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公開講座「OPEN INNOVATION 2019」

八代健志 手から生み出されたパペットアニメーション新境地「TECARAT」の錬金術

日 時 : 2019年 11月 23日(土) 開 場 : 13:00 12:30より受付にて整理券を配布いたします

会場 東京藝術大学大学院映像研究科 馬車道校舎

名称未設定 1

現代におけるアニメーション表現の革新者に迫る『OPEN INNOVATION』。
2019年の今回は、人形アニメーション映画『ごん GON,THE LITTLE FOX』を完成させたばかりの八代健志監督です。

企画/進行 はNHKの虫キャラクター『ニャッキー』でお馴染みの 伊藤有壱さんです。

テレビの映画コーナーで、1時間の映画作品を座って見てられない若者が増えているそうで、アメリカでは5分、10分の短編製作を考えていると報道されておりました。

まぁー私も、テレビの番組が詰まらないと、ついリモコンの早送りボタンを探してしまいます。若者ばかりを責める気にはなりません。

時間は存在しないそうですが、東映動画時代、『タイムカード』というものが在りました。出社と退社時にカードを差し込み、会社での労働時間を記録する為の機械です。
9:00出社ですと、一秒でも遅れると9:01と赤い印字でカードに記載されます。

あの頃は駅を出ると、撮影所か動画スタジオへ向かうサラリーマンの長い列が出来ました。これが9:00時間近くなると、後ろの列の人々から歩く速度が速くなり、前の列へとでんぱします。
傍で見ていれば面白い光景ですが、タイムカードに9:00と印字されないと遅刻と見做されますから、サラリーマンの皆さんは必至です。

ところが会社の入り口にはタイムカードが二台しかなく、9:00前に会社に到着してもカードに印字する為にまた列が出来ていますから、後ろに並んだサラリーマンは気が気ではありません。
こんな光景が毎日、繰り返されておりました。現在の多くの会社は今も『タイムカード』はありますか?

タイムカードはテレビアニメ制作室へ移って、暫くして私達スタッフから消えました。ノルマをあげてくれれば何時に出社しても良いという理由からですが、もう一つは残業代を支払わなくとも良いことです。
私も経営者であれば、残業代をうかせて内部留保に回しますね。

それからは昼夜逆転した生活になり、長編スタッフ班に戻った後も朝9・00に出社出来ない体になってしまい、会社を辞める事になりました。
それから現在まで私は、時計を持つ生活をしたことがありません。

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