月刊『俳句界』に、好きな俳句一句を選びました。
一句を選べとは、選者泣かせの難問です。
芭蕉、一茶、蕪村などの句は出てきますけど、改めて好きな一句と問われると、うーむと、考え込まざるをえません。
そこで、高濱虚子の「もの置けば そこに生まれぬ 秋の陰」を選びました。
絵心の着眼に、琴線が鳴りました。
嵐山氏の八重洲ブックセンターにてのグループ展に句と絵の作品を出品したりしましたが、句会に誘われるのは苦手です。
ところがある日、俳句の先生と飲み屋で同席することになり、その場が句会へと変わり、一句、ひねり出さなければならなくなりました。
讀賣新聞の若手記者と二人でひねり出すのですが、お粗末な句しか思い浮かびません。早く句会から、元の飲み会へと戻ってほしいと、切に願わずにおられませんでした。
詳しくは『俳句界』ホームへ。
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