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2019-05
久里洋二展
- 2019-05-31 (金)
- お知らせ
会期 5月27日~6月8日
久里さんは70年代テレビ番組『11PM』で、ショート・フィルムのコーナーをお持ちでした。司会者 大橋巨泉さんは久里さんの事を、『麹町のムジナ』と呼んでおりました。
またこの番組で大橋さんと一緒に司会を務めた朝丘雪路さんは、日本画家の伊東深水氏のお嬢様で、大橋さんは胸の大きな朝丘さんの事を「ボインちゃん」と呼んでおりました。大橋さんは愛称の付け方が上手いです。
久里さんもオッパイが四つもある女性を描きますから、大橋さんはオッパイ星人に囲まれて仕事をしていたと言っても良いでしょう。
今の男の子も、オッパイの大きな女の子を描きますよね。オッパイ星人は不滅ですか。
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大竹伸朗 1975–1989展
- 2019-05-27 (月)
- お知らせ
会期 5月25日~6月29日
本展では、1987年に佐賀町エキジビットスペースで開催された「大竹伸朗展 1984-19展を起点とし、70〜80年代後半までに制作された作品を紹介します。
大竹さん元気ですね。こまどり姉妹に、ラップを唄わせたらどうでしょうか。
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エコール・ド・シモン人形展
- 2019-05-24 (金)
- お知らせ
会期 5月18日~26日
会場 六本木ストライプスペース
告知、遅くなってしまいました。シモンさんの人形展です。
シモンさんは今も美しい方ですが、まぁー、若い頃の美しい顔立ちと言ったら、美輪明宏さんに負けておりません。
我が国の球体関節人形の第一人者です。
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大英博物館にて『日本漫画の歴史展』開催。
会期 5月23日~8月26日
会場 大英博物館
もうネットでも話題になっておりますから、ご存知の方も多いでしょう。大英博物館で国外最大規模の日本漫画の歴史展です。
1980年代のフランス、ポンピドゥーセンターでの戦後日本美術展には、漫画、アニメが含まれておりませんでした。でもこの頃から漫画、アニメ、ゲームが広く世界の若者に受け入れられている事実は、外国へ行かれた方なら肌で感じていたのではないでしょうか。
私の知る限りでは、1995年以降に上記のメディアを歴史的に眺める企画が、外国美術館で練られ始めたように思います。鳥獣戯画から北斎漫画をへて現代のピカチュウまで、私のところへも打診が来たことを覚えておりますし、何年前ですかイタリアで、上記のような日本漫画の歴史展が開かれ、作品出展要請がありました。
それ以来だと思いますが、5年程前に英国にお邪魔した時に、英国博物館で日本漫画展を企画しているとニコル学芸員から伺いました。日本漫画家の個展は、世界の表現潮流の波を感じてここ大英博物館でも開かれておりましたが、歴史展となると今回が初めてではないでしょうか。
上の写真は5年程前に英国博物館をお訊ねした時の写真です。『大春画展』は好評に幕を閉じておりました。
日本館の学芸員の皆様と記念撮影です。思い出の平成です。
ニコルさんから聞いて興味を持ちましたのは、明治現代の漫画表現の歴史をどう纏めるのかで、今回の歴史展は大筋、岩波書店から出ている清水薫著『漫画の歴史』を踏襲しながら幅をもつ作品を挟んでいる感じですが、ニコルさんは北沢楽天や岡本太郎氏のお父様の岡本一平からと発言しているので、その論拠が何処に在るのか、大いに興味が湧く発言です。
手元に英国博物館の日本漫画展のカタログが無いので、それ以上の考察が出来ないのが残念ですが、これからも他の国(日本も含めて)の美術館が企画する世界の漫画史展への期待は膨らむし、多くの議論を巻き起こして頂きたいもので、アニメ、ゲーム(映像作品)へと広げて頂くと、平面、立体と進んで来た美術館の役割も、大きく現代表現の現場へと足を踏み入れて豊かな空間になることを願っております。
私にも出品要請を頂きましたが、国内で『1968年展』が巡回して其方に出品しておりまして、私の作品は過去に紛失や抜き取られる事がありまたので、慎重をきして出品をみあわせ、カタログへの記載のみ承諾しました。ニコルさん、御免なさい。
これからイギリスへ行かれる方は、本展を見に行かれると良いと思います。
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唐招提寺 恒例『うちわまき梵網会』
今年も『うちわまき』の季節になりました。
五月十九日、午後三時より『うちわまき』が行われますが、昔のように鼓楼から絵うちわを撒く事は無くなりました。寂しいですね。
以前は鼓楼から著名人が手がけました絵うちわを撒き、善男善女が撒かれたうちわを取る趣向でしたが、怪我をする人が出るとの理由で廃止されました。
前日の『御宿忌』から翌日の四時まで、御本尊にお供えした物と同じ『百味御膳』をいただけるそうですし、茶席でお茶を頂くのも良いと思います。
境内は新緑に包まれ、その中を歩くと血圧が下がるそうですよ。是非、お出かけ下さい。
詳しくは唐招提寺ホームまで。
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菓匠三全『萩の月CF 通年編』
今は大衆大航海時代で、観光に力を入れている国々は多いです。
三全さんの『萩の月』コマーシャル『通年編』も、空港が舞台になっております。
私達、令和生まれの年代がもう世界旅行を終えた世代で、ダイバーですと、世界中の海に潜った方や山に登りスキーをした方、食べ歩きで色々な国の食べ物を味わった方など、居ります。
食べ物は拙著『僕の食物語』で書いてあります様に、日本は和、洋、中華と現代ではグローバルな食卓を囲んできた民族で、これは珍しい民族になるのではないでしょうか。
居ながらにして世界を旅している気分になる不思議な国です。
菓匠三全さんのホームです。
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季刊漫画誌『アックス』恒例「新人賞発表」
この表紙、良いですね。友沢ミミヨさんの立体ですか。子供か大人か判らないキャラが好きですよ。
本文の記事にミミヨさんの作品が載っておりますが、禿げたおじさんの立体ヌードが良いです。出来れば畳二畳の上に敷布団が敷いてあり、シーツが淫らによれて、小さなモミガラ枕が置いてあるとなお、良いです。
この伯父さんのキャラでうつ伏せに腰を高く上げ、もう一人のおじさんが上に重なり合う。二人のおじさんのエロ可愛いオブジェにも挑戦して頂きたいです。
久々に見るキャラ立ちした作家ですね。表紙のキャラやおじさんのキャラで立体アニメ作品も見たいです。平面より立体が良い。
今年は各自、審査委員の推薦が別れ、其々、捨てがたい味があり、今後の活躍が楽しみです。
私の推薦したミロさんは、50歳での作品です。消費税病に罹ったこの国で、将来の不安が増し、郵貯の内部保留金が増すばかりですから、60、70歳と言わず100歳の漫画家が活躍する出版界にしようではありませんか。
審査選考会の後、大金持ちの社長とホテルで会食です。
バブルが弾けた後は多額の借金を背負いましたが、またまた大金持ちになられました。色々な社長さんにお会いし話を伺いました。其々個性的な社長さんですが、今回のSさんも今までの社長さんとは一味違う方で、もっとゆっくりお話を伺いたいと思いました。
青林工藝舎に行く通りに気になる洋食屋さんが在りまして、池袋に在った『ホワイト・ベアー』ほどの格調ある洋食屋さんではありませんが、ここのカレー、パスタ、ハンバーグを食べてみようと思っております。
アックスを手に取りたい方はここ。
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深井克美著『オリオン 深井克美・全画業』
- 2019-05-04 (土)
- お知らせ
昨年から今年のネット引っ越しでゴタゴタしておりまして、深井さんの2月から3月へかけての北海道立近代美術館『深井克美展』の告知が出来ずじまいでしたが、画集を紹介致します。
深井氏が亡くなる数年前に私も近くへ引っ越してきましたので、お会いする機会があったかもしれず、早くに亡くなられたのが残念です。
深井氏の作品を、画集の「はじめに」で松山聖央氏が述べている『ウィーン幻想絵画』を手掛かりに、1970年代絵画のリアリズムをハイパーリアリズム絵画と共に分析することは興味深いが、今の私が別の道を歩んだ者として重なる軌道が見つけられずにいるのだから、安易な分析は私自身の画業の方向性にも影響が及ぶと考えられ、立ち止まる足元深く流れるリアリズム地下水脈の音を聞くだけに止めたい。
松山氏の言葉を借りれば、絵画の一つの様式として、または志を同じくするグループ名としてでも無く、点として存在する幻想画家とは気になる存在であり、現在の幻想の資本主義や幻想の社会主義に繋がっているように思われるのである。
手に取りたい方はここです。
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