
つづく
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『あしたのジョー、の時代展』
期間 7月20日~9月21日
会場 練馬区立美術館
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/
60年代、子供文化の中に在りましたストリー漫画が、リアリズムを獲得、ジリジリと部数を増やして、青年、大人の読み物へと成長してゆきます。
確か漫画雑誌『少年マガジン』が100万部突破との広告が、新聞に載った時代です。
個人的な思い出を書きますと、『ガロVSマガジン』なる討論会が当時企画され、私への相談も無くポスターにガロ編集長、長井さんと共に名前が載っておりました。
何故『ガロ』から白土、水木、つげ、では無く、新人作家の私なのだと、首を傾げざるをえない人選に驚きもし、もし私が出席し、マガジン編集長と対決したら、私が大手の漫画誌から仕事が来なくなることは引き受けるとしても、私の後のガロ作家達が、大手漫画雑誌からの依頼が来なくなれば生活にも影響するだろうと、再三の出演依頼を断り、イベントへ出席しませんでした。
いち時代の空気として片づけるには重い、決断を迫られたと思います。
秋山祐徳太子の表現など、同時代のアート表現も展示されております。私のポスター作品もあります。
劇画が次世代の漫画表現として脚光を浴びた時代を、その時代と共に御鑑賞下さい。
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