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書籍 Archive
『俳句界』12月号特集、『有名人著名人に聞いた、私の好きな一句』
月刊『俳句界』に、好きな俳句一句を選びました。

一句を選べとは、選者泣かせの難問です。
芭蕉、一茶、蕪村などの句は出てきますけど、改めて好きな一句と問われると、うーむと、考え込まざるをえません。
そこで、高濱虚子の「もの置けば そこに生まれぬ 秋の陰」を選びました。
絵心の着眼に、琴線が鳴りました。

嵐山氏の八重洲ブックセンターにてのグループ展に句と絵の作品を出品したりしましたが、句会に誘われるのは苦手です。
ところがある日、俳句の先生と飲み屋で同席することになり、その場が句会へと変わり、一句、ひねり出さなければならなくなりました。
讀賣新聞の若手記者と二人でひねり出すのですが、お粗末な句しか思い浮かびません。早く句会から、元の飲み会へと戻ってほしいと、切に願わずにおられませんでした。
詳しくは『俳句界』ホームへ。
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小雑誌『クリネタ』「カッコいい!60年代」にエッセイ寄稿。
70年代の初めに、作家の方々が既成の出版社企画ではない雑誌「面白半分」を立ち上げた。題名通り、中々面白い企画が詰まった雑誌で、話題になった。
『クリネタ』はそれに似た、面白い雑誌である。
その特集「カッコいい!60年代」に文章を寄せている。
私と言えば、ある年代までの読者は、拙著『赤色エレジー』を自伝的作品と見做し、私の前半生と重ねて認識している方が多い。

そこでエッセイでは、東映動画への入社から、昼夜逆転したテレビ短編製作を経て長編班に原画として戻り、製作中止を機に東映を退社。
その後、虫プロの「ワンダー・スリー」の総監督として迎えられ、パイロット・フィルムの完成を待たずして師匠、月岡貞夫氏と日本テレビ報道局の総力をあげた、ゴールデン一時間番組の制作会社を立ち上げる。
その間に青林堂の漫画誌『ガロ』に投稿、1年後の22歳の時に佐々木マキと次世代の漫画家としてデビュー、その翌月、『週刊朝日』のグラビア・ページに取り上げられ、マスコミ・デビューをするまでを書き、『赤色エレジー』の主人公とは違う私の60年代の軌跡を辿ったつもりである。

外車で出来たての東名高速を走り、二十歳前にアシスタントを連れ、新宿ゴールデン街に飲みに行っていた話など、まぁ、カッコいい青春であったと思います。
詳しくは『クリネタ』ホームまで。
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『イラストノート』NO24で対談。

若手、イラストレーター、中村佑介さんと対談致しました。
イラストノート編集部から、中村さんと対談しないかとお誘いを受けました。
親子以上の年の差がありますが、私も七十年初めに講談社から画集を出版、その記念に抒情画家の加藤まさをさんと対談致しました時の事を、思い出しました。

人生は長いようで短く、短いようで長いのですから、中村さんも体に注意して、お仕事に励んで頂きたいと思います。
そう、ボーリングをする約束をしましたね。早く子供をつくられて、勝負致しましょう。
詳細はイラストノートのホームで。
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『新刊ニュース』11月号アンケート特集「人気の著者による つい人に勧めてしまいたくなる3冊」
『新刊ニュース』恒例のアンケート特集、著者87名が答えております。
私は、加藤陽子著『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』と福田史夫著『ヒトの子どもが寝小便するわけ』、ジェフリー・コー・ラー著『日本人の性格構造とプロパガンダ』の3冊です。

加藤はテレビなどで、旧軍部の人事や、その時代の日本人の行動などを考察、戦争へと行かざるをえなかった運命を、今の大衆社会の皆に判るよう説明していた。
歴史の発掘、考古学は、更なる努力を重ねて頂きたい。
寝小便の記憶がある。夢の中で尿意をもよおし、おしっこをするのだが、途中で布団の中だと気づいて目が覚める。しかし、あの暖かで心地良い解放感は忘れられない。
何故、人間の排尿、排便は、躾けなければならないのか、こうゆう問題が思い浮かぶ学者が好きである。
人間の男性器が何故、あのような形なのか、実験も含めて研究し、科学雑誌「ネイチャー」に論文を発表した科学者も好きだが、ちょっと見落とされがちなところに目が行くのが良い。
『日本人の性格構造とプロパガンダ』は、あの『菊と刀』の基礎になったテキストらしいが、60年代、三島由紀夫が、日本人ほど自らを解剖、分析されたがる民族も居ないとの発言をしている。
まぁ、戦争に負けたからね。近代の日本人は自信が無いのですが、その前の前近代もどうでしょうか。
その辺を拙著『夢枕』に書きましたし、画集『紅犯花』の最後は、「目ん無い千鳥の目は何処に」と歌謡の詞で締めくくり、戦後の出発としたわけですが・・・。

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ちばてつや、森田拳次、石子順共著『ぼくらが出合った戦争』発売。
三作家による、旧満州引き揚げ鼎談です。
現在『私の八月十五日展』が中国を巡回中で、先日、長春へ行って参りました。
長春は旧満州の首都ですから、片側六車線の道路が縦横に走り、広くすっきりした街並みです。
また、満映撮影所があり、母は長春のデパートで、李香蘭を見かけたそうです。大変、美しい人だったと話しておりました。

他国に住んだ体験を作品に反映させたのは、上田トシコさんです。
私ぐらいの年齢ですと、彼女の作品「フイチンさん」をご記憶の方も多いはずです。
残念ながらお父様は中国に残され、処刑されました。
他の引き揚げ作家の紹介もあります。私も紹介されております。

『ぼくらが出合った戦争』、手に取りたい方はこちらで。
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清水良典著『あらゆる小説は模倣である』(幻冬舎刊)発売
小説に限らず、人間の行為は真似から始まります。
写実絵画の褒め言葉に、本物みたいと言うのがありますから、本物のようにそっくりとは、抗しがたい人間の欲望なのではないかと思います。

ただ、パクリと判るレベルの小説は、二流だと作者の清水さんは申しております。
まぁ、絵もそうですね。誰々に似ていると言われては、作品のレベルが低いのでしょう。
真似から独自のスタイルを築いてゆかなければなりません。
どうやっても先達に似てしまうとは、先達が押さえた世界が広く、深いのです。それが大物と呼ばれる所以です。

さて、この著書のどこに私が出てくるのかと言いますと、絵からお話をつくる例題として「赤色エレジー」の一コマが使われておるのです。
私ですとこのコマから、このような物語を紡ぎだします。
一郎が怒りを抑えて幸子に問いかけます。
「昨夜は何処に居たんだ。また、林静一に逢っていたんだろぅ。あいつモテるからなー。知っているのかあいつ、この漫画を描きながら大阪万博の仕事やトヨタの広告、日本テレビのゴールデン番組のディレクターをしているのだぜ。あいつ、俺達を別れさせようとしているんだ。そんな奴と逢うなんて。」
幸子は一郎の言葉をさえぎるように振り向き、愛している一郎を憐れむような目で見つめながら「一郎―、そんな言い方止めて。林先生とはそんな関係じゃないわ。先生は良い人よ。私達の事、親身になって心配しているのよ。」
「そりゃーそうだろう。作者だもん。売れるようにしたいから、必死だぜ。」
まぁ、こんな調子で、物語は始まります。
手に取りたい方はココです。
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『宮澤賢治☆漫画館』重版です。
宮澤賢治作品の漫画化単行本④と⑤の重版本、発売。
四巻に『オツベルと象』、五巻に『かえるのゴムぐつ』を漫画化しております。

宮澤作品は東映動画時代、長編アニメ化が試みられましたが、見送られたことが有ります。
東映動画を辞めて何十年ぶりかの、宮澤作品との対面でした。

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