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キューバ・メキシコ交流400年記念個展開催69

支倉常長さん一行、遣欧使節団がキューバ、メキシコの地に降り立って400年にあたる6年前にキューバ・メキシコで個展を開き、帰国後、ご報告を兼ねてブログを更新して参りましたが、他の要件が多くなり途中で更新が出来なくなりました。

現在、お知らせの多くがコロナ流行に合わせて自粛となり、ブログにてお知らせする事が出来なくなりましたので、その間に支倉使節団400年記念、キューバ日本大使館主催の『トラディショナル・モダンな日本美術 林静一の美人画展』の続きを掲載することにしました。

タイトル-1

個展の準備から開催と講演の様子をお伝えしましたので、ハバナの街の様子をお伝えしませう。

旧市街の道路は狭く、家々が軒を連ねて日本人の身の丈にぴったり合う感じです。

以前、何故、日本に住むようになったかとの問いに、電車、バス、劇場、レストラン、自動車の椅子が私の足の長さにピッタリだったからと答えた外国女性が居りました。日本男性は小の方のトイレの高さですかね。

レストランの店から生演奏の音楽が流れて来ますから、音楽好きダンス好きにはたまらないでせう。

町並み-2

また、洗濯物を天日で乾かす処も、日本と同じです。イタリアも洗濯物を野外に干して乾かしますが、コロナ騒動のイタリアの医療現場ドキュメントを見ておりましたら、ロック・ダウンしたイタリアの町並みに干し物は無く、ゴースト・タウンの様でした。

看護師の方が、ハグとキッスを我慢する事がストレスとなると語っておりました。

通り-洗濯

私達、日本人は抱き合わずとも親子、兄弟、友人の情愛は伝わりますが、ハグとキッスがイタリア人にとってどれほど重要な行為であるか思い知らされました。

女性医師の方が陽性になり、自宅の息子の部屋を病室に自身で治療にあたりますが、お茶の時間に彼女の部屋の前にお茶を置き、彼女が部屋でお茶を飲み始めると、父と息子がドアーの前に座り、一緒にお茶を飲み会話する場面は微笑ましいです。

キューバでも、立っている私に近寄りハグをしようとして、思いとどまる場面に何度も出会いましたが、失礼な事をしたと反省しております。

連なる建物を見ていて病院の看板が無い事に気付き、正木美術評論家にお聞きしましたところ、病院は市民が皆、何処にあるか知っているそうです。

ゲバラさんも医学生でしたから、キューバの医療は水準が高いそうですが、コロナ蔓延でハバナはどうなっているのでしょうか・・・。

パセオショッピ-4

ホテルの近くに在るショッピング・センターです。外国製品が並んでいて、旧市街の国営市場と違い、物が溢れております。

日本製電化製品は、ブランド商品として一段、高いところに陳列してありました。

ロシア映画『アフガン』を見ておりますと、市民が奪い合う様に日本製オーディオ・セットを手にする場面が出て来ます。日本人は良い物を造る国民だと広く知れ渡っているのでしょう。株価が『トヨタ』を抜いて『テスラ』が一位になったのが気になりますが・・・。

外国製の男物シャツがメチャメチャ安いです。毎日、暑いので、シャツを買いました。

出発-5

ハバナ観光するのに便利なのが、ハバナ市を一周する観光バスです。
二階建てとなっておりますが、屋根が無いので街中を見渡せて便利ですし、観光地で止まりますから、乗り降りが自由に出来ます。

が、住宅街を走ると庭に植えた樹木が道路に枝を伸ばしておりますから、屋根の無い二階席は注意しないと顔に枝があたり、怪我をすることもあります。気をつけて下さい。

革命記念館-6

『革命記念館』です。

若い女性達に人気なのはゲバラさんです。それと、名前を確認しませんでしたが、女性の革命家が人気です。
彼女を中心としたキューバ革命映画は無いのですか。館内に映写室が無かったです。

コート-7

カストロさんのコートです。良いコートです。
後、カストロさんの短銃も展示してあり、グリップのところに象牙が付いております。
グリップを象牙仕様にしている有名な方が居りました。誰でしたっけねー、ワイアット・アープでしたか・・・。

ダイキリバー8

下町へ来ました。ヘミング・ウエイさんが立ち寄り愛したバーがあります。

真中奥ヘミング-9

中は中国の若い男女で一杯です。カウンター席の端、黄色の丸で囲んであるのがヘミングさんの指定席で、ヘミングさんの像が飾ってあり、皆、その像を囲むようにして記念撮影をしております。

しかし、ヘミング・ウエイの小説を読んだことがあるのですかねー。

カジェホン・デ・ハメル-91-

酒場の近くに路上アーティストが作品を描いている場所があります。

欧米の路上アーティストの過激性は無いです。

カルナバル-10

カーニバルも開かれておりまして、まぁー凄い人波です。ゆくゆくは、リオのカーニバルの様に華やかで大掛かりなカーニバルになるのでしようか。

南米でリオを中心にして、各国がカーニバルを開催して観光客を呼ぶというのは、観光産業としては、考えてみても良いのではないでしょうか。

ハート-ベッド-11

今日は疲れました。ベッドにはタオルで作った白鳥がお出迎えです。

ザ・ピーナッツの『月影のキューバ』が流れます。

 

古いリンクですからまだ、繋がっておりますか・・・・。

NHK番組『視点・論点』 『『伝統の美人画』中南米を行く』です。

ノーリッジで行いましたトークイベントの英訳が、米国のThe Comics Journalに載っております。

ハバナ個展の記事です。

Habana Times の記事です。

Radio Rebeldeの記事です。

キューバの日系の方々のサイト、CUBANO NIKKEI の記事です。

Cuba Cooperation France の記事です。講演の様子ですが私、暑さでボロボロになっております。

Habana Culturalの記事です。洋装のこの絵が人気です。後ろの椰子の木がキューバの方々の心を捉えたのでしょうか。

メキシコでの個展です。

主催のベラクルス州立大学の新聞の記事です。

AGN VERACRUZ Periodismo puntal y con sentidoの記事です。

Organización Editorial Mexicana社の’El Sol de Leon’の記事です。

lado.mxの記事です。

EL HERALDO DE VERACRUZ’からの記事です。

‘Oye Veracruz CULTURA’からの記事です。

La noticia en caliente’からの記事です。

‘PUNTO Y APARTE’からの記事です。

‘la veracon’からの記事です。

 

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