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2017-12
恒例『有名人慈善絵馬展』
会場は二ヶ所です。
『報徳二宮神社』
会期 一月一日~七日まで。
稲毛神社の絵馬は『川崎モアーズ』で一月九日~三十一日まで展示されます。
今年は、福島県会津若松市中湯川の青柳さんの『会津中湯川人形 戌』を描きました。
顔の向きが一方向なので、同じ向きとなってしまいました。従って2会場共、同じ絵になりました。
絵馬は入札制により、ご希望の方へと授与されます。来年一年の家内安全として、御飾り下さい。
今年のブログ更新は今回で終わりに致します。
案内を送って頂きながらブログに載せられなかった方々に、今年もお詫び致します。
当ブログへ見えられた方々の来年のご多幸を祈り、筆を置きます。
良いお年を・・・・。
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末井昭著『結婚』発売中。
- 2017-12-26 (火)
- お知らせ
末井さんのお母様は「ダイナマイト自殺」なさっていて、末井さんを見ておりますと、あの母にしてこの子ありと思う時があります。
その末井さんが、結婚生活をしたためました。
私の年代ですと、結婚については吉本隆明さんが考えた「公理」があります。
それによりますと「結婚」とは二人の幻想「対幻想」であり、私一人の「自己幻想」とは逆向きになると言う事です。結婚は「二人にとっては幸せな事」でありますが、「一人、一人にとっては」自由を制限された不自由な身になることです。
吉本さんの『自己』を社会の最小単位に置いたところに、近代社会の新しい枠組み、世界観があるように思います。
が、我々は容姿がタイプだと言う以上に性格が合う相手を選んではいますが、毎日一緒に居ると些細な事でムッとくることがありますし、犬も食わない夫婦喧嘩ですがついつい相手を傷つけたりします。
女性の喧嘩言葉に「あなたは何時もそうなのよ」と、結婚当初から気になっていたパンツの汚れなど、ついつい心の奥に仕舞い込んでいた事を怒りにまかせて「このーハゲー」と言ってしまいます。ずーとそうなのよと言う女の人の口癖って何なのですかね。
売り言葉に買い言葉で、男は「最初っから判っていたなら、何故、結婚したんだ」と開戦の火ぶたを切ってしまいます。
それでも若いうちは妻が「やっ、やめて、触らないで」と言いながらも、イチャイチャ外交へと男は駒を進め、国交を回復しますが、度重なるうちに冷戦状態になります。
フランスの一コマ漫画に、パジャマに喪章つけた男性が、妻が亡くなって熟睡出来たと、ダブルベットから起きて伸びをしている作品があります。
でも、女性も怖いですよー。十代の頃、母が講読していた女性誌の読者投稿記事に、私の夫は仕事能力が無いので今も平社員のままです。そこで我が家は夫の為の夕食を作るのを止めました。能力の無い夫に食べさすご飯は、我が家にはありません。と書いてありました。
子供心に怖いと思いました。60年代にも、家へ帰りたがらない男達と言う男性週刊誌の見出しが目に留まりましたが、今も同じ様な見出しが男性週刊誌に出ております。
嗚呼、結婚。されど結婚。以前読みました自然科学の本に、巣作りは鳥類のメスが子育てにオスを引き込むアイデアとして生まれたと書いてありました。
妊娠しても求愛のサインを他のオスに出す牝ザルのボノボはどんな子育ての戦略を持っているのでしょうか。辞書には、男同士の争いを避ける為と書かれてありますが、どうなのでしょうか。
手に取りたい方はこちらへ。
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矢作さんの折り鶴作品が好評です。
- 2017-12-23 (土)
- お知らせ
今年、11月に来日し、メキシコ・ベラクルス州立大学生に呼びかけ折った千羽鶴を、広島平和記念公園に在る『原爆の子の像』に捧げた矢作さんが、メキシコでも千羽鶴の個展を開き、オープニングに在メキシコ日本大使も列席、大使館ホームに記事が載りました。
大使館ホームに記事が載るのは異例の事らしいです。反響があったのですね。
大使館ホームの記事です。
http://www.mx.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/00_001345.html
個展の記事です。
http://hoyenxalapa.com/miles-de-grullas-de-papel-por-la-paz/
youtubeの矢作さんと鶴を折る子供たちの動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=wkT4rOvMHQ4
来年は私がメキシコへ行って、矢作さんとお会いするかもしれませんね。
イングリットさんが、故郷に在るラーメン屋のラーメンが美味しいと言ってましたね。其処へ食べに行きませう。
個展画像は、メキシコのホームからお借りしました。
先日、仕事で都心へ出て、文壇バー『猫目』へ顔を出しました。
今年は三の酉まであって、三の酉は火事が多いと言われていますが、花園神社のお酉様で買った熊手が見守っておりました。
明日はクリスマス・イブですか。早いもので今年、一年も終わり―でーすねー、逢いたくって恋しくってと吉さんの『雪国』を唄いながら遠ざかる静一です。
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『現代演劇ポスター展』2017
期間 12月21日~2018年1月10日
会場 ヒカリエホールB 渋谷キャストスペース アツコバルーの三会場です。
副題に『演劇の記憶、時代の記憶、デザインの記憶、都市の記憶』とあり、各界の方々が出席、トークショーを開きます。
オープニングパーティーが有りますが、まだ年末のチャリティ作品が仕上がっておりませんので、私は出席を控えさせて頂きます。
詳細ホームはこちらです。
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結城座公演『人情噺 文七元結』
- 2017-12-16 (土)
- お知らせ
日時 12月16日(土)、17日(日) 午後2時開演
会場 武蔵野芸能劇場
日時 12月20日
川本さんと上演が重なっております。孫三郎さん忙しいですね。
上のポスターの孫さん。格好よいです。
先日『雀去冬来』を拝見しました。20代、30代の中国若手表現者のパワーが爆発した舞台でした。
結城座の小さく、舞台に降ろした人形達を、カメラで追いかけ、後ろのスクリーンに大きく見せる。舞台と映像作品のコラボは、あやつり人形の表情がこんなに真に迫るとは思いませんでした。
自分はウサギだと思い、親に精神病だと決めつけられた少女と、老人介護施設に痴呆も精神病も同じだろうと少女を置きざりにする父親や、刑務所に入っていた看護師の若き青年。
現代の似たような状況を映し出して、リアリズムの進化を舞台で展開致します。
楽屋で孫さんと奥様にお会いして、今見た劇の感想に言葉が止まりません。
中国では彼等の作品が上演出来ない現状を悲しく思います。これで中国政府が表現の自由を認めたら、世界一の大国だと、私の第二の故郷として誇りに思うでしょうし、世界に類の無い社会主義国を実現しつつある中国が、資本主義国に代わり未来の人類が住む国であると言えるでしょう。
前ブログの川本さんの師匠、トルンカの作品『手』の様に、同じものを作らされ、疲弊し死んでゆく表現者が生まれない国を作って下さい・・・・。
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『川本喜八郎の世界』
- 2017-12-12 (火)
- お知らせ
日時 12月16日 14時開演
会場 横浜能楽堂
日本におけるチェコ文化年2017関連事業として、人形アニメーション「火宅」を上映すると共に、その題材となった能「求塚」を名手・浅見真州の出演で上演します。またチェコを代表するアルファ劇団が来日。トルンカが製作した人形を遣い、彼のアニメーションの一部を交えた新作「トルンカのサーカス」を初演します。
生前、川本さんは、家においてある人形にカビが生えない。あの土地には不思議な力があると話されておりました。川本さんが言う様に、その土地、土地には何かがあると思いますよ。
チェコの人形劇団が公演するのですね。これは見ないといけません。
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ザ・ベスト『NHK みんなのうた』発売。
私のアニメの師匠である月岡さんの『北風小僧の寒太郎』は、作曲が福田さんで、作曲が思う様にいかない時は、サーキット場へ行ってレーシングカーをぶっ飛ばす、とても御淑やかなお姉さまです。
『赤鬼と青鬼のタンゴ』は彦根さんで、明治の『カールおじさん』の生みの親です。
まだ年間50億の売り上げがある『明治のカール』を地域限定発売にする明治は凄いですね。生産ラインの問題ですかね。
河合奈保子さんが唄った『雨のてん・てん』ですが、雨上がりのアジサイの葉に雫が残っているカットで、スポイトで水を一滴、落せば、雫は出来ると考えておりましたが、考えが甘かったです。セルの防水効果は思ったよりも低く、水が球になりません。
そこで撮影を止め、NHKを抜け出し渋谷東急ハンズに、雫の素材を探しに行った思い出があります。
あの頃までは『みんなのうた』の撮影は七階の特撮室で撮影をしておりました。撮影室には2、3人の作家が撮影しており、各作家の作品を完成前に見ることが出来ました。
七十年代の頃は、イタリアの切り紙アニメ作家も、『みんなのうた』の作品を特撮室で制作しており、奥さんはニューヨークで仕事をしていて、東南アジアで合流して夏休みを楽しむと語っておりました。特撮室は国際色豊かな場でもありました。
手に取りたい方はこちらです。12月14日に入荷だそうです。
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『四季の七色 林静一と12人の俳句』出版。
俳句雑誌『俳句四季』に連載しました画文が、絵はがきになりました。
俳人は金子兜太氏他11名の、俳句界で活躍されている著名作家の方々です。
葉書になっておりますから、親しい方や日頃の非礼を詫び、旧交を温めあう便りとしてお使い頂ければ嬉しく思います。
一月などは年賀としてもお使い頂けますね。
ヤシの木が描かれた絵は、キューバの女性達に人気がありました。
連載時の絵に添えられた文章も付いております。
お求めは『東京四季出版』ホームまで。
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