キューバ・メキシコ交流個展の続きです。
支倉常長さん一行、遣欧使節団がキューバ、メキシコの地に降り立って昨年は400年にあたります。それを記念してキューバ・メキシコで個展を開きました。
『トラディショナル・モダンな日本美術 林静一の美人画展』です。
ここは調理場だった処です。大きな竈があります。
竈で使用人を含めた調理をしていたのでしょう。
もう日本じゃ、竈が在る家は数軒、有るか無いかではないでしょうか。それで毎日、火を熾し煮炊きしている家は皆無でしょう。風呂の竈も同じですね。
下関の赤間神社に、乃木将軍の生家が移築されております。入り口を入ると土間に竈があり、土間で調理し、つぎの四畳半の部屋に運んだのでせう。四畳半の裏が屋根だけの、今ではざらに見かける車庫で、馬がつないであります。今で言うと、車庫付き1DKで、核家族だったのですね。
来客用の食堂です。
スペイン風な面影はありますね。建築家を志す学生さんは、見学したいでしょう。
お父様の部屋の前に、リベラが描いた絵でしょうか、少女の絵が飾ってありました。
上記の絵、黄色丸で囲んであるお嬢さん、ご長女の娘さんでしょうか似ております。
少女特有の表情、ちょっと不満気な顔つきが良いです。ボニータです。
料理が出て参りました。葉に包まれた食べ物です。
日本の端午の節句に出るチマキのようなものですね。
素材の味を生かした料理ですから、塩辛い日本の味に慣れた舌には物足りなく感じます。調味料などあるのでしょうが、見あたりません。
このような時、我々はこうして食べるとジェスチャーで示してくれると有り難いのですがね。
外国の方と日本料理を食べる時には、私は教えます。そうしないと、醤油をジュースのように飲む方が居ます、食の親善は重要です。
「メキシカン・ロック GOGO GOGO」です。
水木しげるさんが亡くなりました。
以前、パーティ会場から二次会場へとお連れした時の事です。何時も飲んでいるバーへお連れしようとその旨を話しますと、私がアクセク仕事に追われていた時に静一は飲んで遊んでいたのかと、タクシーの運転手席を何度も悔しそうに後ろから叩いておりました。
ドンドン叩かれた運転手は「お客さん、後ろから叩かないようにお願いします。運転が出来ません。」と迷惑そうな顔で水木さんに言いました。
途中で「覗き部屋」の看板を見つけた水木さんは、この店は何の店か訊ねたので、云々の店だと言いますと、興味がありそうな顔をしたので「入りますか?」と訊ねると、暫くたたずんで考えておりましたが「フォーカス」が怖いと呟きました。
この頃、写真週刊誌が全盛で、某子供用グッズで台頭して来ました企業の社長に、女子高生と仲良く並んでいる写真を撮ったカメラマンに報奨金四千万という、嘘か真か判らない賞金がかけられておりましたから、水木さんも気にしていたのでしょう。
ご冥福をお祈り致します。
NHK番組『視点・論点』 『『伝統の美人画』中南米を行く』です。
ノーリッジで行いましたトークイベントの英訳が、米国のThe Comics Journalに載っております。
ハバナ個展の記事です。
Habana(ハバナ歴史事務所)の’Habana Patrimonio’の記事です。
Cuba Contemporánea の記事です。
Habana Times の記事です。
Radio Musical Nacional,の記事です。
Radio Rebeldeの記事です。
キューバの日系の方々のサイト、CUBANO NIKKEI の記事です。
Cuba Cooperation France の記事です。講演の様子ですが私、暑さでボロボロになっております。
Habana Culturalの記事です。洋装のこの絵が人気です。後ろの椰子の木がキューバの方々の心を捉えたのでしょうか。
メキシコでの個展です。
主催のベラクルス州立大学の新聞の記事です。
AGN VERACRUZ Periodismo puntal y con sentidoの記事です。
Organización Editorial Mexicana社の’El Sol de Leon’の記事です。
lado.mxの記事です。
‘DIARIO A・Z XALAPA VERACRUZの一回目の記事です。
‘DIARIO A・Z XALAPA VERACRUZの二回目の記事です。
EL HERALDO DE VERACRUZ’からの記事です。
‘Oye Veracruz CULTURA’からの記事です。
La noticia en caliente’からの記事です。
‘PUNTO Y APARTE’からの記事です。
‘la veracon’からの記事です。
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