- 2020-12-21 (月) 10:50
- お知らせ
世田谷区上祖師谷の一軒家に暮らしていた宮澤みきおさん一家が亡くなって20年が経ちました。
まだ、犯人の目星すらたっておりません。
事件当日、仕事場に宮澤さん一家の不幸な出来事が記載されたファックスがアニメ協会から届いており、マスコミから電話があったら、協会長に電話を回すようにと書かれてありました。
そから後日、刑事さんの訪問を受け、事件の詳細を聞かせて頂きました。
この日の事は、まだブログを立ち上げる前の事ですから、ホーム・ページBBSに書きましたので、古くから私のホームを訪ねられている方には、ご記憶の方もいらっしゃると思います。
宮澤さんはアニメ会員として協会に所属し、協会には大学からの友人もおられましたし、フランスに本部がある世界の作家の集まりである『ASIFA』の極東地区の会員でもありました。
多分、私の憶測ですが、犯行現場に残されたパソコン内に『ASIFA』の会員住所録を捜査本部が見つけ、私の元へ事情聴取に訊ねられたのだと思います。
犯人の遺留物である靴が外国製であることから、早くから犯人像を日本人以外にも広げていたと刑事さんは話し、出国者リストを求めたが、プライバシー保護の観点から、拒否さたと悔しそうに語ったのが印象的でした。
母方のDNA、ミトコンドリアから外国人と判り、今回、父方のDNAからも新しい情報が出て来ました。犯人像がジリッ、ジリッと姿を現しております。
帰り際、靴紐を結ぶ為、玄関に座り込んだ刑事さんの口から、「この男は犯人では無いな」との呟きがもれました。
殺人に時効は無くなりました。宮澤さんの80歳になるお母様の「何故、内の息子家族が殺されなければならなかったのか、それが知りたい」との言葉に返す言葉もありません。
宮澤みきおさん一家のご冥福と、一日でも早く犯人が捕まり、犯行の全貌が明らかになりますようにお祈り致します。
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