- 2021-01-17 (日) 13:19
- お知らせ
期間 1月16日~3月27日
会場 日本近代文学館 展示室
全国文学館協議会共同展示「3.11 文学館からのメッセージ」は東日本大震災を機に開催され、今年で9回目を迎えます。
まもなく震災から10年を迎えようとしています。この節目にあたる今回は、これまで当館に寄せられた中から、37名のご揮毫作品を展示いたします。(ホーム企画展紹介文より抜粋)
当日、ゆれましたね。玄関を開けたら、飼っていた猫が外へ逃げ出しました。
名前を呼んでも振り向きもせず、住宅街の奥へと消えました。
猫も怖かったのですね。
仙台の高速の防音壁が津波に押されてぐにゃぐにゃに曲がり、倒れておりました。
津波の力の恐ろしさです。
阪神、淡路震災の時は、京都で個展を開いた初日の事でした。
サイン会に並ばれた青年が「僕の家の前に通っている高速が、こんなになっています」と、ポラロイド写真を見せて頂きました。
その写真は、多くのマスコミが使った高速道路が折れ、バスが一台、前輪を宙に浮かせて止まっている写真でした。
日本はこの惨状を上空のヘリから撮った映像を流しておりましたが、フランスの取材班はカメラを担いで徒歩で震源地まで歩いた映像で、片側のマンションが崩れ道路の反対側のビルに倒れ掛かかっている様子など、人間の目の高さからとらえる画像の迫力は日本のテレビがとらえる画像と全然違いました。
忘れる事が出来ない悲しみを抱えた方々がおります。持ちこたえられない悲しみの、精神面でのケアも重要です。
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