- 2022-01-17 (月) 13:59
- お知らせ
帯にまどの氏と鈴木氏のコメントが載っている。
工藤さんが「漫画家生活」の憧れを語ってくれたことがあると、翁二さんは書いている。
どんな「漫画家生活」なのか、工藤さんに描いて頂きたかった。
締め切り近くなると、編集部の原稿受け取りのオートバイの音がドッ・ドッ・ドッと仕事場近くで聞こえて、段々近づくのに原稿は仕上がっていない。
胃はキリキリと痛み、仮病を使うか頭の中は真っ白になる。
売れっ子作家が穴を開けると、器用に穴を埋める原稿を書く作家が居ます。
七十年代だろうか、他の作家でページを埋めず、そのまま数頁、真っ白なページのまま発売した出版社が在りました。書店でその本を手に取り、ページを見て吹き出してしまいました。
素直に頭を下げて、謝ろうか。後日、菓子折りを持って編集部に謝りに行く事を考えるほど売れっ子でもないと、一日、学生の頃のラブ・レターの様にメールや郵便を確認して、今日も仕事が来ないと、インスタント食品の湯を沸かして一日が終わる程でも困る。ほぼほゞ仕事が有るのが良いなどと、虫の良い事を考えているのだろうか。
難しいですよ「漫画家生活」を描くのは。
工藤さんの「漫画家生活」は何方か、見てみたい。
手に取りたい方は下記アドレスへ。
青林工藝舎 アックスストア / 全商品 (axstore.net)
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