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展覧会 Archive
唐招提寺恒例『中興忌梵網会(通称うちわまき法会)』中止のお知らせ。
毎年、うちわ絵を奉納しておりますが、今年はコロナ・ウイルスが流行りましたので、どうなるのか心配しておりましたが、中止の案内が唐招提寺より参りました。
来る5月19日に行われる恒例の「うちわまき」を、今年は中止するとの事です。
それで奉納うちわ画は描かなくとも良いのか、また悶々としておりましたが、僧侶と職員で梵網会をとり行うと書いてありましたので、やはりうちわ絵は必要だろうと、皆様のお手元には届きませんが、絵は御送り致しました。
コロナで騒がしい毎日ですが、この中を電車に乗って通勤していらっしゃるサラリーマンの方々は凄いですね。
ニューヨークでも通勤電車の映像が流れましたけれど、日本のサラリーマンの方々も負けておりません。
大手企業の人事部から保菌者発見なんて聞きません。コロナに罹るサラリーマンは居ないのですか。
また、昼飯はどうされているのですか。アメリカの官庁街は昼時になるとキッチンカーがズラズラ並んでいて、美味しい料理などを提供していますが、日本のサラリーマンの方々はどうされているのですか。社員食堂で社員がゴチャゴチャ集まって食べていないのですか。
テレビ局の食堂では、タレントも含めマネージャーや構成作家に下請け企業の技術者やアナウンサーなどなどが、これもゴチャゴチャ集まって一番人気のカレー定食などを食べていませんか。備え付けのテレビからアナウンサーが外出自粛の呼びかけを行っていますが、国会でも議員や役人が集まってゴチャゴチャ働いております。一体、誰に向けて外出自粛を要請しているのでしょうか。外出を控えているのは、学校が休校になった学生に専業主婦、年金生活者だけではないかと思ってしまいます。
一体、どんな人がコロナに罹っているのだろうか。数字だけでは顔が見えず判らないのだ。コロナ流行下の都市賃金労働者、サラリーマンの自粛生態を密着ドキュメントで見たいものです。
韓国はコロナ流行から脱して、コロナ検査キットを各国に売り出しているそうです。素早いです。
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『映画ポスターの革命』
期間 4月25日~6月14日
会場 鎌倉市川喜多映画記念館
送られて来たチラシに4月1日よりとなっておりましたが、コロナウイルスの流行により、ホームには4月25日に展覧会開催となっておりました。早々と告知してしまいました。
副題に『ATG(アート・シアター・ギルド)の挑戦』とあります。
この時代、映画界にとって、敗戦後の娯楽の王座をテレビの出現で奪われる過渡期であったと思いますし、また映画界は、減り続ける観客を前に新しい映画を模索する時代であったと思います。
そこに出現したのが、アート・シアター・ギルドであり、フランスで起こった映画の新しい波『ヌーベルバーグ』を紹介する意味も、我が国の大手映画会社では出来ない映画を製作、公開する場を作る意味があったのだろう。
このメディアの変革期に、学生運動や手塚氏の『鉄腕アトム』テレビ放映や子供漫画から『劇画』の誕生、久里洋二氏のアートアニメの登場を含めると大変、目まぐるしく変化する時代であった事が若い方にもお判りいただけるのではないかと思います。
また、写真と言えばスチール写真であった時代から、家庭でも楽しめる家族の動く記録写真とも言える小型映画、八ミリ映写機が普及したのも見逃せない時代であり、この流れが現在のコンピューター時代へと繋がり『スマホ』で撮影された極私的な出来事を『YouTube』等で皆が楽しむ時代へと繋がっております。
アート・シアター・ギルドの公開作品のポスターを概観すれば、従来の五社大手映画会社のポスターは、スターの写真を使用しておりますが、ギルドのポスターは画家やデザイナーを起用したところに特色があります。
それ以前にハリウッド映画に於いても、フランク・シナトラ主演の『黄金の腕』や『ウエスト・サイド・ストーリー』の冒頭導入部シーンなどにグラフックデザインが使用されております。
この展覧会に私の制作したポスターも展示されております
1971年製作、実相寺昭雄監督の『曼陀羅』です。展示されているのはカタログの表紙になった作品で、もう一つ描いた、田村亮さんが女性の乳首に吸い付いているポスターが、何処にも収蔵されておらず、当時、外国の映画祭でこのポスターをロビーに襖貼りで並べたとプロデューサーの葛井さんから報告を受けたことを記憶していますから、このポスターだけ人気が高く、多くの人が求めて無くなってしまったのではないかと思います。
まだこの時代、ポスターは宣伝物と見做され、現在の様にポスターを売るという事は無かったように思います。現在も駅張りの広告宣伝用は販売物とはみなしていないと思います。
映画が娯楽の王座をテレビにとって変わられる時代に、『映画とは何だったのか』と自ら問い、模索した時代の作品群です。
それ故に哲学的で、今の私達に響くものがあり、『ミーゼネレーション』時代の現在に通用する作品になっております。
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広島国際アニメーションフェスティバル、作品受付締め切り迫る。
今年8月20日~24日に開かれる『広島国際アニメーションフェスティバル』の公募受付締切日が迫って来ました。出品、制作中の作家はお急ぎ下さい。
毎回、世界各国から応募があり、米国アカデミー賞にノミネートされておりますし、受賞して、レッド・カーペットを歩いた日本作家もおります。
授賞式の後、二次会が在るそうですが、ディカプリオさんがふんどし姿で『安来節』を踊るような、くだけた余興は無い二次会だそうです。
毎回、200作品の応募があります韓国のアニメ作家の皆さん。200作品も応募しているのに賞が取れないと嘆かないで下さい。欧米の作家はもっと応募して来ますよ。コロナにめげず応募して下さい。
南米はメキシコが注目されましたが、他の国のアニメ作家も宜しくお願いします。
支倉常長遣欧使節400周年記念個展で参り、講演をしましたキューバの国立『イカイック』のアニメ部門の皆さん。一番前の席で音楽家の女性とイチャイチャしていた貴方も、応募して下さいよ。
スタッフ一同、世界が驚く作品をお待ちしております。
上のポスターは、2016年に開催された時のポスターです。
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1960-70年代のポスター ―アングラ演劇を中心に―
会期 1月7日(火曜)~2月23日(日曜)
会場 刈谷市美術館
当時隆盛した天井棧敷や状況劇場などアングラ演劇を中心に、舞踏、美術、漫画、音楽関連のポスター群を展示。
新進気鋭のデザイナー、イラストレーター、美術家らの強烈な個性とともに、激動した時代の熱気を当館コレクションで振り返ります。(ホーム紹介文から抜粋)
上記の企画展解説文を読めば、個性的な画家が個々の表現で花開いた時代であった事がお判りだろう。
これほど多様な作家群が出現したのはこの時代ならではで、その行く末も作家ごとに個性的であったと思う。
刈谷市美術館がコレクションした作品群は、名古屋に生まれた宇野 亜喜良氏が居たからで、何時もお若く歳を取らない、今も現役で描き続ける宇野さんについ、いくつになったのですかと声を荒げてしまう私ですが、この作品群は宇野さんの容姿に似て、あの時代が画家によって刻印された、日本の青春であったと思えてならない。
坪内祐三さんが亡くなった。飲み屋でお会いする事が多かったが、私などにも気をとめて頂き、『東京人』時代に私の仕事場へ評論家の文章の確認を求めて来た事もあり、その仕事の的確さに舌を巻いた。
この人は違う、そんな確信を私は持っていたから、これから力士のお御練があるけど一緒に行かないかと誘われた時は、こんな私をさそってくれるとはと、男同士なのに胸の高鳴りをおぼえてしまった。
日本の文化にとって大切な人が亡くなってしまった。ご冥福をお祈り致します。
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奥村浩之彫刻展 「Ciclo / Cycle」
期間 1月14日(火)~2月1日(土)
会場 ギャルリー東京ユマニテ
奥村さんは、1989年にメキシコへ渡り、以来30年間メキシコで作家活動を続けています。
メキシコ各地の美術館で個展を開催、パブリックアートも数多く手がけています。
近年ではニューヨークでも個展を開催し、2020年にはフロリダの森上美術館を皮切りに米国内を巡回する展覧会に出品予定です。(ホーム紹介文抜粋に加筆)
奥村さんからの年賀です。有難う御座います。
木版ですか、石版ですかね。気に入っております。
奥村さんには『支倉常長遣欧使節団400周年記念、キューバ・メキシコ巡回個展』でお世話になりました。
実はまだ、この時の画像が『フリーダ・カーロ美術館』の途中で、メキシコ個展の画像が終わってないのです。
中途半端は良くありませんね。ブログ更新に空きが出来ましたら、再開致します。
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恒例 『有名人慈善絵馬展』
期間 2020年一月元旦~7日
その後絵馬は、川崎モアーズで1月9日~1月31日まで展示の予定です。
今年は如何、お過ごしでしたか。
私も色々ありましたし、来年も色々、予定があります。
来年は令和二年、令和生まれの私は二チャイになります。まだオムツが取れておりまチェンが、よろチクお願いいたちまチュ。
絵馬をご購入された方には、来年の家内安全のお守りとして、御飾り下さい。
では、ホームを訪れた方々の来年のご多幸を願いつつ、筆を置きます。
良いお正月をお迎え下さい・・・・。
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青林工藝舎総会。
近くの小料理屋が店を閉める事になり、子供達、孫と会食する事にしました。
美味しい魚料理が食べられる店でしたので、残念です。
私は数の子が大好きで、正月料理で用意した数の子も、三が日を過ぎる前に食べ尽くしておりました。
もう、口の中に無いと思っていたら、数粒が見つかり、愛おしそうに噛むのがまた、数の子の楽しみです。
寿司屋でも数の子を頼みます。
青林工藝舎の総会です。
資産家の社長が融資を申し出て、新たな船出です。アートのディズニーランド化か、資産家の次の一手を楽しみにしております。
人間は過去を振り返り、未来を見つめる動物です。リーダーたる者、未来を像として見せることが出来ないと、リーダーとは言えません。
その未来が明るいか暗いかは、問題ではありません。今、そこに在る危機でも、行動、アクションがとれます。ぼんやりして老眼鏡をかけても見えないのが駄目なのです。
前回の一株株主も落ち着いてインド料理を食べております。決算報告書、委任状が舞い飛ぶ昨年の総会とは違います。
手前の赤丸で囲んだ「チャパティー」ですか、細かく砕いて他の食材と混ぜ、手で纏めて食べる食紀行番組を見ていたので、そのように食べたいのですが他の食材も見つからず、またカレーも無く残念でした。
新宿の文壇バー『猫目』で食後のお酒を頂きます。
G7でも、これが地球のおもだった国の首相と言われないと、宇宙人には判らないかも知れません、ましてこの三人、どの業界か、判る人は居るのですかね。
金平ニュースキャスター、美術評論家の山下さんを困らせております。
たまたま撮った写真が、この様な画像で、よくありますよね、問題を起こした政治家や芸能人の写真は困った顔のをマスコミは載せます。
それにしても金平さん、何処へ行っていたのでしょうか、肌が真っ黒です。
『猫目』に新しく入ったお嬢さんです。肌がピチピチです。このピチピチに賞味期限が在ること、見た目の大切さに気付かないのが若者です。意地悪爺さんになりました。フッフツフツ・・・。
今夜の『猫目』は満席で、胸騒ぎの夜は更けてゆきます。
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版画に見る昭和時代 1
期間 8月15日~25日
会場 上野の森美術館
美術館が所蔵している作品展で、私の作品も展示されております。
1970年の制作ですから、私が25歳の時の作品です。版画はコロタイプです。
長い間、この作品は大阪万博記念に企業が企画したものとばかり思っておりましたが、「ディスカバージャパン」キャンペーン企画『人間と文明』であったと、20年ほど前に知りました。新聞一面の上段に世界の識者の論文、下段に絵画が入った広告です。
後日、それらの絵画を版画にしてまとめ、非売品として企業の関係者に贈呈されました。他の作家は宮本三郎さん他十名ほどの画家で、全ての画家の版画が違う版画手法となっている、凝った造りの版画集です。企業主は『富士ゼロックス』です。
非売品ですからお持ちの方と出会う事はめったにありませんが、一度だけ、「私、版画集を持っております。」と言葉をかけられた方が居られました。
お近くを通られましたら、足をお運び下さい。
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