昨日、ひかりのうまで、映画監督鈴木清順さんを偲び、多くの関係者が集まりました。
発起人である高野さんの献杯の音頭で幕が開きました。
高野さん、老けないですよね。若さを維持しております。
山根さんが、外国での清順ファンの集いの、思い出を語ります。
山根さんは空気にふれ、酸化しているのが判ります。まぁ、形ある物、皆、土に帰るではありませんが、劣化度が順調に進んでいるなと思います。
上野さんの清順さんの思い出です。上野さんも酸化、劣化、錆付き度が判りやすいです。
ただ、学生時代のアイス・ホッケーの体験が骨組み部分の強度へと繋がっておりますから、劣化度の進み具合が普通の人より遅い事は事実です。
つげ忠男さんも、酸化度が激しいとこぼしておられ、錆落しの妙薬は無いかと訊ねておられました。
晩年の清順さんを支えた監督の口から、部屋の中に米を撒き、雀が食べに来るのを楽しみにしていた清順さんの姿が浮かび上がりました。この年頃は劣化度が味として楽しめるところが、ちょっとずるいですね。
監督の新作が七月に封切られるそうです。楽しみに待ちましょう。
漫画家、うらたさんですが、まだ酸化の兆候は見えません。コエンザイムを飲んでいらっしゃるのでせうか。
今回もなが子さんの姿がありました。
酸化度は、皆様の見た目診断にお任せ致します。
ひかりのうまでラーメンを食べると皆様にお約束しましたが、ラーメンを作る方が骨折し、現在療養中でラーメンを食べる事が出来ませんでした。残念。
あっという間に時間が過ぎ、世界で最も独創的な天才監督、鈴木清順さんのご冥福を祈りながら幕を閉じました。
これで素直に帰れば良いのですが、上野氏、原マスミ少年と一緒に酒を求めて夜の街へと歩き出しました。
桜は野に置けと言いますが、ナジャの店内にはソメイヨシノが満開です。
桜が咲いたら酒が飲めるぞー、酒が飲める飲めるぞー、酒が飲めるぞー。
二日酔いです。
新文芸座で『追悼 鈴木清順』が4月23日から始まります。
詳しくは新文芸座ホームで。
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