期間 04月03日(水)~27日(土)
東京タイプディレクターズクラブが主催する国際アニュアルコンペティション「東京TDC賞2019」の成果をご覧いただく展覧会です。
ロッテ『小梅』のCFでも、島村さんがタイポグラフィーの作品を作りました。文字のデザインも時代を刻んでおります。私は『タイプデザイン賞』の岩井さんの文字が好きですね。まだ明治以前の崩し字の翻訳機は出来ていないのですかね。
作品の色補正でイマジカへ行って参りました。20世紀以降、建築から装飾品まで、多くの遺産が生まれておりますが、厄介なことに管理、保全の問題が目の前に横たわっております。
イマジカは以前、『東洋現像所』と呼ばれておりましたが、現在では『イマカジ』と名称を変え、東京の場所は以前と同じく『五反田』駅近くに在ります。
ニュースフイルムあつかいで、バイクで作品を現像所からテレビ局へと運んで頂いた記憶が御座います。放映5分前にテレビ局へ着きました。テレビ局の方々は、心臓が止まるかと思ったと後日、語っておりました。
『池上線』の文字が見えます。この路線を唄った歌謡の作曲者、西島三重子さんに直々に習った事があります。彼女の『千歳橋』も好きな曲です。
目黒川沿いを歩くとほら、櫻の花がチラホラ咲いております。綺麗ですね。イマジカの仕事も、桜の下で酒と弁当をつつきながらが良いです。
キューバ料理とメキシコ料理の屋台が出ておりました。タコスを食べれば良かったな・・・。
『イマジカ』の建物が見えて来ました。
ロビーに飾ってある合成機械です。以前はエリ合成など大変でした。髪の長い女性が踊ったりすると、髪の毛を背景から抜く作業は神業に近いものがありましたね。
それが今ではコンピュータであっという間の作業で済みます。
映像の未来は、3D立体へと進んでおりますが、まだ完全写実まではいっておりません。しかし銀幕から飛び出て行くことは時間の問題でせう。画像の進化は何処へ向かうのでしょうか。空間の完全模写ですかね。
スタジオ内の風景です。
以前はこんなことを呟いて作業を進めていたのです。
しかしネガフィルムの情報を、デジタルは完全に復元出来ないのだそうです。駄目ですねー、コンピュータは。AI コンピュータに少し期待するしかないのでしょうか・・・・。
NPOのAIロボット雇用支援団体からの聞き取り調査を受けましたが、現在、未来社会の問題も朧げに見えていることも確かです。
- Newer: 福島泰樹著『大正行進曲』
- Older: 春休みイベント『戦争のお話にふれてみよう』
Comments:0
Trackbacks:0
- Trackback URL for this entry
- http://hayashi-seiichi.com/wp-trackback.php?p=9523
- Listed below are links to weblogs that reference
- TDC 2019展 from Seiichi Hayashi Art world