- 2013-07-27 (土) 13:00
- お知らせ
東京公演 8月1日~11日
会場 本多劇場
黄色の丸で囲ってありますのが、客演の緑魔子さんです。
魔子さんとは、60年代、毎日グラフでお仕事を致しました。
当時、魔子さんは、東映の『二匹の牝犬シリーズ』を降りられ、フリーになられたところを、ボディ・ペインティングのお仕事を依頼しました。
毎日新聞社本社でお待ちしていると、真っ赤なスポーツ・カーに乗られ、若いイケメンの付き人と現われました。
カッコ良かったですね。その場で承諾を得て、赤坂のホテルで、魔子さんの肌に蝶を描かせて頂きました。勿論、オール・ヌード、言葉を変えれば、一糸まとわずの体に描かせて貰いました。
石橋蓮司さん、魔子さんの裸を見、触っちゃいました。
70年に、横尾忠則さんが、レコード・ジャケット用に、10人程の女性の体に絵を描きました。下地にファウンデーションを使ったのか、肌への色のノリが良かったです。
今、各都市で、100人程の男女が裸になるパフォーマンスを演出するアーティストがおりますが、この裸になる人々全員に絵を描きたいですね。メイクは顔だけではないのですよ。
緑魔子という役者は、特殊な役者だと私は思っております。どの様な役をもらっても、「私」しか演じない。戦後、劇画と同じく、力を付けてきた少女漫画に似ていると思いました。
自決した三島が、少女漫画の収集家であったことは、つとに有名ですが、これは何かあると、今も手放さない問いとなっております。
彼女に一人芝居の戯曲をプレゼントしたい。少女漫画的な主人公までは、アイデアが浮かんでおりますが。
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