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2019-06

桑原茂夫個人誌『月あかり』

小説家で同人誌に書いておられる方は多いでしょうが、個人誌を出しておられる方はおりますかね。

詩人は谷川さんを除けば、多くの詩人は自費で作品集を出された経験があるのではないでしょうか。売れる売れないと言えば詩人の本は後者ですから・・・・。

でも詩人は、お金持ちが多いです。

外国では、個人誌を出している作家は多いのではないでしょうか。本という形に纏める作業は面白い仕事ではないかと思います。

ゲーテさんも最初の本は自費出版ですよね。

表紙-1

今回の『オトーサン・シリーズ』は戦争体験作家、大岡昇平さんです。

大岡さんで記憶に残っているのは、人肉を食べたのではないかと疑念がわくところと、戦場で敵の弾に当たって死ぬ兵士は少なく、ほとんどが味方の弾に当たって死ぬと発言されたことです。

誤爆が多かったことは、軍隊の訓練がまだ稚拙な段階にあったのか、我が国には徴兵制があったが、広く国民からの徴兵ですから、全国的にバラつきがあったのではないのでしょうか。

YouTubeに、実弾の訓練中にポトッと後ろに手榴弾を落してしまう訓練兵の画像があります。教官が慌てて訓練兵を落ちた手榴弾から遠くへと軍服を引っ張って一緒に走ります。笑ってはいけません。教官も命がけです。

運動神経の発達した若者も居れば鈍い若者も居ます。兵士にばらつきがあるのは、どの国も同じです。

教訓、戦場では、弾は前から飛んでくるものだけでは無く、背後からも飛んでくるもの。

確か大岡さんは、文化勲章を辞退されております。辞退の理由が「敵に捕まった人間が、勲章をもらう資格は無い」と言う事だったと思います。

そのような日本人が居られたのです。戦争は現場でおきていると、何時の時代も変わらない若者の叫びです。

詳しくは桑原さんのホームへ。

JAGDA新人賞展2019

期間 5月28日 火 – 6月29日 土

会場 クリエイションギャラリーG8

チラシ-1

毎年、『Graphic Design in Japan』出品者の中から、今後の活躍が期待される有望なグラフィックデザイナー(39歳以下)に「JAGDA新人賞」を贈っています。

37回目となる今回は、新人賞対象者152名の中から厳正な選考の結果、赤沼夏希・岡崎智弘・小林一毅の3名が選ばれました。3名によるデザインと取り組みをご紹介します。(ホーム紹介文抜粋)

先日、WOWOWで中国の戦闘機乗りの映画を観ました。

80年代のアメリカ映画『愛と青春の旅立ち』と似たような内容ですが、中国の現代ラブロマンスなので興味も手伝い最後まで見てしまいました。

隣国に居座るテロリスト集団をせん滅する話しで、中国軍側にテロリストが潜んでいる設定は複雑です。中国空軍の全面協力で撮影された戦闘機のシーンは、地味ながら手堅く撮れておりました。

パイロットがサングラスをかけておるのですがレンズが大きく、女性パイロットがちょっと残念なパイロットになっておりました。

サングラスは私共が文化使節として中国へ参りました時も、北京空港で皆さんが人民服にサングラスとテクノ・ポップそのままのいで立ちでしたが、中国の方はサングラスが好きなのですかね。

女性パイロットがヘルメットを手に持つ立ち姿は、ハリウッド映画を彷彿させて中々のカットでしたが、『クレイジー・リッチ』のアジア人差別をする白人を、スマートに遣り込める爽快感ほどではありませんでした。

男性パイロットも皆、筋トレの分厚い胸で、資本主義国も社会主義国もモードは同じになっておりました。

中国の現代映画、力を付けてきたようです。

 

 

ロッテ小梅ちゃん灯ろう。

会場 よみうりランド 聖地公園

恒例の『ロッテ小梅ちゃん灯ろう』を拝見しに参りました。

レストランでの特別ディナーを頂きました。

湯葉と出汁のゼリー寄せ他、計五品の前菜です。

オードブル-1

トマトとグリンピースの冷製スープです。

トマトを裏ごしせずに、自然にこされたトマトを使用したスープだそうです。

夏場は冷製スープが美味しいです。これはグリンピースですが空豆も美味しいですよ。

トマト-2

特製デザートは、リリエンベルグのケーキです。

ホタルをイメージしております。

ケーキ-3

『ロッテ小梅ちゃん灯ろう』を拝見しました。

小梅-4

綺麗ですね。

小梅-5

ねぶた祭りの山車です。以前、青森に見に行きました。『跳人』は体力がいります。

ねぶた-6

ロッテさんによみうりランドの皆さん、楽しい夕べとなりました。

記念-6

有難う御座います。

うつくしきゼラチン・シルバー・プリントの世界。

会期 5月13日~6月30日

会場 写大ギャラリー

 

本展示では、写大ギャラリー・コレクションの中からゼラチン・シルバー・プリントの魅力を最大限に感じられる作品をご覧頂きます。

ゼラチン・シルバー・プリントには、他の技法では味わうことができない表面の質感やグラデーションの深みがあります。

今回はプリントのクォリティに着目し、グラデーションの豊かな作品を選んだ結果、国内外の有名写真家の作品が多数含まれることになりました。作品の内容も、風景、静物、人物、建築など多岐に渡ります。(本展解説文抜粋)

チラシ-1

私は小学生の頃、 カメラ屋で見たスライド・フィルムの美しさにひかれ、イチゴの入った木箱をバラシて接写台を作り、母のドイツ製のカメラを置いて、駄菓子屋で売っておりました虫メガネを接写レンズとして使い、描いた絵をスライド・フィルムで撮り、近所の子供達にスライド映写機で見せておりました。

その後、東映動画に入って撮影室を見学すると、子供の頃に作った接写台の大掛かりな撮影台が在り、ビックリしたのを覚えております。

ゼラチンと聞くと、美味しそうで食べたくなりますね。

『井上ひさしの劇列車』

会期 4月27日~6月30日

会場 仙台文学館

井上ひさしの評伝劇をテーマに開催する本展では、展示室を「劇列車」に見立てます。戯曲をイメージした空間で、評伝劇の直筆原稿やプロット、創作メモ、執筆にあたって読み込んだ書籍など、多くの資料を紹介します。

井上さんの評伝劇は、宮澤賢治(「イーハトーボの劇列車」)樋口一葉(「頭痛肩こり樋口一葉」)太宰治(「人間合格」)林芙美子(「太鼓たたいて笛ふいて」)小林多喜二(「組曲虐殺」)等、精緻な資料の読み込みから生まれております。樋口さんの「頭痛肩こり樋口一葉」は、題名だけでも、ユーモアが感じられ観たくなります。

チラシ-1

『ことばの祭典』

日時 6月22日 午前十時

会場 仙台文学館

万緑に包まれた仙台文学館を舞台に、短歌・俳句・川柳の合同吟行会を行います。当日発表する「題」をもとに作品をお作りください。(ホーム紹介文抜粋)

言葉-3

この他にも色々、催し物が御座います。ホームでお探し下さい。

 

グループ展「移ろう民」

期間 6月8日(土)〜6月30日(日

会場 京都場

出品作家は、メキシコからフェルナン ゴンザレス、ラウル ラモス、エリサ マロ、日本からは今道子、大井パベル、はぎのみほ、岡田杏里、矢作隆一の5人の移民をテーマにした展覧会です。

無題

矢作隆一展

期間 6月17日(月)~6月29日(土)

会場 巷房

FUKUSHIMAをテーマとした彫刻、写真、折り船を使ったインスタレーション等で構成しております。

京都場のトークショーには告知が間に合いませんでしたが、矢作さん大忙しですね。

百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術展

期間 03月29日(金)〜06月16日(日)

会場 東京都現代美術館

岸田劉生が活躍した大正時代から現在まで、それぞれの時代の「編み手たち」は、その時々の課題と向き合い、「日本の美術のありよう」をめぐって批評的に制作してきました。(中略)  日本の近現代美術史のなかに点在する重要な作品群を、当館の3フロアの展示室全体を使って総覧することで、百年にわたる歴史の一側面があきらかになるでしょう。(ホームページ本展紹介文より抜粋)

チラシ-1

美術家 柏原えつとむ氏と美術評論家 正木基氏のアーティスト・トークが御座います。

日時   6月9日(日) 14:00 ‒ 15:30(開場13:45)

会場   東京都現代美術館 地下2階 講堂

参加費   無料(先着順)

 

よみうりランド恒例『小梅ちゃんの謎解き灯ろうゲーム』

会期 6月1日~7月1日

会場 よみうりランド 恩賜公園

毎年開かれております『小梅ちゃん灯ろう』です。

img_koume_01

今年の小梅パッケージの俳句が灯ろうになって展示されております。

友達やご家族、恋人と見に行かれては如何でしょうか。

外国の方が浴衣姿でボーイフレンドと見に来ておられます。外国の女性の方々、浴衣を着るのが上手になりましたねー。

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    ロッテのキャンディ『小梅ちゃん』のファンページ。『小梅ちゃん』のプロフィールやパッケージに展開されている『小梅恋物語』などを詳細に掲載しています。
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