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グラフィック・デザイナー土方重巳の世界展

会期 4月20日(土曜)~6月2日(日曜)

会場 刈谷市美術館 全館

映画、演劇、バレエ、オペラなど幅広い分野で活躍した昭和のグラフィック・デザイナー・土方重巳(191586年)。NHKの教育番組「おかあさんといっしょ」の登場キャラクターや、「サトちゃん」(佐藤製薬)のデザインも手がけ、その魅力溢れる多彩な仕事を辿ります。

チラシ-1

映画ポスターの中に1942年公開『団地の母』と言うのが在りますが、戦中に『団地』という言葉はあったのですね。この映画の二年前、1940年に『少年飛行兵』のポスターも手掛けておりますから、戦争真っ最中での『団地の母』です。ちょっと見てみたい映画です。団地の公園で竹やりの訓練など出てくるのでせうか。ポスターに描かれているのは原節子さんですね。

監督は島津保次郎さんですが、ウキペディアで調べると『兄とその妹』などを撮っておられ、粗筋が書いてないので確かめることは出来ないのですが、NHK BSで見た記憶が在ります。

部長の家の門にインターホンが在ります。それ以外に「エッ」となるシーンが出て来ますから、面白い映画を撮る監督だなと心に止めておりました。成瀬監督に近い作風かなと想像しますが、門下に五所平之助豊田四郎吉村公三郎木下惠介中村登佐伯清谷口千吉などが居るとウキペディアに書いてありますから凄い監督で、『日常の戦ひ』1944年の作品などは敗戦色が濃い中での制作ですから、何となくお話は想像が付きますが、『生活線ABC』1931年製作の作品はタイトルから判りません。戦前もグローバル社会で英語が喋れないと仕事が無くなるよと言った内容ですかねと言うのは冗談ですが、生活線が判りませんが、その線の色々と言う事ですから、格差社会の始まりですか。
残念ながら敗戦の日に亡くなられております。この監督の作品を見ずにあの世へと、令和生まれは行けませんね。

人形アニメ作家の川本喜八郎さんの作品もあります。

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