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書籍 Archive
隔月刊漫画誌『アックス』新人賞発表
遅れてのアップですが、「第14回アックスマンガ新人賞選考結果発表」です。

西村篤の「日陰に暖かい」は、「オランダの貴婦人」もので、映画でも同じ主題の作品は作られていて、今は製造中止になったオランダの貴婦人を、青年がゴミ焼却場を捜し歩くのがあるが、日本の日常でのオランダの貴婦人ものは、淡々とした中で迫るリアル感が命であろう。
しかし、選考会で私が語っているように、映像化した方が数段、面白くなる作品に違いないし、更に初音ミクなども、映像よりも立体虚像が舞台の上で歌ったり、踊ったりした方がファンはもっと喜ぶに違いない。

この様な状況でマンガ表現を考えると、小説ほどの抽象性は無く、映像作品の迫力に劣るという板挟みの状況にあることは間違い無いし、拙著『Ph 4.5 グッピーは死なない』の中で述べている劇画の先端の問題と、ほぼ変わっていない状況が続いている。
ナノ・レベルの時代に劇画のコマ絵は、リアリズムの歩を先に進める事が出来ないでいる。
1930年代に、絶対芸術運動が産声を上げるが、小説も漫画もその先に在るコンピューター映像を完成品として、そのシナリオの位置に甘んじなくてはならない状況では、また、この、絶対、小説でなければ表現できないものや、絶対、漫画でしか表現出来ないものへの探求が生まれてくるかもしれない。
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NHK『日めくり万葉集』2月号発売中

アップする機会を逃し、遅くなりました。
柿本人麻呂の歌に続き、大伴坂上郎女の酒席の歌です。

盃に
梅の花を浮かべ
思ふちど
飲みての後は
散りぬともよし
今風に言えば、カクテルグラスの縁に花を添えた酒を飲む。
粋でモダンな飲み方だったと思います。
そんな舶来の梅もすっかり我が国に定着し、「花の終わりが菊で、花の先駆けが梅」と謳われるようになりました。
手に取りたい方は、こちらです。
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高山 宏著『雷神の撥』(羽鳥書店刊)発売中

遅くなりましたが、私の『Ph4,5 グッピーは死なない』を評論した箇所が載っております高山氏の評論集です。
項目を立てて『グッピー』を本格的に評論しているのではありませんが、『メディア・コミックス』の章で、著者曰く「東京。この大都市とその住人の、この三十年ほどの意識をざっとみようとすれば、それがほかならぬコミックの内部でこころみられているその分だけ貴重な、最大の問題作の一つ、林静一『Ph4.5 グッピーは死なない』をのぞいてみる必要がある。」と小論が展開されて行く。
四方田犬彦に、とあるのは、私のこの漫画の解説文を彼が書いているからであろう。
それはともかくこの本、背が厚い。測ってみたら6センチ、あった。
この厚さの本が上下、2冊。知力と共に体力が試される本であることは間違いない。

購入は下記アドレスへ。
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小論を展開した私の『Ph4.5 グッピーは死なない』はここ。
青林工藝舎の『Ph』の在庫が完売してしまったから、アマゾンのこの一冊だけかもしれません。あしからず。
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『風紋五十年』出版と記念パーティー
文壇バー風紋の五十周年を記念して、聖子さんのロング・インタビューを纏めた本が出版されました。
新聞にも記事が載りましたから、ご記憶の方も居られるでしょう。
出版元パブリック・ブレインの山本君の挨拶です。
学習院大に入り、講義で聞いた太宰治が心に残り、伝手を探して文壇バー『風紋』のママ、林聖子さんに辿り着く経緯を、若者らしい率直さで語るスピーチは中々のものです。
一見、草食系に見えますが、根性があります。今時のヤング、捨てたものでは御座いませんよ。
昨年辺りから、パーティーでの〆の挨拶や、一本〆などに引っ張り出される事が多くなりましたが、今回はママとの密約で乾杯の音頭を取る代わりに、スピーチを許してもらうことになり、諸先輩を差し押さえて、せん越ではありますが乾杯の音頭をとらせて頂きました。
大手新聞社の方に、上手いですねーとお褒めの言葉を頂きました。
来賓の挨拶が続きます。詩人の高田さん「何をしゃべるんだったっけなー、忘れた」の挨拶、大受けでした。
坪内さんのお父様が亡くなられた事は、新聞の記事等でご存じの方も居られることでしょう。壇上でスピーチをなさる来賓の話をチェックされていたのには、さすが博識の作家、坪内さんだと、感心しました。
出版されました『風紋五十年』のページを開いたところです。
出獄した大杉を描き、警視庁から撤去命令が出され、一躍、画壇の寵児に躍り出だ、聖子さんのお父様の作品も載っております。
赤丸は、昨年の松本楼でスピーチをする私です。
終わりに来賓へのお礼の言葉を述べる聖子さんです。
この後、二次会へと移りますが、まぁ店の中が満員で、立って飲まなければいけない状態となりました。
文壇バーの夜は更けて行きます。
『風紋五十年』(パブリック・ブレイン刊)発売中です。
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文芸春秋五月号発売中
特集記事、「著名人71人が選ぶ・私の平成女優ナンバーワン女優」に答えております。
集計結果は予想どおりですが、吉永さん、大竹さんは昭和の大女優として私は、あえて外して投票しました。
読者一千人の集計も載っておりまして、やはりテレビドラマで人気を博した松嶋菜々子がトップで、今を意識した投票結果となっております。
貴方の平成女優のナンバーワンは誰ですか。
購入されたい方はこちらを・・・。
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NHK『日めくり万葉集』一月号発売中
万葉歌を絵にしたのは、七十年代の女性誌での連載の時でした。
後に単行本化され、一昨年、復刻版が出ました。
放送はその中から、一首を選び、思いを語りました。
選んだ歌は、
天の海に雲の波立ち月の舟
星の林に漕ぎ隠る見ゆ
柿本人麻呂が読んだ歌です。
雄大な夜空を唄った歌ですが、太陽系の消滅と共に、新たな星を見つけて宇宙の海原に漕ぎ出す人類の未来にも思えます。
そう言えば、月は少しずつ地球から遠ざかっていると聞きましたが、本当でしょうか。
手に取りたい方は、購入ホームへ。
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石子順造著『マンガ/キッチュー石子順造サブカルチャー論集成』(小学館刊)
石子さんの単行本未収録の表現論を集めた本です。
帯につげさんが「石子さんのように真面目に真剣に評論を書く人はいまいないと思う。」のコメントが、光ります。
詳細、購入は小学館ホームへ。
「石子順造的世界」のカタログですが、美術書のように背が厚く豪華です。
昨年の新聞紙上での企画展ベスト3に、美術史家の山下氏が上げておりました。
府中市美術館で開かれております「石子順造的世界」、2月26日まで開いております。
お見逃しなきよう願います。
詳細は、府中市美術館「石子順造的世界」のホームで。
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人気の著者が選ぶこの3冊!
トーハン『新刊ニュース』11月号恒例、作家へのアンケートです。
今年は「本の力に元気をもらう」と言うお題を頂きました。
まぁ、どの本も、視線を変えますと、元気になります。
私が選んだ3冊は、ルバイヤートに万葉集、茨木のり子さんの詩への思いです。
83名の著者が選び、お勧めしております。
好きな作家の推薦する本を、オコタに入って読む冬の夜も良いと思います。
詳しくは「新刊ニュース」ホームで。
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