- 2021-07-08 (木) 11:40
- お知らせ
期間 7月13日~9月20日
会場 千葉市美術館
前川千帆(まえかわせんぱん:1888-1960)は、恩地孝四郎・平塚運一とともに「御三家」と称された、近代日本を代表する創作版画家です。
京都に生まれ、漫画家として名を成すかたわら木版画を手がけ、清澄な彫摺と躍動感のあるユーモラスな造形により独自の作風を拓いたその作品は、今なお色褪せない魅力を有します。
また近年、日本のアニメーション草創期に少なからぬ役割を果たした事実も掘り起こされ、マンガやアニメがクールジャパンの象徴として評価される今こそ再検証すべき作家と言えるでしょう。(ホーム紹介文より抜粋)
味のある絵ですね。
動かしたくなるのは、前川さんもアニメに携わっていたことが有るからでせうか。
アニメ的な要素は江戸時代前から、絵巻の時間経過的要素から伺い知る事は出来ますが、江戸時代の北斎の『神奈川沖浪裏』で波の高い処が崩れている描写など、フィルム時代の実写撮影機のシャッター・スピード、一秒24コマ中の一コマの映像と重なりますし、結城座がお持ちの『フロ』などのアニメ幻灯機等々などからも、江戸期にその時間経過を更に細分化していたと思います。
もう日本人は、その様に細かい動きの一瞬を認識していたのでしょう。
すると、江戸期の舞踏、地唄舞、上方舞などに影響は出ているのでしょうか、武原はんさんはお亡くなりになっているし、どうなのでしょうか。
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- 平木コレクションによる 前川千帆展 from Seiichi Hayashi Art world