支倉常長さん一行、遣欧使節団がキューバ、メキシコの地に降り立って400年にあたる7年前にキューバ・メキシコで個展を開き、帰国後、ご報告を兼ねてブログを更新して参りましたが、他の要件が多くなり途中で更新が出来なくなりました。
現在、お知らせの多くがコロナ流行に合わせて自粛となり、ブログにてお知らせする事が少なくなりましたので、その間に支倉使節団400年記念、キューバ日本大使館主催の『トラディショナル・モダンな日本美術 林静一の美人画展』の続きを掲載することにしました。
奥村さんのアトリエを訪問、致しました。
彫刻家のアトリエは、人里離れた所に在るのが普通です。世界的な彫刻家、流さんのアトリエも、人里離れた山の中に古民家を移築したアトリエで制作しておりました。
飼っている大型犬二匹が、山を登って来る奥村さんのジープを迎え、車と伴走してアトリエに戻るのが可愛いです。
庭には大きな石と言うか岩がゴロゴロしていて、これ等の石材を切り出し作品を作るのだろうと思い浮かべただけで、私の体は疲れてしまった。
私は高村光太郎の小さな木彫が好きだから、大きな作品は見ただけで眩暈がしてしまう。
奥村さんのアトリエは、ご自身が建てております。メキシコでは自分で家を建てる人が多いです。
人類学博物館学芸員、ベティさんの家の昼食会にも呼ばれておりました。
コアテペックに在ります聖ジェロニモ教会です。
あー、UFOが写ってますねー。メキシコもUFOが多いですね。ユカタン半島に隕石がぶつかり、恐竜が絶滅したらしいですが、あれ隕石では無くUFOではないですか?
パイロットの宇宙人がワインを飲み過ぎて着陸に失敗して、それから宇宙人は地球に降りなくなったのでは・・。
ジェロニモと言えば西部劇で有名で、白人開拓団を居住地から追い出そうと戦った先住民インディアンの部族長です。
ミサの時間に訪れました。司祭が教会へ入る時から音楽が流れるのですが、これがパイプオルガンを使った荘厳なミサ曲というより、乗りの良い管楽器を使ったアメリアッチ音楽の様で、つい体が踊り出しそうになりました。
この教会の在る街は、嘗てスペインの植民地ですから、スペインからの若者カップルが住むのに良い、物価が安い処です。
乳児を乳母車に乗せて、スペインのカップルがそぞろ歩いております。
ヒスパニックが黒人を抜いてアメリカ移民のトップになったのは80年代です。
トランプ氏の政治集会で「ヒスパニックは英語を覚えろ」と叫んでいるトランプ支持者がおりましたが、英語の次に話す人が多いのがスペイン語です。
英語を覚える気が無いのはそんな理由があるのも一因かもしれません。「アメリカ人こそスペイン語を学ぶべき」となります。
白人種の人口が減少傾向にあるらしく、ローマ法王もアメリカを「異教徒の国」と呼ばなくなりますかね。
拙著『Ph.4.5グッピーは死なない』でも、カナダ製の映画で、弱体化して行くアメリカを取りあげております。世界は何処へ行くのか、そして日本は・・・。
回る―回る―よ、地球は回る―・・・。
では、「メキシカン・ロック GOGO GOGO」です。
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