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萩原恭次郎生誕120年記念展

期間 10月5日(土)~12月15日(日)

会場 群馬県立土屋文明記念館

チラシ-1

チラシの解説文に「大正詩壇を大局的に見ると、その中心に在ったのは白鳥省吾、福田正夫ら民衆詩派と呼ばれる詩人たちでした。彼らは大正デモクラシーの隆盛を背景に、民衆の生活を平坦な詩語で表現し、詩の社会性を主張し、萩原恭次郎も既存の詩を否定し、秩序の解体を叫びました。」とあります。

展示物に草野心平さんの『冬眠』と言う原稿が展示されていて、原稿用紙に黒丸が描かれております。

これを受け取った編集者は、本にどのようなレイアウトで載せたのでしょうね。

詩の表現を従来の言葉を書きつらねるものではなく、見る詩といった映像的な詩が発表された時期がありましたね。『冬眠』はいつ頃の作品でしょうか。

日本人は「平等」には敏感ですが、「自由」にはあまり反応しない国民ですね。

「天は人の上に人をつくらず」と言った有名な『学問のすゝめ』の言葉が、ここだけが独り歩きをし、江戸時代の階級社会からの脱却の力になりましたが、行列を作り秩序正しく順番を待つ国民の「自由感」は、無秩序などを連想させて、あまり良いイメージが無いのでしょうか。

外国人が首をひねるところです。

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