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『俳句四季』12月号発売。

今月のエッセイは、クリスマス・ケーキについてです。

今は、生クリームでクリスマスケーキは出来ておりますが、私の子供の頃はバタークリームで出来ておりました。

このバリンと割れる、バタークリームの食感が、忘れられない人は居ると思います。

私も時々、生クリームの頼りなさに物足りなさを感じている一人です。

名称未設定 1

また、クリスマスの日の夕食は洋食で、鶏のモモ肉を焼いたのが出て参りました。
このモモ肉はてっきり、西欧のクリスマスのメインデッシュ、七面鳥の和風バージョンだと思っておりましたが、丸亀市の個展で知ったのですが、母が幼い頃にすごした丸亀の郷土料理だったのです。
病んでからの母は、毎夕、鶏のモモ肉を出しました。

幼い頃にすごした丸亀へと母は、帰っていたのですね。

絵-2

金子兜太さんから、御歌を頂きました。有難う御座います。
東京四季出版のホームです。

『まんがの達人』にインタビュー記事、掲載。

 

ブログに上げるタイミングを逸し、昨年の発売になりますが載せました。

漫画を描きたいがどう描いたら良いか判らない、そんな方々に向けた技法書です。

漫画とアニメの両方で作品を発表している作家として、白羽の矢が立ったそうです。

漫画とアニメの両方となると、手塚治虫さんと私ぐらいですかね。

表紙-1

漫画原稿の描き方が判らない、漫画を描きたい人の最初の問題です。私も『ガロ』に投稿する時、さいとうたかをプロに居たアシスタントに聞きました。
私の作品は、作品ごとにスタイルが違いますから、お気づきにならないかも知れませんが、初期の作品はタッチがちょっと違います。アドバイスが反映されております。

ページ-1

小学生の頃に、イチゴの箱を使ってアニメの撮影台を作り、絵を描いてスライド・フィルムに撮影し、近所の子供を集めて見せました。
その後、東映動画に入社、社員研修で撮影室に、子供の頃に作った撮影台の大きいのがありました。子供の頃の、撮影台設計に間違いがない事を確信しました。

ページ-2

もう、売り切れておりますが、『まんがの達人』ホームです。

ユリイカ11月号特集『中原淳一と少女イラストレーション』

中原淳一の特集です。

中原さんと生前、お会いすることはありませんでしたが、ご子息の中原蒼二さんと奥様の利加子さんとは一度、内輪のパーティーでお会いすることが出来ました。

淳一さんの凛とした立ち振る舞いを彷彿させる、蒼二さんの姿が記憶に残っております。

その蒼二さんも亡くなられ、葬儀の模様はホームでもお知らせ致しました。

現在、蒼二さんの奥様、利加子さんが遺志を継ぎ、活動されております。

表紙- 1

ユリイカでは中村佑介さんと対談しました。
思えば漫画雑誌『ガロ』に作品を発表し、着物姿の母を登場させると「夢二の再来、現代の夢二」との呼び声を頂き、夢二さんのご子息、虹之助さんとお会いしてからは、夢二の理解者として80年代にはアンアンで女優さんと共演し、夢二を演じてカメラに収まるなど、漫画家と叙情画家の二足の草鞋を履いて参りました。

本文-2

対談は、佑介君の理解ある手助けもあり、江戸期の美人浮世絵から近代の夢二から中原淳一、松本かつぢ等を経て、少女漫画のとば口へと論を進めました。
八十年代のNHK番組をお断りした、せめてもの償いとしてお話をさせて頂きました。

ユリイカ『中原淳一特集』を手に取りたい方はこちらです。

 

『俳句四季』11月号発売中。

寒い季節になると、あの頃の男の子は鼻水をたらしておりました。

これが栄養失調からくる症状だとは、私達は気付きませんでしたし、学校でも先生がそのような事を私達に話した事はありませんでした。

表紙-1

エッセイにその事を書きましたら、若い編集女子から栄養不足でも鼻水が出るのですか、鼻水は風邪か花粉症と考えるのが私達世代ですと言われてしまった。
漫画によくあった、鼻から風船のように膨らませた鼻水を出して寝入る子供の姿は、もはや若い世代には理解不可能らしい。

絵-2

まぁ、後100年も経てば、えっ、21世紀の人間は、アレルギーで鼻水たらしていた。げっ、何それ、きもーい、なんて言われるかもしれませんぜ。

絵はパーティ風景を描きました。世話人を引き受けると、取引関係の顔を知らないと会場を右往左往致します。スピーチの順番にも気を使いますし、名前と顔が一致しない、名前も朧な人も居りますから、ご来席の皆様をもてなす心、つつがなく進行しますでしょうか。

東京四季出版ホームです。

 

トーハン『新刊ニュース』11月号、恒例、アンケート特集です。

今年は「今年の秋冬は、本を贈ろう。人気の著者による、とっておきの一冊」となっております。

私は、ルース・ベネディクト著『菊と刀』を、二十代の方々にお薦めしました。

表紙-1

敗戦後の我が国に、この本は今以上の衝撃を与えたと思います。
有名な西欧を罪の文化、日本を恥の文化、と区分けする手捌きは、両文明の内臓に手を入れた、女性とは思えない男らしい手腕です。
また、そうか恥意識が負けた原因かと、無恥な日本人を戦後生み出した、誤読の著書と言うのは、言い過ぎでしょうか。

ページ-2

私は二十代でよみましたから、二十代の皆様に御送り致します。
一度も訪れたことの無い国について、あなたはどの程度の分析が出来ますか。グローバル、国際化と言われる現代こそ、情報で読み解くデッサン力が必要だと思います。

詳細は「新刊ニュース」で。

三世代前ぐらいしか血縁を辿れない日本人は、個人主義が発達したフランスと同じだと、ルース嬢は言っております。戦前からもう日本は、個人主義の国だったのですね。
また、大本営発表と原発事故の発表が似ております。そう変わりません。

近、現代はまだ、徳川三百年を超えてはいません。

『俳句四季』10月号発売中。

ちょっと前まで、暑い暑いと言っておりましたが、もう10月です。

体が暑い日々を覚えておりますか?体はすっかり秋モードですか?

表紙-1

エッセイは、新宿の飲み屋「五十鈴」を取り上げました。
貧しいアジアの中から初めて、金持ち国へ、一等国へと突き進む、喧騒の60年代新宿に、何時、店を閉めるのか、誰も見たことが無い謎の飲み屋「五十鈴」が在りました。
この謎の飲み屋「五十鈴」は、私達が通った頃、腰の曲がったおばあさん達が働いておりましたから、さすが、猫の手も借りたい、忙しい60年代だと驚きましたが、このおばあさん達は一体、何時、休んでいるのか、気にもなりました。

絵-2

壇一雄の小説「火宅の人」には、朝の五時頃、閉店すると書かれておりましたが、五時を過ぎ、七時、八時になっても閉店する気配ありません。いや、益々、店は混んで参ります。
あの頃の都会は不夜城で、眠る暇など無かったようですが、おばあさん達が気になります。腰が曲がり、カウンターの高さまで手が届かない。客は椅子から立ち上がり、カウンターの中のおばあさん達から酒や料理を受け取っておりました。
その後、あのおばあさん達は、どの様に生き、何処で人生を終えたのでしょうか。

拙著『僕の食物語』にも書いてあります。

東京四季出版ホームです。

『俳句四季』9月号発売中。

絵が見開きとなっておりますから、コピーする時、中綴じで段差が出来てしまいました。

忙しい朝のひと時、かたづけようとした新聞の記事に目が止まるってことありますね。

表紙-1

エッセイは台風の季節、9月となっておりまして、我が国は台風の通り道にあり、昔も今も国土の大部分が山ですから、大雨が降ると土砂崩れや河川の氾濫が大きな被害をもたらします。

絵-2

大雨が飲み屋の窓を打ち、外のビル街の灯りが滲む。その都会の風景を眺めながら酒を飲むのは好きです。都会に降る雪も好きです。ユトリロの描く、パリの雪景色も好きです。

東京四季出版のホームです。

『俳句四季』8月号発売中。

と、言いたいですが、もう、9月号が発売となっています。

遅れて失礼しました。

表紙-1

世界中を旅された方は多いと思うし、同じホテルを定宿にし、別荘代わりに使われている方も多いのではないか。
そこでの暮らしが積み重なると、住んでみたくなり、老後はこの土地でと、家を購入する人も多いはずだ。
私たちは少しづつ、国境を越えようとしている。

絵-2

東京四季出版社のホームです。

 

私の膝の上で生活していた老猫が、最後の力をふりしぼり、終の住処を探しに家を出て行きました。
もう、戻って来る事は無いでしょう・・・・。
さようなら。

と書いたら、二時間ほどで、庭先に姿を現した。

室外機の上で寝ているので、病院へ行こうと誘うとまた姿を消し、翌日曜の朝、雨に濡れた姿で私を呼んでいた。雨に濡れるのはかなわんと思ったのだろう。

戸を開けると室内へ入って来たので、タオルで包んで体を拭くと、大人しく毛が乾くまで私の腕の中に居たが、水をやろうと膝から降ろした途端、脱兎の如く開いたベランダから外へと飛び出してしまった。

庭のアジサイの根本に横たわっているのは判っているのだが、病院へ連れて行くにも、出てこない。

ネットで調べると、猫は弱ると誰も来ない、安全な処で体を治すとあった。アジサイの根本が終の住処にならぬよう、見守るしか手が無い。

アジサイの下よりも余程、家の中の方が、雨にも濡れず天敵も来ず、安心する場所ではないかと思っていたら、月曜の朝、アジサイの下を覗いたが、猫の姿は無かった。

私が庭に顔を出すと、ニャーンと声をかけてくる。そんな場所では、治療に専念出来ないのであろう。もっと安全な場所へと行ったと思える。

下半身の衰えを考えると、完治して私の前に再び、姿を現すことはもう無いと思う。

本当にお別れです。さようなら。

 

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