Home > Archives > 2013-07

2013-07

HARVEY賞ノミネート作品発表

米国、二大漫画賞の一つHARVEY賞のノミネート作品が発表されました。

カテゴリー「BEST AMERICAN EDITION of FOREIGN MATERIAL」に、NAOKI URASAWAの名が在ります。

マーク-1

20TH CENTURY BOYSでのノミネートですが、受賞発表と同じですから、浦沢さん受賞です。
浦沢さんの所へも同じメールが届いているはずですから、突然のメールに、何だこのメールはと、驚いているでしょう。
私も以前、英語版『赤色エレジー』を発売した時、HARVEY賞の「最優秀外国作品賞」を頂きました。
メールに、何処に隠れていても、HARVEY賞のスタッフは探し出すとありましたが、別に隠れているわけではありません。極東の島国に住んで居るだけです。

それに日本列島は、日本海側が削れ、アメリカへと近づいているそうです。その内、フロリダ半島のように、アメリカにくっ付くかもしれません。その時は、宜しくね。
キモサベ、嘘つかない、です。

オフィス300 音楽劇 『あかい壁の家』

東京公演 8月1日~11日

会場 本多劇場

チラシ-1

黄色の丸で囲ってありますのが、客演の緑魔子さんです。
魔子さんとは、60年代、毎日グラフでお仕事を致しました。
当時、魔子さんは、東映の『二匹の牝犬シリーズ』を降りられ、フリーになられたところを、ボディ・ペインティングのお仕事を依頼しました。
毎日新聞社本社でお待ちしていると、真っ赤なスポーツ・カーに乗られ、若いイケメンの付き人と現われました。
カッコ良かったですね。その場で承諾を得て、赤坂のホテルで、魔子さんの肌に蝶を描かせて頂きました。勿論、オール・ヌード、言葉を変えれば、一糸まとわずの体に描かせて貰いました。
石橋蓮司さん、魔子さんの裸を見、触っちゃいました。

70年に、横尾忠則さんが、レコード・ジャケット用に、10人程の女性の体に絵を描きました。下地にファウンデーションを使ったのか、肌への色のノリが良かったです。
今、各都市で、100人程の男女が裸になるパフォーマンスを演出するアーティストがおりますが、この裸になる人々全員に絵を描きたいですね。メイクは顔だけではないのですよ。

緑魔子という役者は、特殊な役者だと私は思っております。どの様な役をもらっても、「私」しか演じない。戦後、劇画と同じく、力を付けてきた少女漫画に似ていると思いました。

自決した三島が、少女漫画の収集家であったことは、つとに有名ですが、これは何かあると、今も手放さない問いとなっております。
彼女に一人芝居の戯曲をプレゼントしたい。少女漫画的な主人公までは、アイデアが浮かんでおりますが。

『コンテンポラリーアニメーション入門』

日時 7月27日 pn3:00

会場 東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎

チラシ-1

ルース・リングフォード氏による講演と、作品上映があります。
日本はセル・アニメの量産国ですが、世界では、色々な素材、技法で製作されたアニメ作品があります。
それらの作品を観て、刺激を受けられたらどうでしょうか。

詳細はこちらから。

 

天才か怪物か『寺山修司』

没後30周年ですから、テラヤマ本が多く出されておりますが、オーソドックスなレイアウトで格調ある平凡社の『寺山修司』本です。

表紙-1

銀座のソニー・ビルが完成した時、このビルで、寺山修司、唐十郎、なかにし礼の3作家の原作による、紙芝居興行が行われました。
私は寺山さんの原作に絵を付けました。
公演初日、完成したばかりのソニー・ビルに参りますと、若者たちが、会場の階から一階まで、長い列を作り、開演を待ちわびておりました。
楽屋で初めて、唐十郎さんにお会いしました。若い人には、唐さんと言うよりは、俳優、大鶴義丹のお父様と言った方が、通りが良いかもしれません。

私のポスター作品『邪宗門』が載っております。
短歌から現代詩までの孤独な個人思索から、多くの若者を巻き込んで、演劇、映画と時代の先端を走った寺山さんは、天才でしょう。
天才と、仕事をご一緒出来たことを、今は誇りに思っておりますし、表現の先端を走る爽快感を、この時代に身を持って知りました。

『邪宗門』、万有引力30周年記念で、公演します。
チケットの購入はこちら

万有引力30周年記念公演『邪宗門』

期間 7月24日~28日

会場 座・高円寺

チラシ- 1

寺山修司没後30周年、万有引力30周年記念公演です。
寺山さんとは60年代に出会い、映画、演劇のお手伝いを致しました。

公演の詳細、チケットの申し込みはこちらから。
28日のチケットは完売しております。予約はお早めに。

企画展『引揚げ漫画原画展』

会期 7月17日~9月23日

会場 平和祈念展示資料館

 

森田拳次さんのトークイベントがあります。

チラシ-1

夏の特別イベント『わたしが語り継ぐために』

会期 7月20日~8月24日
会場 平和祈念展示資料館

井上こみちさんと神津良子さんの対談があります。

チラシ-2

『アイララ』45周年

新宿2丁目に在ります『アイララ』。45周年を迎えました。

あるパーティーの席上、スピーチに立った銀行頭取が、バーの寿命は1年半と述べておりましたが、『アイララ』45年です。おめでとう御座います。

看板-1

店内はご覧のように落ち着いた雰囲気で、踊ることも出来ます。
開店当時、著名な作家に赤塚不二夫さんなどの漫画家、昼のワイドショーの司会者、編集者等々でごった返しており、新宿の『ジュリアナ東京』と呼ばれておりました。

店内-2

私の隣が初代マリコママを引き継ぎました、お嬢様のママです。
ご覧のように美しい女性達がお待ちです。
お蔭で今夜も、私はビショ、ビショです。(美女、美女にかけた、老人ギャグ。)

人物-3

『アイララ』を出て、作家、坪内祐三先生の御用達寿司屋『吉野寿司』へ入りました。
画像は、タコ炙り焼きを頼み、マヨネーズが余ってしまい、マヨネーズで食べる物を注文したら、エビ巻きのキュウリが出て参りました。
板さんの一言、「旦那、マヨネーズとくれば、エビマヨでしょ」だって。
御後が宜しいようで・・・。新宿の夜は明けて行きます。

エビ-4

文化庁『メディア芸術祭』作品募集です。

応募期間 7月17日~9月12日

受賞発表は12月上旬。

授賞式は来年2月4日、作品の展示は5日から、国立新美術館で公開されます。

チラシ-1

アニメ部門に大井、杉井の両氏。エンタ部門に宇川氏。漫画部門にみなもと氏などが、審査委員として名を連ねております。
誰でも応募出来ます。応募詳細は、公式ウェッブサイトで。

Home > Archives > 2013-07

Search
関連リンク
  • ロッテ 小梅だより
    ロッテのキャンディ『小梅ちゃん』のファンページ。『小梅ちゃん』のプロフィールやパッケージに展開されている『小梅恋物語』などを詳細に掲載しています。
  • 名匠雑貨店
    叙情画の匠が贈る雑貨店
  • 日本アニメーション協会
    林静一が所属する日本アニメーション協会のホームページ。
  • 林静一オフィシャルサイト
    オフィシャルサイトはこちら。
  • 菓匠三全
    林 静一が包装等をデザインする、仙台銘菓『萩の月』の三全のホームページ。
  • 青林工藝舎 アックス
    林 静一が南伸房、水木しげるらと審査員を務める 青林工藝舎「ax(アックス)」のページ。
Feeds
Meta

Return to page top